【町田市】どこか懐かしいノスタルジックな雰囲気が漂う喫茶店で「クラシック喫茶プリン」を食べてきた
町田市には戦後まもなく開業し、半世紀を超えて愛された喫茶店「喫茶プリンス」があったと聞きます。
同じ場所で、喫茶プリンスの意志を受け継いで運営しているカフェが【The CAFE 町田】。小田急線町田駅南口から徒歩1分のビル2階にあります。
よく通る道ですが知らなかったので、入ってみました。
昭和レトロな面影を残す入り口のショーケース?に歴史を感じます。
ディスプレイされているのは、看板デザートともいえる「クラシック喫茶プリン」。「プリン・ア・ラモード」と共にSNSで話題になっているデザートメニューです。
レンガにアイアンの手すりが昭和の名残を感じさせる、雰囲気がある階段。階段を登った先にカフェはあります。
噂で混んでいると聞いたので、平日15時半頃に行きました。平日月曜だったからか、並ぶ人はなくすぐに入れました。
スタイリッシュでお洒落なドアには「Kissa Prince since 1958」と書かれています。以前から通っている方へ伝える思いを感じました。
ドアはガラス張りになっていて中の様子がわかるので、初めて訪れる人にも安心です。
ドアを開けて中へ入ると、想像していたよりも広くスタイリッシュな空間が広がっていました。テキパキと動いているスタッフがすぐに来て、席を案内してくれました。
人が多かったので中の様子はあまり撮っていません(すみません)。入り口ドアを中心に、右奥にテーブル席が数席、左にはカウンター席とソファ席、テーブル席があります。
どの席も居心地が良さそう。
店内にはレコードもディスプレイされていて、以前の喫茶店の名残を感じます。
案内されたカウンター席へ。
カウンター席には一人客が多く、たまたまかもしれませんが年齢層も幅が広かったです。学生から主婦層、サラリーマンなどがいました。
ランチタイムは11:00〜15:00まで。
デザートは10:30〜21:30までオーダーできます。
「プリン・ア・ラモード」と迷いましたが、「クラシック喫茶プリンセット(980円/税別)」を選びました。クラシック喫茶プリンは単品(580円/税別)でもオーダーできますが、セットのほうが少しお得です。
プリンに使われている卵は、海老名市の清水鶏園から届けられた新鮮なもの。
セットドリンクは4種類から選べます。ブレンドコーヒーは自家焙煎。
- ブレンドコーヒー(アイスまたはホット)*+100円でラテに変更可能
- 和紅茶(アイスまたはホット)
- オレンジジュース
- ミルク
オーダーした後にメニューをひと通り見て、「これにしてもよかったかも」と思った宇治抹茶ラテ(500円/税別)も美味しそうでした。
少し待って運ばれてきた、クラシック喫茶プリンセット(ドリンクはアイスラテを選択)。
クラシックなプリンカップに載せられたプリン。キャラメルソースがかかったバニラアイスも美味しそう!
プリンカップとドリンクを載せた古材ふうプレートも可愛い。使い込まれたような素材感が喫茶店の雰囲気と合っています。
しっかり焼かれたプリンとバニラアイスクリームは王道の組み合わせですね。
どこから食べよう〜と迷いながら、アイスをすくって硬めのプリンと一緒にいただきました。アイスとプリンを一緒に食べても、単体で食べても美味しいです。
周りを見渡すとカウンター席以外はほとんど埋まっていました。
店内はおしゃべりを楽しむ女性同士やカップル、ゆっくり読書を楽しむ人と様々です。照明が少し暗めでテーブル配置にゆとりがあるので、賑やかですが落ち着きます。
店内はクラシカルな空間ですがスタッフは元気で親しみやすく、居心地もよかったです。
ひとりでもグループでも入りやすいカフェ。ゆっくり1人の時間を過ごしたい時や、友達とお茶をしたい時など訪れてみてはいかがでしょうか。