レシピで目にする「ひたひたの水」ってどれくらい?「かぶるくらい」との違いは?
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん「煮物」って作りますか?お家で作る定番煮物といえば…やはり「肉じゃが」ではないでしょうか?(ん、違う?)
「肉じゃが」や「筑前煮」などの煮物を作るとき、初心者が困りがちなのが「水の分量」。レシピによって…「ひたひたの水」という表現が使われていたり、「かぶるくらいの水」と表現されています。この2つを比べて、水の量が多いのはどちらなのでしょうか?今回は、この2つの表現について徹底解説したいと思います。肉じゃがに糸こんにゃくを入れる方はぜひ最後までお付き合い下さい!
今回の目次
- 水の量が多いのは?
- 「ひたひた」の定義
- 「かぶるくらい」の定義
- たっぷりの水
- まとめ
水の量が多いのは?
まず、「ひたひたの水」と「かぶるくらいの水」を比べたとき、水の量が多いのはどちらなのでしょうか?
答えは…「かぶるくらいの水」
それでは、2つの具体的な基準を見ていきましょう。
「ひたひた」の定義
この「ひたひた」という表現は→食材を鍋やボウルに平らに入れ、食材の頭が見え隠れするくらいが基準です。
つまり、水面からちょっとのぞく程度!
大抵の煮物は、この「ひたひた」の分量で作る事が多いです。その理由として‥食材が鍋の中で踊らず、煮崩れを防止できるから。
「かぶるくらい」の定義
一方で「かぶるくらい」という表現はどのような基準なのでしょうか?
この「かぶるくらい」という表現は…食材全体が水の中に浸り、頭が隠れるくらいが基準です。
これはつまり、「ひたひた」より少し多めということ!
この表現が主に使われる料理は「薄味の煮物」や「ひじきなどの乾物を戻すとき」によく使われる表現です。
たっぷりの水
お気づきの方もいるとは思いますが、先ほどの2つの表現以外に「たっぷりの水」と表現する方もいます。
この「たっぷりの水」というのは…食材全体が水にすっかり浸り、さらに余分なある状態のことです。
つまり、「かぶるくらいの水」よりもさらに多い水の量ということです!
まとめ
- ひたひたの水:食材を鍋やボウルに平らに入れ、食材の頭が見え隠れするくらい
- かぶるくらいの水:食材全体が水の中に浸り、頭が隠れるくらい
- たっぷりの水:食材全体が水にすっかり浸り、さらに余分なある状態
- 水の量:たっぷりの水>かぶるくらいの水>ひたひたの水
最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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