【目黒区】「鮨 酒 肴 杉玉 学芸大学店」に行ってきた。リニューアルするグランドメニューもチェック
オープンするのか、それとも年内は無理なのか。2023年に最もご近所をやきもきさせたお店といえば、スシローが手がける大衆寿司居酒屋「鮨 酒 肴 杉玉 学芸大学店」だったのではないでしょうか。
最初は2023年の12月中旬ぐらいだったのが、年内中になり、さらに伸びて2024年1月22日(月)に待望のオープンとなりました。
しかし、それとは入れ替わるように「鮨 酒 肴 杉玉 祐天寺店」が1月15日(月)から休業中。まだ再開のお知らせは出ていないようです。
メディアでたびたび話題になっている「鮨 酒 肴 杉玉」に初来店
「鮨 酒 肴 杉玉」は、大手回転すしチェーンのスシローグループが手がけるお店。おいしいお寿司をつまみながらお酒がリーズナブルに楽しめると評判です。
一般的には高いというイメージのお寿司ですが、スシローグループならではの仕入れ力や工夫で、お財布にやさしい価格設定。ちょっと変わりダネのお寿司もあるので、これはぜひ食べてみたいと思い、学芸大学店へ足を運んできました。
「鮨 酒 肴 杉玉」は2024年1月16日(火)からグランドメニューを大幅リニューアル
私たちがおじゃましたのは2月19日(月)の夜。ちょうど「鮨 酒 肴 杉玉」が1月16日(火)からグランドメニューを大幅に刷新したばかりでした。
第1弾は1月31日(水)まで先行お披露目第一弾で、「厚さは旨さだ。杉玉がアツい。」がテーマ。食べ応え抜群の「厚切り寿司」や蒸しおでん、おでんの卵の天ぷらなどを提供していたようです。
そして、2月1日(木)からはお披露目第二弾として「杉玉の極と忍。」2大看板参上!
贅をつくした「極み寿司」やネタとシャリの間に隠し味を忍ばせた「お忍び寿司」などがラインナップしていました。
「鮨 酒 肴 杉玉」の新メニュー先行お披露目第2弾にトライしてみた!
完売次第終了となっていた「鮨 酒 肴 杉玉」新メニュー先行お披露目第2弾の中から、いくつか注文してみたので、簡単にご紹介していきましょう。
「残酷なタコさんウインナー」
真っ赤なタコさんウインナーが串刺しにされて登場。ネーミングもなかなか秀逸です。お弁当に入っていたのを懐かしく思い出しました。
グツグツとしたオイルの熱湯風呂にタコさんウインナーが浸かっている「タコさんウインナーの熱湯風呂」もなかなかパンチが効いています。
「アサリと水菜の酒蒸し」
旨味たっぷりの「アサリと水菜の酒蒸し」。目にも鮮やかな水菜との組み合わせが爽やかです。おいしくてスープまで完食。
「ローストビーフカルパッチョ 和風トリュフソース」
トリュフの香りをまとわせた贅沢な味わいのローストビーフ。粗めにおろしたシャキシャキ食感の大根おろしとの相性も抜群です。
「塩雲丹とイカ、そして大葉。」
こちらは「お忍び寿司」のジャンルから。ネタとシャリの間に隠し味を忍ばせているそうです。何もつけずにこのままいただきます。
雲丹の濃厚さ、イカのうま味、爽やかな大葉の香りとすべてがおいしいハーモニーを奏でます。味音痴なのか、何が忍んでいるのかわかりませんでした・・・。
とりあえず、今まで食べたことがない味でとてもおいしかったです。
「ローストビーフに雲丹。トドメのトリュフ」
続いて贅を尽くす「極み寿司」のジャンルから。ローストビーフでシャリをくるむように仕上げ、雲丹やトリュフもしっかりと存在感を主張しています。
「大とろステーキ鬼おろしまみれ」
粗めにおろした大根のシャキシャキ感も楽しめる一品。脂ののった大とろですが、大根おろしと一緒にいただくのでさっぱりとした後味に仕上がっています。
今までもちょっとユニークなメニューがたくさんありましたが、リニューアル後のメニューもなかなかおもしろい「鮨 酒 肴 杉玉」でした。
「鮨 酒 肴 杉玉」といったらコレ、定番人気メニューもチェック
寿司居酒屋ですから、定番のお寿司やお得な盛り合わせなどもたくさん揃えている「鮨 酒 肴 杉玉」。スシローグループならではの強みを生かして、新鮮なネタとオリジナルの寿司酢(バルサミコや黒酢などを使用した赤色のシャリ)で個性を発揮しています。
また「鮨 酒 肴 杉玉」ならではの人気メニューもダイジェストでご紹介していきましょう。
「雲丹といくらのこぼれ軍艦」
「鮨 酒 肴 杉玉」といえばやっぱりこの「雲丹といくらのこぼれ軍艦」のインパクトにやられてしまいます。明日痛風になるといわれても一度は食べてみたい。
1日10食かつ、1人1貫まで注文可能な贅沢な一品です。お値段は税込406円とかなりリーズナブル。
「キャビア寿司」
