【町田市】新登場の焼き菓子は、じっくりキャラメリゼした「りんご」を使ったフランス菓子「タルトタタン」
駅からは少し歩くけれど地元の人たちがこぞって通う「パティスリー フォルミダーブル」。6種類のクリームをブレンドした特製生クリームが評判の同店ですが、季節のフルーツを使ったケーキも魅力的。秋から冬にかけてでまわる「タルトタタン」をこの記事ではご紹介します。
地元から愛される29年目のパティスリー
2024年10月4日で創業29年目を迎えた「パティスリー フォルミダーブル」。建物自体が看板の役目をするようにデザインされたお店の外観はパッと目をひきます。中に何があるのだろう?と、ドキドキ&ワクワクしながら扉を開けて中へ。
2023年に訪れた時は、「マカロンが載ったチョコムース(税込475円)」と「ありがとうブッセ(税込237円)」をご紹介しました。
明るく温かみのある店内は、雰囲気は以前と同じですが、最近ショーケースを変えたのだそうです。美しいケーキは選ぶのに迷いそうなラインナップ。
生地に米粉を利用した「三角キッシュ(税込324円)」は一時販売を休止していましたが、再開のリクエストが多く10月末から復活。この日は残り2切れとなっていました。
数多い種類の中で筆者の目を引いたのは、「タルトタタン(税込550円)」。この秋登場した新商品です。
秋から冬にかけて登場する「タルトタタン」
「タルトタタン」といえばりんごが使われるフランス生まれの焼き菓子。バターと砂糖でじっくりとキャラメリゼされた濃厚な甘みと香ばしさのあるりんごと、その下にあるサクサクのパイ生地で構成されています。
りんごの収穫は品種によって異なりますが、だいたい9月から11月頃まで。どのりんごを使うか、キャラメリゼの仕上がりをどうするか、サクサク食感あるいはしっとり生地にするのか...など、お店によって「タルトタタン」の特徴は異なります。フォルミダーブルのタルトタタン、どんな味がするのだろう...。
今回もう一つ選んだのは、ネーミングが愉快な「おいしい便りでシュー(税込237円)」。クリームはオーダーしてからその場で詰めてくれます。フォルミダーブルといえば6種類のクリームをブレンドした特製生クリームが特徴的なので、きっと美味しいに違いない...と追加で購入。
「タルトタタン」と「シュークリーム」を実食
購入したタルトタタンはこちら。フォルミダーブルの「タルトタタン」は、タルト生地の上にキャラメリゼされたりんご、その上に生クリームが載せられています。
キャラメリゼされたりんごは濃厚で香ばしく...自然なりんごの色がきれい。
土台になっている生地は外側がサクサク、中身はややしっとり。キャラメリゼされたりんごと一緒に食べると違う食感が味わえます。別々に、または一緒に食べるという2通りの楽しみ方ができるのも楽しい。
続いて、「おいしい便りでシュー」はこちら。ふっくら丸くパリッと焼かれた生地は外側がサクサク、ところどころザクっとしたクッキーのような食感が特徴的です。中のクリームは絶妙な甘さのカスタードクリーム。甘すぎないのでいくらでも食べられそう。
取材のお礼にと「シューラスク(税込270円)」と、アーモンドスライスをキャラメルで絡めたヌガーがサブレ生地に載せられた「アマンディーヌ(税込237円)」をいただきました。ありがとうございます。
「シューラスク」はシナモンがとてもいい香り〜。サクサクが美味しい。「アマンディーヌ」はヌガーとサブレの相性が抜群。
お店ではサブレや各種クッキー、ガレットやマドレーヌなどの焼き菓子もひと通り揃います。ギフトにして手土産にしても喜ばれそう。
同店の Instagramを見ると、「丸ごと桃」や「メロンのショートケーキ」「レモンタルト」など、季節により旬のフルーツを使ったケーキが登場しているよう。最近では「オペラ」が新作で出ていました。駅からは少し歩きますが、お散歩や運動を兼ねてふらり出かけてみてはいかがでしょうか。
※2024年11月時点の価格と商品です