試合がなくても全球団のグッズが買える! ソウルの一等地にKBOリーグの公式ショップがオープン
「ソウルで韓国野球のグッズが買える場所はないですか?」
この20年余り、幾度もそう尋ねられてきた。KBOリーグに興味がある人だけではなく、韓国旅行のお土産として「何か野球グッズが買えれば」という日本の野球好きからの質問だった。
そんな要望に明確に応える場所が今年9月に正式オープンした。ソウル市論峴洞(ノニョンドン、ノンヒョンドン)の「KBO STORE1号店」だ。
リーグの年間観客数が過去最多の1000万人を突破したKBOリーグ。人気の高さと相まって様々な企業とのプロモーション、タイアップなどが増えている。
そんな中、KBOリーグを運営する韓国野球委員会(KBO)は、文具、オフィス用品を扱う「オフィス・デポ コリア」と業務提携を締結した。その一つとしてオフィス・デポの1店舗がKBOリーグのグッズを取り扱う、KBO STORE1号店となった。
コンビニの平均的な広さの2倍程度、100坪以上ある店内にはKBOリーグ10球団のグッズを球団別に陳列。リーグで実際に使う公式球をはじめとしたKBOリーグ商品、代表チーム「チームコリア」グッズも揃っている。
球団グッズはユニフォームや帽子、応援グッズ、小物類など。球団によって品揃えにばらつきはあるが、試合がない日でもソウル以外のチームのグッズを直接手に取れるというのは貴重だ。
また各球団選手の背番号、背ネームのマーキングキットを販売。その場で圧着するサービスも行っている。
さらにユニフォームやバッグにつけて、自分仕様にカスタマイズできるワッペンの種類も豊富だ。
店内入って左側にはロッカールームを模したフォトスペースがあり、各球団のユニフォームに自由に袖を通して撮影もできる。
そして店内奥の「ピッチングゾーン」ではスピードガンによる球速測定も実施。1人3球交代で無料で楽しむことができる。携帯電話の番号を登録することで参加可能な、世代別のスピードガンコンテストも行われている(期間限定)。
最寄り駅はソウル地下鉄7号線と新盆唐(シンブンダン)線の論峴(ノニョン、ノンヒョン)駅。9番出口を出て徒歩約3分、新沙(シンサ)駅方面に直進し約200mの距離だ。
蚕室(チャムシル)球場からも近く、総合運動場駅から地下鉄2号線に乗り、江南(カンナム)駅乗換で30分弱。ソウル市内の一等地、江南エリアにある。
・KBO STORE 新沙論峴店 ソウル市江南区江南大路578 ソンヒョンビル1階
営業時間10時から20時 年末年始などの連休期間を除き無休
(関連記事:リーグ発足43年目で総観客数が初の1000万人突破 国民の5人に1人に相当)
(関連記事:女性客増で観客数最多の韓国KBOリーグ 「満員で観れなかった」という日本の野球ファンも)
映像:ショップ開店時の様子(KBO公式YouTubeチャンネル)