もう1つのインパクト半端ないお寿司はこの「キャビア寿司」。こちらはランプフィッシュキャビア(ダンゴウオ、カサゴの仲間)を使用しています。
チョウザメの魚卵に比べ癖がなく、食べやすいのが特徴。缶にそのまま酢飯などを詰めて提供する演出がおもしろいです。
この他「極み寿司」のジャンルには「杉玉と言えば、飲めるサーモン」「鮪ロッシーニ風」「えんがわの昆布〆炙り」など、気になるメニューが目白押しでした。
「欲張り、塩レモン。」「欲張り、炙り。」「ツブ貝2貫」
上写真一番奥の3貫が「欲張り、炙り。」はサーモン・〆さば・穴子の3貫。
手前の3貫が「欲張り、塩レモン。」はハマチ(ブリ)・鯛・イカの3貫セット。さっぱりとした味わいで何貫でもイケそうです。
写真向かって右の2貫はツブ貝。「厳選2貫」のジャンルは1貫ずつ違うネタでもOKで、お値段はどのネタでも同じ設定でした。
お腹いっぱいなはずなのに、ペロリと食べてしまいます。明日の体重が怖い。
「はやいの。」のジャンルから「炙りアン肝ぽん酢」「アジの骨せんべい」「かにみそ小鉢」
香ばしく濃厚な味わいの「炙りアン肝ポン酢」。ポン酢はジュレ状なのでアン肝との絡みがよく、日本酒のおつまみに最高です。
いかにも酒飲みなチョイス「かにみそ小鉢」。これをちびちびなめながら日本酒をぐいぐいいっちゃいます。
こんがりパリパリに揚がっている「アジの骨せんべい」。スナック感覚でみんなでつまめるところも嬉しいてんこ盛りです。
カロリーを気にせずに食べられるのが嬉しい。
「冷たいの。」のジャンルから、名物「杉玉ポテトサラダ」
「鮨 酒 肴 杉玉」といえばこれ、「杉玉ポテトサラダ」。お店の店頭にも掲げられていますが、日本酒の蔵元が新酒が出来たことを告げるために軒先に吊るす「杉玉」をモチーフにした一品です。
蒸したじゃがいもに刻んだガリを混ぜたサラダで、あおさ・干し海老・パン粉などを煎って作った「杉粉」をまぶしています。ポテトサラダの中には卵黄が入っており、ビジュアルのインパクトも大。
卵黄と混ぜていただくとコクのあるおいしいポテサラが完成するというユニークな看板メニューです。
「温かいの。」のジャンルから「出汁巻き玉子 鬼おろし」など4品
甘さ控えめ、たっぷりと出汁をきかせたふんわり出汁巻き玉子。
そして正統派の「アジフライ」です。
アジの骨せんべいの身の方。中はふんわり、外はサックリ揚がったアジフライはタルタルソースとウスターソースのダブルかけでいただきました。
揚げ物第2弾は「カニクリーミーコロッケ」。
サクサクの衣の中にはとろーり熱々のカニクリーム。なめらかな舌触りとカニの風味が楽しめました。
見ためはまるでお寿司のような「欲張りなシュウマイ3種盛り」。
海老・イカ・うなぎの3種類盛りは雲丹ソースとだし醤油でいただきました。
この他「天婦羅。」のジャンルには「おでんの大根なのに天婦羅」などユニークなメニューも。次回また食べてみたいメニューがいっぱいあって、興味が尽きません。
ファミレス感覚で利用できる大衆寿司居酒屋「鮨 酒 肴 杉玉 学芸大学店」
居酒屋とはいいながらも、回転ずしスシローの延長で利用できる親しみやすさ。月曜の夜に訪問しましたが、ご家族連れもちらほらお見掛けしました。
割材の他、ジュース類などのソフトドリンクメニューも充実。ちょくちょくおじゃまするならボトルキープがリーズナブルなようです。
ビールや酎ハイ、ハイボールなど、居酒屋でよくあるアルコールドリンクは一通りラインナップ。
写真向かって左が生絞りオレンジサワー、右がザ・プレミアム・モルツ ジョッキです。
オレンジの生搾りはフレッシュで甘い香りも楽しめるので嬉しい。
そして、日本酒も冷なら半合~2合まで選べるので便利です(熱燗は1合から)。お酒の特徴も「しっかり・スッキリ」「辛口・フルーティー」というようにチャートで紹介されているので、自分の好みで選びやすくなっていました。
そして、チェイサー代わりに注文したウーロン茶のグラスには「杉玉のノンアル」と書かれています。お子様が間違って酎ハイを飲んでしまわないよう、いいアイデアですね。
結構贅沢なネタがリーズナブルだったこと、お酒も手頃な値段設定。
今回はだいぶ飲んで、食べてしまいましたが、ちょこっとおいしいお寿司をつまみながら飲みたい時はかなりお得感があるのではないでしょうか。
まだ食べていない気になるメニューがたくさんあるので、再訪したいです。
皆さんもぜひ「鮨 酒 肴 杉玉 学芸大学店」に足を運んでみては?
【店舗概要】
鮨 酒 肴 杉玉 学芸大学店(Rettyページ)
営業時間:17時~23時
※当面の間はディナー営業のみ
住所:東京都目黒区鷹番3-8-2 サザン学芸大学1階
問合せ先:03-6412-8085