【お盆帰省で気になってない!?】防災意識高まる今がチャンス!モノが多い実家の片付け3つのポイント
ワイワイと賑やかな声が聞こえてくるお盆帰省ですが、中には、実家のモノの多さが気になっている人もいるのではないでしょうか?防災意識が高まる今だからこそ、実家の片付けチャンスです!
ということで今回は、まずはここから!防災の観点から進める実家片付けの3つのポイントを紹介します。
1:避難通路の確保!床置きNG
「もったいない精神」で、何でも取っておきたい親世代。モノを大切にする心はもちろん大切ですが、使っていないモノであっても、「まだ使えるから」、「もったいないから」と何でも取っていては家の中がモノで溢れかえってしまいます。
そんなモノを手放せない親世代にまず伝えて欲しいのが、「床にはモノを置かないこと」です。有事の際、何となく取っておいたモノが避難通路を防ぎ逃げ遅れてしまえば、元も子もありません。
まずは、床置きゼロ!床は「モノ置き」ではなく、命を守る「避難通路」であることを“やんわり“伝えてみましょう。
2:高い場所にある重いモノを撤去
キッチンにある吊り戸棚や押し入れの天袋など、高い位置にある収納スペースに、滅多に使わない重たいモノは入っていませんか?地震時のケガの原因として多くあげられているのが、落下物。特に、重たいモノを高い場所に収納していると、落下した時のリスクが高まります。
そもそも高い位置に重いモノを収納すると、普段から出し入れが大変になりますよね。夫婦ふたり暮らし、もしくはひとり暮らしになった親世代にとって、高い場所まで使わないといけないほどにモノで溢れている場合は、多すぎるサイン。
防災の観点からも、高い位置の収納は使わなくてもいいくらいの量で暮らせるようアドバイスしてみるのがオススメです。
3:親以外のモノの処分
家の歴史が長くなればなるほどに、親以外のモノも増えていきます。いくら家族のモノとはいえ、親も処分しにくく困っている場合も。そこでまずは、自分のモノから片付けましょう。
自分が使っていた部屋にあるモノは、ゼロにするくらいの気持ちで挑むのがポイント!本当に必要な思い出の品などは、責任持って自分の家に持ち帰る。家族のモノがなくなることで、親もシンプルに自分のモノとだけ向き合えるようになりますよ。
命を守る片付け
暑い時期は動くのがおっくうで、片付けにヤル気が出ませんよね。しかし、防災意識が高まっている今こそ、チャンスです!モノが多い実家をイキナリ変身させることは難しいですが、「命を守る片付け」として最低限のことからスタートできるといいですね。