こんにちは！ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はアルバート・アインシュタインの名言をご紹介します。アルバート・アインシュタイン（1879～1955年）はドイツ生まれの理論物理学者で、1921年にはノーベル物理学賞を受賞しています。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいアルバート・アインシュタインの名言をご紹介します。

人生に悩んでいる人へ。アインシュタインの名言「昨日から学び、明日に…」英語＆和訳（偉人の言葉）

つらい経験は人に思いやりを教える。どんな経験も無駄になることは決してない。

以前、芸能人の方の重病説が流れたときがあったのですね。そのことについて母親と話したことがあって、僕が「あの人、病気らしいね。痩せちゃったみたいだよ」と。「あぁそうなんだね。芸能人の人は病気になるとすぐ知られちゃうから大変だよね」と。
恥ずかしい気持ちになったのですね。自分はなんて思いやりがないのだろうと。僕はその時ただただ好奇心だけで話をしていたのですよね。病気になった人の気持ちなど一切考えていなかった。
母は考えていたのですよね。病気の人の立場で物を見ていた。
思いやりとは想像力ですよね。相手の立場に立って物を考えること。そして、想像力とは経験なのですよね。
母は体が弱かったのですね。僕が子供の頃から病弱で、難しい病気をいくつも抱えていた。

経験が無駄になることはない

人生とは留学のようなものなのではないかなと。日本の学生が海外に出て勉強してしばらくしてまた日本に戻ってくる。
留学中に手に入れたものは帰国前に全て没収される。買ったものも稼いだお金も。それが人生なのですよね。
いくらお金を稼いでも、高い車を買っても、大きな家に住んでも、死んでしまえばそれは他の誰かのものになる。お金も家も車もあの世には持って行けない。
肉体もそうですよね。どんなに健康な体に生まれても病弱でも死んでしまえばその肉体は手放す。あの世には持って行けない。
唯一死後の世界に持って行くことができる可能性があるもの、それは自分の魂だけ。

人生で本当に価値のあるもの、それはお金や地位、名声などではない。自分の魂に刻まれるもの、経験なのだと。
どんな経験も無駄になることは決してない。つらい経験は人に思いやりを教える。

人生に悩んでいる人へ。「優しさ」に関する世界の偉人の名言3選

いかがでしたでしょうか？今回はアルバート・アインシュタインの名言をご紹介しました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『アインシュタインの名言集【英語原文と和訳】』（外部リンク）という記事では、今回ご紹介したものを含めて、アルバート・アインシュタインの名言を44句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

では、最後に「優しさ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。

お読みいただき、ありがとうございました！