失敗と恐れの心理学:私たちは何を恐れているのか?
■失敗が怖くて動けないとき
ある高校生は、落ちる可能性のある受験はしないという。願書を出せば合格という学校しか受けたくないと、その生徒は言う。この生徒は何を恐れているのだろう。受験に落ちることだろうか。
受験して落ちるのも、受験しないで合格しないのも、どちらも同じではないか。この生徒は何を恐れているのだろう。受験料が無駄になることだろうか。時間がむだになることだろうか。いや、そんなことを恐れているのではない。
すてきな異性に出会って、仲良くなりたいと切望しながら、何もしないときもある。私たちは何を恐れているのだろう。告白して断られれば交際できない。でも、何も言わなくても交際できない。どちらも同じなのに。
私たちは、成功を願っているのに、しばしば動けなくなる。実は、私たちは失敗自体を恐れているのではない。では、どうしたら良いのだろう。
■私たちが恐れていること
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