宮城県 節分にかけて2日で2か月分の気温変化 雪崩に注意を
あさって2月3日(日)は節分、その翌日の2月4日(月)は二十四節気の立春です。節分は「季節の分かれ目」と書く通り、暦の上では冬と春の分かれ目ですが、宮城では本来はまだまだ寒さが続く時季です。
ところが今年の宮城県は、本当に冬の気温から春の気温になっていきそうです。
きょう2月1日(金)は強い寒気が流れ込んで寒くなりましたが、今回の寒気はすぐに抜けていきます。
3日の節分から4日の立春にかけては、この寒気が抜けた所に南からの暖かい空気が流れ込んでくるため、気温が日に日に高くなっていきます。
最高気温は、きょうは2℃前後と1月下旬並みだったものが、節分は3月下旬並みの12℃前後=2日間で2か月分の気温変化をすることになりそうです。
そしてこの暖かい空気と、大陸にある冷たい空気がぶつかり合うことで、3日は低気圧が発生します。
この低気圧によって3日の夜から4日にかけては天気の崩れる所がありそうです。しかも気温が高いため、降るものは山沿いでも雪ではなく雨の可能性が高くなっています。雪が多く積もっている地域では雪崩にご注意ください。
さらにこの暖かい空気と、この時季本来の冷たい空気が激しくせめぎ合うため、来週にかけては気温のアップダウンが大きくなります。体に堪える気温変化が続きそうですので、体調管理にもご注意ください。