1977年創業の老舗店。ネギとキクラゲが大量に乗る豚骨ラーメンには白めしと辛子高菜が相性抜群
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創業46年になる福岡市博多区の住宅街「博多駅南エリア」で変わらない個性を放ち続ける老舗豚骨ラーメン店〈ラーメン住吉亭〉がある。
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博多区の住吉で創業されたらしく、その名残が、店名の〈住吉亭〉の由来のよう。その当時のことは存じ上げないので、博多区博多駅南の現在の場所の〈住吉亭〉しか知らないけれど、昔も今も変わらずの住吉亭ファンである。
初めての訪麺は数十年前の20代の頃
20代の若かりし頃。当時の職場の先輩から初めて連れて来てもらったのをキッカケに、その後は自身で訪麺するお店の一つに。
ネギとキクラゲが大量に乗る個性的な豚骨ラーメン
あっさりとした豚骨のスープにネギとキクラゲが大量に乗る個性的な豚骨ラーメンには「めし」と「辛子高菜」が相性抜群。
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フラッグシップ麺の「ラーメン」はあっさりした豚骨のスープに、1層目のボリューミーなキクラゲから、2層目の山盛りのネギと続き、3層目には、うすくスライスされたチャシューがゴロゴロとした層を敷き、ようやく四層目に麺が登場する個性。その個性は昔からで、今もなお、変わらずの〈住吉亭〉の象徴になっている。
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あっさり旨みのある豚骨スープを初めて体感した時の衝撃
以前の記憶では、もっと濁りや雑味のある豚骨スープだった印象だけど、現在は、かなり透明度が高くなった印象で、豚骨の香りは変わらず、あっさりとしながらも旨みが充実したとても美味しい豚骨スープだ。麺も小麦を感じられる味わいと、もっちりとしながらも歯応えのある中細麺で、スープとの相性も抜群にいい。
最初は麺とチャーシューが見えないので底から掘り起こす
スープの中の、麺と細切れのチャーシューの上に、ネギとキクラゲが大量に投下されているため、麺とチャーシューが見えない状況が衝撃的だけど「これはラーメンだ」と思い直し、丼碗の底から、チャーシューと麺を掘り起こす作業をまずは開始する。
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白めしとの相性がいいスープは最後の一滴まで
あっさりなのに、旨みたっぷりの豚骨スープと「めし」を交互にいただく幸せ。麺との相性はもちろんだけど、白めしも負けてない。
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名物の辛子高菜も「ラーメン」と「めし」に
博多名物の辛子高菜は豚骨ラーメンとの相性が抜群にいい。ここ〈住吉亭〉でも、カウンター席の卓上に間隔をおいて「辛子高菜」入りの丼碗が「紅生姜」とともに配置されている。
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これはもちろん無料で提供されているものだが、激辛で美味しく、常連さんの中にもファンが多いことで知られている。ただ、昔に比べると激辛度は抑えられているようだけど、個人的には、今でもとんでもなく激辛なので、まずは少量ずつ小皿に継ぎ足しながら食べるのがおすすめだし、残すのは厳禁なのでご注意を。
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辛子高菜はラーメンに直接投下してもOK。味変にも最適
![替玉はこんな感じで着丼する。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/horiikoji/article/01611039/image-1703305574196.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ラーメンのお供の白めしと一緒に辛子高菜を食べるのがポピュラーな食べ方だけど、「めし」無しで、ラーメンの味変で、直接投下するのもこれまた有りだ。さらに最初のラーメンは兎に角デフォルトでいただき「替玉」時に、辛子高菜などを投下させるのも有り。
いずれにせよ「ラーメン」と「めし」に「辛子高菜」の組み合わせが尊い
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そのほか、メニューには「ネギ」と「キクラゲ」の増量も普通にあるけど、チョモランマな山盛りになるのは火を見るよりも明らかなので注文する際は覚悟と勇気が必要だ。
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野菜補給も兼ねてネギやキクラゲを大量に食べて健康体になれた気分を味わうのもよし、ネギやキクラゲの増量を楽しむのもよし、名物の激辛辛子高菜で汗だくになるのもよし。何にしてもおすすめは、ラーメン、めし、替玉に辛子高菜の組み合わせです。1977年創業で、現在46年目。カウンターが10席ほどと4人掛けのテーブル席が1つの老舗ラーメン店〈ラーメン住吉亭〉をご体感ください。
ラーメン住吉亭
住所 :福岡県福岡市博多区博多駅南5丁目5-1 [地図]
営業時間:11時00分~17時00分(O.S.16時50分)※要確認
定休日 :日曜日 ※要確認
駐車場 :専用駐車場は店前に2台あり、近隣有料駐車場あり