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トラブルを起こす小学生に効果的だった!教師が実践した子どもが自己コントロールできる方法3選

ナナホシ教育/子育て/学校

「また問題を起こして...」と、お子さんの行動にイライラしてしまうママも多いのではないでしょうか。トラブルを繰り返す子どもは、自分自身も困っていることが多いのです。今回はトラブルを起こしやすい子供の共通点と対処方法を解説します。

トラブルを起こす子の傾向

トラブルを起こしやすい子どもには、感情のコントロールが苦手で、衝動的に行動してしまうことが多いです。また、自分の気持ちをうまく表現できず、ストレスがたまりやすい傾向にあります。それでは、こういった子供へはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。

1. エネルギーの発散先を創造的に設定する

活動的な子どもには、そのエネルギーを建設的に発散できる場を提供します。例えば、学校や地域のイベントの企画係になってもらうなど、その行動力を活かせる役割を与えます。これにより、トラブルではなく、前向きな行動にエネルギーを向けられます。

効果的な声かけ例

「運動会の新しい競技を考えてみない?君のアイデアで楽しい競技ができそうだね」

NGな声かけ例

「そんなに元気なら、静かに座って勉強でもしなさい」

2. クールダウンの方法を教える

怒りや興奮を感じたときのクールダウン方法を教えましょう。深呼吸、数を数える、好きな場所に移動するなど、子どもに合った方法を見つけます。これにより、感情が高ぶる前に自分をコントロールする力が身につきます。

効果的な声かけ例

「イライラしたときは、一緒に深呼吸してみよう。10数えるのもいいね」

NGな声かけ例

「また暴れたの?静かにしなさい!」

3. 「ルール作り」に参加してもらう

ルールを守るのが苦手な子どもには、逆にルール作りに参加してもらいます。家庭や学級のルールを一緒に考え、決定プロセスに関わることで、ルールの意味を理解し、自主的に守ろうとする意識が芽生えます。

効果的な声かけ例

「みんなが気持ちよく過ごせるルール、一緒に考えてくれる?君のアイデアを聞かせて」

NGな声かけ例

「何度言ったらわかるの?ルールはルールでしょ」

まとめ

トラブルを起こしやすい子どもには、エネルギーを建設的に発散できる場の提供、クールダウン方法の習得、ルール作りへの参加が効果的です。叱責するのではなく、子どもの気持ちに寄り添い、一緒に解決策を見つけていくことが大切です。

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