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独身アラフォー女性が結婚しない理由は男女雇用機会均等法にある?! 働く女性がすべきこととは

村上れ以子成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者

40代以下から未婚率が2桁

婚活を考える多くの方の相談をお受けしていますが、私のところにいらっしゃる7割近くがアラフォー女性です。

(アラフォーを30代後半から40代と仮定)

実際、結婚していないアラフォー女性が激増しています。

表を見てもわかります。

画像

平成22年、50-54歳の未婚率8.7%に対し、45-49歳では12.6%です。

今の45-49歳より若い世代で、未婚率が2桁と高くなっています。

もしかして「男女雇用機会均等法が原因?!

どうしてだろう・・・

私は以前から、こう考えていました。

「男女雇用機会均等法が、女性の未婚率上昇の大きな原因の1つなのではないか?」

女性が男性と同じように社会で働くことが当たり前になったのは、昭和61年の男女雇用機会均等法施行から。

浪人や留年をせずに大学を出て就職したとするなら、昭和39年生まれの方の就職活動からです。

「総合職で男性と同じ仕事をする」という選択肢が女性に与えられ、男女の働き方、仕事に対する価値観がガラッと変わったように思います。

昭和39年生まれというと、現在多くの方が48歳(国勢調査の平成22年は46歳が多かったでしょうか)。

10年前は38歳(国勢調査時は36歳)。

10年前の平成12年は、40-44歳の未婚率が8.6%、35-39歳が13.9%。

確かに、35-39歳より若い世代の未婚率から2桁になっています。

女性の“当たり前”が、「寿退社」から「仕事を続ける」に変わった

あくまでも、私が考えたことで、これで検証できたわけではありません。

また、私は男女雇用機会均等法を否定しているわけではありません。

(自分自身、仕事することは大好きですので)

ただ、以前は当たり前だった

「結婚したら退社」「子どもができたら退社」「会社で配偶者をみつける」

といった概念が、今の働く女性の気持ちの中で、ほぼ皆無になってきているように思うのです。

そんな時代の流れの中で、

「仕事に没頭していて、気づいたらアラフォーだった」

という女性は多いです。

仕事を覚えるのに一生懸命だった20代、仕事が面白くなってきた30代、周囲に認められるなど油が乗った40代・・・

優秀な女性も多いだけに、仕事上で能力がいかされれば、仕事に割く時間が多くなります。

恋愛する時間がなかったり、会社の中で恋愛相手をみつける概念や土壌すらなくなってきていては、恋愛や結婚ができるわけがありません。

私自身、スポーツ新聞の記者だった時代には仕事が面白く、恋愛や結婚は後回しでいいという考え方でしたので、40代以下の皆さんの状況がよくわかります。

気づいた人から婚活をはじめている

概念が変わった今、働く女性は、仕事と並行して、自らの結婚相手を探す活動をする必要が出てきたわけです。

それにいちはやく気づいた女性から、婚活を積極的に始めています。

20代からでも決して早くはありませんよ。

仕事と同時に、プライベート上での幸せな将来を考えるのに、早すぎることはありません。

成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者

キャリア5年で成婚数、成婚率とも東日本1位仲人士に。17年間のスポーツ担当記者時代に取材した国内外トップスポーツ選手・コーチの必勝ノウハウを婚活にいかし、難しいといわれる30代・40代・50代の中高年と親の婚活で、通常の8倍の割合で会員を成婚に導く。慶應義塾大法学部政治学科卒業。既婚、二児の母で、趣味は子どものスポーツ応援。

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