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人生に疲れた人へ。デール・カーネギーの名言「人を責めたり、批判…」英語&和訳(偉人の言葉)

鈴木隆矢翻訳家

こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はデール・カーネギーの名言をご紹介します。デール・カーネギー(1888~1955年)は『人を動かす』などの作品で知られるアメリカの作家です。
今回は人生に疲れた人に届けたいデール・カーネギーの名言をご紹介します。

ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。

人生に疲れた人へ。デール・カーネギーの名言「人を責めたり、批判…」英語&和訳(偉人の言葉)

“Any fool can criticize, condemn and complain—and most fools do. But it takes character and self-control to be understanding and forgiving.”

「人を批判したり、責めたり、不満を言うことなら愚か者にだってできる。そして多くの愚か者は実際にそうする。人を思いやり、寛大な心を持つには人格と自制心が必要である」
デール・カーネギー(アメリカの作家)

人を傷つけずに生きるというのはとても難しいことだなと。
先日家の掃除をしていたら昔姉にもらったバッジが出てきたのですね。竜の絵が描かれたバッジなのですが、中学生の頃それをカバンに付けて登校していたのですね。
そのバッジには特別な思い出があって、あるときそのバッジが知らぬ間にカバンから取れて教室に落ちていたようなのですね。それをクラスメートの子が拾って「これ落ちてたんだけど誰の?」と。私はその当時とても人見知りだったので「それ僕のです」と言えなかったのですね。
みんながそのバッジを見に集まってきて「変なバッジ」とか「ダサっ」とか、酷評されたのですよね。私はそれをうつむきながら聞いていてとても悲しい気持ちになったのですね。自分がバカにされるよりもはるかに悲しい気持ちになったのですね。

兄弟、家族、友人。どんな人にもその人を愛する人はいると思うのですね。
人をバカにするということは、その人を愛する人もバカにするということなのだと。人を傷つければ、その人を愛する人も傷つけることになるのだと。
改めてそれは自分も心に刻まなければならないなと。そんな記憶がよみがえってきました。

人生に疲れた人へ。「友情」に関する世界の偉人の名言3選

いかがでしたでしょうか?今回はデール・カーネギーの名言をご紹介しました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『デール・カーネギーの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、デール・カーネギーの名言を10句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「友情・信頼」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「友情」や「信頼」に関する世界の偉人たちの名言を23句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

では、最後に「友情」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。

“A real friend is one who walks in when the rest of the world walks out.”

「本当の友達とは、世界中の全員が離れていくときに寄り添ってくれる人のことです」
ウォルター・ウィンチェル(アメリカのジャーナリスト)

“I would rather walk with a friend in the dark, than alone in the light.”

「光の中を一人で歩むより、闇の中を友と共に歩みたい」
ヘレン・ケラー(アメリカの作家・社会福祉活動家)

“Lots of people want to ride with you in the limo, but what you want is someone who will take the bus with you when the limo breaks down.”

「あなたがリムジンに乗るなら、たくさんの人が一緒に乗りたがると思います。でも、本当に必要なのは、リムジンが故障したときにバスに一緒に乗ってくれる人なのです」
オプラ・ウィンフリー(アメリカのTV司会者)

お読みいただき、ありがとうございました!

翻訳家

JTFほんやく検定1級翻訳士。2014年より翻訳家。中学1年から約10年間ひきこもりを経験、その後土木作業員を経て翻訳家に。静岡県出身。

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