「鶏肉は皮目から焼く」←「なんで?」料理人の回答に…『もっと早く知りたかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「鶏肉」は好きですか?
焼いたときの香ばしい香り、ジュワッとあふれる肉汁…たまらないですよね!
でも、実は鶏肉を美味しく焼くためには、ちょっとしたコツが必要です。
例えば、焼くときに「皮目から焼く」というのを耳にしたことはありませんか?
『なんとなくそうしてるけど、本当に理由があるの?』と疑問に思った方もいるかもしれません。
そこで今回は、調理師免許を持つ私が「鶏肉は皮目から焼く理由」について詳しく解説します!また、今回の内容を私の「Instagram」で発信し、感想をアンケートで伺ったところ、76%の方から『もっと早く知りたかった!』との回答をいただきました。
これを知れば、いつもの鶏肉がもっと美味しく仕上がること間違いなしなので、ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 皮目から焼く理由は2つある
- 皮目が綺麗に焼ける
- 皮が旨味をキャッチする
- まとめ
皮目から焼く理由は2つある
鶏肉料理を美味しく仕上げるために欠かせない「皮目から焼く」という手順。実はこれには、2つの理由があるのです!
1つ目が「皮目が綺麗に焼ける」
2つ目が「皮が旨味をキャッチする」
では、それぞれ詳しく見ていきましょう!
皮目が綺麗に焼ける
いきなりですが、質問です。
Q:皮は火が通るとどうなりますか?
A:縮みます
もし身の方から焼いてしまうと、皮が熱で縮み、いざ皮を焼こうとしても綺麗に焼けなくなってしまいます。
そのため、まず皮目から焼くことで、皮が縮む前にフライパンにピタッと密着し、均一に焼き色を付けることができるのです!
皮が旨味をキャッチする
「皮が旨味をキャッチする」ってなんやねん!と思った方もいるかもしれません。これをもう少し詳しく説明すると…
焼いているとき、鶏肉の中から脂や肉汁がじわじわと下に落ちてきます。このとき、皮目を下にして焼くことで、その旨味たっぷりの脂や肉汁を皮がしっかり受け止めてくれるのです!
こうすることで、皮はパリッと香ばしく、身はジューシーでコクのある仕上がりに。
皮目を上手に焼くことは、鶏肉を美味しく仕上げるための大切なポイントだったのです!
まとめ
- 皮目から焼くと、皮が縮む前に均一に焼き色を付けられる。
- 皮が脂や肉汁を受け止めることで旨味が循環し、ジューシーに仕上がる。