100%の繭で寝られる布団が新感覚、夏も冬もこれ1枚
外側じゃなくて中身がシルク100%なんですよ?
朝布団がどこかへいってる勢のみなさんこんにちは、テックジャーナリストで兼業主夫のヒデです。どの高級布団より最高の掛け布団を見つけてしまいました。
今回試させてもらったのはなんと中綿が100%シルクという驚きの布団「Vesta」。縁あって発売前に使わせてもらいましたが、もちろん忖度なしでレビューします。
寒くないのに汗もかかない不思議な体験
こんな布団を探してた!と言っても過言ではありません。これまで割と高めな羽毛布団など寝具に投資してきた私にとっても驚きの体験でした。
酷暑になってきた最近は夜もクーラーをつけっぱなしのことが増えています。ただ夜間、外気温が落ちるとやや冷えてきてしまってこれが困りもの。寝始めはブランケットでちょうどいいんですが、夜間に寒くて起きることがよくありました。
それがこのVestaを使った1夜目から全くなったので驚きです。
最初「クーラー下とはいえちょっと暑いかな?」と思うくらいしっかりした布団なんですが、中に入るとクーラーの寒さは感じないものの暑くもない。
「でも流石に途中で汗かいたり布団をどけたりするよね...」と思いながら就寝すると朝までそのままぐっすりでした。汗もかかず、暑くもなく寒くもない。適温が続くのは新体験でしたね。
羽毛布団だと夏場は使えないし、夏用羽毛布団は冬場にちょっと頼り甲斐がない。一方でVestaはそこそこの厚さと保温力があるので冬場も1枚で寒くなさそうです。(ここは試せていないので確実とは言えませんが...)
クイーンサイズでもそこまでかさばらずにしまえるのもGOOD。木村家ではソファベッドを使っているので布団収納の場所が限られているんですが、この省スペースにも収納できました。エアウィーブのマットレスと一緒に収納できているのでかなり優秀だと思います。
メンテや使い勝手もしっかり考えられている
実用面もしっかり考えられています。まず手入れですが、布団自体は1ヶ月に一回、陰干しするだけで良いそう。臭いや汗がこもりにくいのがシルクの特性で、陰干しするだけで新品のように戻るそうです。
また布団カバーが同じシルク素材ではなく竹素材なのもよく考えられています。こうすることで肌に直接触れる生地は洗濯機で丸洗いOK、低温なら乾燥機も使えます。竹素材はひんやりした触り心地なので夏場も気持ちよく、シルクのような光沢と高級感もあります。
これがシルクだったら高級感はあるものの手入れがとても煩雑になっていたところですが、あえて竹にしたことで実用度がグッと上がっていて好印象でした。
さらにカバーが装着しやすく、絶対にずれないのも良いなと思いました。以前某社の布団を夏用で使っていた時は四隅にストッパーがある割によくズレが起こっていました。
一方Vestaは大きめのボタンとコーナーのストッパーで着脱が非常に簡単。そのうえズレが全く起こらないので忙しい朝に布団をたたむ際もイライラすることがありません。
高級布団は手入れの時に気を遣うのが難点だったので、こういう実用性重視の構造は好印象でした。
重さだけがネック?寝心地重視ならあり
1つだけ羽毛布団に負けている点があるとすればその重さでしょうか。クイーンサイズなので気になったのかもしれませんが、1.6kgはややずしっとくる使用感ではあります。軽くて暖かい、が売りの羽毛布団と比べると重量だけは気になる人が多いかもしれません。
人によっては気になるかな...とは思いましたが私自身はこの少し重めなところが包まれている感じがしてむしろ好きでした。
ここに関しては好みが分かれるところだとは思いますが、「適温が続く」という使用感にはとても驚かされましたし気に入っています。間違いなく今まで使ったどの布団より良かったので通年で使ってみて改めてレビューを書きたいと思います。
Vesta公式サイト
https://vesta-sleep.com/products/silk-filled-duvet
販売サイト
https://www.makuake.com/project/vesta/