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【河内長野市】河内長野は鉄道マニアの聖地です。毎年恒例南海電車まつりで南海千代田工場へGo!

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

関西地域では珍しいとされる私鉄同士(南海・近鉄)横並びのターミナルで、さらに南海電車の工場がある河内長野。鉄道の町とも言える河内長野は、今も多くの鉄道マニアの人たちが撮影に訪れています。そんな河内長野で、今年も南海電車まつりが開催されます。

一昨年、昨年は10月下旬の開催でしたが、今年は11月に入ってから。11月2日土曜日なので、文化の日の前日、3連休の初日にあたります。

南海電車まつり開催を記念して、11月1日まで期間限定ヘッドマークが掲出されるとのことでしたが、ちょうど千代田駅前の踏切前でヘッドマーク付きの電車に遭遇しました。

どの電車にもついているわけではありません。南海本線・高野線で1編成ずつ運行しているだけなのです。貴重な瞬間に出会えました。

そこで昨年の電車まつりの様子を紹介しましょう。昨年と今年では内容の一部に違いはあるかもしれませんが、大まかな内容は変わらないと判断できるので、おおよそのイメージとして捉えてください。

工場前に普段見慣れない塗装が施されたバスが停まっていました。河内長野駅との無料送迎バスは、他の地域からの応援だったようです。

お昼頃、工場に入ると、早い時間から来た人はもう帰って行きます。

とはいえ、まだまだ多くの人が工場内にいました。

入り口の物販コーナーは南海電車のグッズを扱う南海商事をはじめ、

全国の鉄道会社からのブースがありました。こちらは徳島県の阿佐海岸鉄道です。

また銚子電鉄のブースでは、濡れせんべいを販売していました。

鉄道系だけではありません。河内長野市ブースもあります。

鉄道模型や本など、鉄道に関するあらゆるものを販売していました。

その他、南海電鉄の「地域活性化の取り組み」に協働している3事業所の出店もあります。これは「駅の賑わい創出」「障がい福祉サービス事業所利用者の社会参画と就労能力の向上」を目的とした取組に協働している事業所です。

鉄道マルシェと言っても過言ではなく、物販ブースだけで終わりそうですが、ここはまだ序章です。

奥の工場に向かいましょう。

ベビーカー置き場がありますね。小さなお子様連れでも安心です。

意外なところに見どころがありますので、見落とさないようにしましょう。

南海バスも展示してありました。

いろんな車両が留置してあります。

間近で見られたり、車内を見たりできます。

架線保守車など、主に終電後の夜間で活躍する車両の展示です。

車輪のようですね。普段見られないものが間近で見られるのが電車まつりの大きな特徴です。

次は建物内に入ってみます。

工場内にも車両が留置されています。

区間急行高野下行きと表示しています。

こちらの車両では、子ども車掌体験ができます。

写真パネルと現物が展示されています。

実物のレールのようです。電車が走るために必要な正真正銘の縁の下の力持ち。

さて、画像の車両が大きなクレーンで釣り上げられ、移動する実演の時間に立ち会えました。

動画を撮りました。

新しい塗装を行うための車両のようです。

青い色した車両、塗装前のようですが、こういう珍しい車両が見られるのも電車まつりならではです。

電車に電気を安全に供給するパンタグラフの操作体験です。

飲食・休憩スペースの方に行ってみましょう。

キッチンカーも出ていました。

そして普段は社員用のテニスコートが飲食ブースに様変わりします。

ラーメン、広島焼、10円パン、たこ焼き、ポテトなどいろんな食べ物があり、座れるスペースもあるので、空腹時や疲れた時に一服できますね。

こちらは縁日ひろばで、奥にステージがあります。

というわけで、昨年の南海電車祭の様子をご紹介しました。

南海電鉄の南海電車まつり公式ページ(外部リンク)のによると今年、2024年は次のイベントが行われます。

  • 今年デビューした「めでたいでんしゃかなた」の留置
  • 電車まつり初登場のミニトレインラピート乗車(1名:200円)
  • プラスチック電車を持ち込んで走らせる
  • 5年ぶりに電車との綱引きが復活
  • 車両部品・ヘッドマークの販売

以下のイベントについては当日整理券が必要です。

  • 乗馬クラブクレインによる乗馬ふれあい体験(餌やり体験、写真撮影)
  • 天空サイクルの乗車体験
  • 子ども車掌体験
  • 作業用軌道自転車「スーパーカート」の乗車体験
  • 架線保守車操作体験

その他、工場内見学をはじめ、珍しい車両の展示、実演、スタンプラリーなどがあります。

  • 和歌山港線で実証試験中の自動運転走行試験車両を配置
  • 線路保守車両(マルチブルタイタンバー)の外観展示、レール切断実演
  • 整備中の電車や車両部品、車両吊り下げ実演の見学
  • 5か所のスタンプを集めてノベルティがもらえるスタンプラリー
  • オリジナル缶バッチ作成(1回:300円)
  • 各種物販ブース

そして、ステージイベントでは、狭山高校吹奏楽部とダンス部、大阪暁光高校吹奏楽部が出演するとのこと。

10:30~11:00 大阪暁光高校吹奏部
11:00~12:00 狭山高校ダンス部・吹奏楽部
12:00~12:30 ラピートくん・駅長と写真撮影会
13:30~14:30 狭山高校吹奏楽部・ダンス部
14:30~15:00 クイズ大会・お菓子まき

今年も近隣の人だけでなく、全国から河内長野に人が集まる大掛かりなイベント、それが南海電車まつりです。まだ行ったことのない人も、今年はのぞいてみてはいかがでしょう。

南海千代田工場(南海電車まつり2024)

住所:大阪府河内長野市原町4丁目3-2
日時:2024年11月2日 10:00~16:00

アクセス:南海千代田駅から徒歩10分、南海・近鉄河内長野駅から無料送迎バス

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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