【鎌倉市】懐かしいのに新しい。ふわふわ食感と豊富なフレーバーが魅力のあげぱん専門店がオープン!
あげぱんといえば、給食で食べたあの味を思い出すのではないでしょうか。献立に出る日は楽しみで、余るとジャンケンで取り合いになるほど人気メニューだった記憶があります。
そのあげぱんが更に進化し、驚くほどの柔らかさと今までにないラインナップに新たな発見がありました。今回は「雪の下あげぱん」をご紹介します。
雪ノ下あげぱんとは
鎌倉駅から徒歩約5分、小町通りから行くと、まめやさんを右に曲がった通りにあります。
この通りはチュロスやわらび餅、パイやドーナツなど、スイーツ好きを魅了するお店が並んでいますね。
その中でも一際目を引く、明るくて落ち着いた色調のビルに新しいお店ができていました。
伺うと、今年の3月3日に開店されたとのこと。そういえば、あげぱんって子どもの頃は大好きでよく食べたのに、大人になってから食べていないかも…と思い至ります。POPメニュー見ると、フレーバーの種類もいろいろあって楽しめそう。
ガラス張りの店内は天井も高く、コンパクトながらも開放的に感じます。木目を基調とした清潔感のあるスマートな空間です。イートインも揃え、お店のカウンターと外の椅子は各6脚ずつ。外の椅子も屋根があるので雨の日でも安心して利用できます。
そもそも、給食のあげぱんは、欠席した児童の家にパンを届けるためパンを揚げて砂糖をまぶしたという、給食員さんの優しさによってできたものだそうです。
大量に余ったパンを廃棄せず、お家で美味しく食べてもらうために考え出された、思いやりのある食品ロス対策ですね。
確かに、昔のコッペパンは時間が経つとパサパサに硬くなりました。持って帰ろうと机の中にしまったのを忘れ、机の奥からカチカチになった姿で出てきた…という経験があります。
揚げたてふわふわをかぶりつく!
ひとつ280円から購入でき、リーズナブルに楽しめるのも魅力です。定番のきなこからミルクティーやミルクコーヒーまで、今まで食べたことがないフレーバーに嬉しい戸惑いを感じます。
【あげぱんメニュー】
さとう(¥280)/きなこ(¥300)/シナモン(¥300)/ココア(¥330)/ミルクコーヒー(¥330)/抹茶(¥330)/ミルクティー(¥330)
【トッピングあげぱんメニュー】
さとうチョコ(¥330)/きなこ黒みつ(¥350)/シナモンはちみつ(¥350)/コーヒーチョコ(¥380)/ミルクティーチョコ(¥380)/抹茶黒みつ(¥380)/
これだけではありません。好きなあげぱんに+50円でトッピング(チョコ・黒みつ・はちみつ)ができるので、自分好みのカスタマイズが楽しめるのが嬉しいですね。
まずは定番のきなこから。オーダー後に油で揚げて、アツアツを提供してくれます。ふわっふわでモチモチの食感、想像以上に柔らかく、給食で食べていたあげぱんを遥かに超えています。これまで抱いていたイメージがアップデートされました。
きなこの香ばしい風味と甘さが口の中に広がり、揚げているのに油っぽさを感じません。
ここはフォークで上品にいただくよりも、手や口の周りの汚れを気にせず豪快に頬張るのが正解、ではないでしょうか。
トッピングメニューはシロップが溶けてしまうので、すぐに食べるのがおすすめだそうです。
コッペパンを揚げて砂糖をかけるだけでも格段に美味しくなるのに、更にトッピングされたチョコがじんわりと溶けていきます。これは神レベルのコンビネーションです。
【抹茶】
抹茶パウダーと砂糖がたっぷりまぶしてあります。抹茶の風味と甘さの相性が抜群です。
持ち帰る際、縦に持ってしまったため先が潰れてしまいました。揚げたてはとても柔らかいので、横にして持ち帰るのがおすすめです。
【シナモン】
シナモンと砂糖をまとって美味しそうな姿に。ほんのり香るシナモンが、油の旨みをさらに引き立ててくれます。口いっぱいにシナモンの甘くて濃厚な風味が広がります。
ちょっと小腹が空いたときも、充分にお腹を満たしてくれるあげぱん。気軽で食べやすく、おやつにも軽食にもピッタリです。ぜひこの美味しさを確かめに行ってみてください!
*掲載時の内容です。メニューや価格、営業時間等の変更の可能性がありますので、お出かけの際は最新情報をご確認ください。
■雪ノ下あげぱん
住所 鎌倉市雪ノ下1-6-28 ランプ雪ノ下1A
営業時間 11:00~17:00 [土・日・祝]10:00~17:00
定休日 なし
電話 0467-50-0854