【日野市】4月8日は「花まつり」! 高幡不動尊で甘茶を飲みながら、花御堂(はなみどう)に甘茶かけを!
皆さん「花まつり」を知っていますか?
イエス・キリストの降誕を記念する「クリスマス」は誰もが浮足立つような楽しいイベントになっていますが、お釈迦様のお誕生日である2023年4月8日の「花まつり」は今一つよくわからない、、、。
春をイメージさせる「花まつり」という言葉はとっても素敵ですが、正直何をする日なのかよく知らないのです。
と、いうわけで「花まつり」を開催しているという、高幡不動尊へ行ってみました!
今から約2500年前の4月8日、お釈迦さまの誕生を祝い、美しい花々が咲き乱れ、空からは甘露の香水が降り注ぎ、世界中が輝き喜びで溢れたと言い伝えられているそう。
そこで4月8日は「花まつり」として、花々でお寺やお堂を飾りつけ、お釈迦さまの像に甘露の香水を表現した「甘茶(あまちゃ)」をかけるようになったらしいのです。
なるほど。
ざっくりと「花まつり」の由来に触れたところで、生まれて初めての甘茶かけをさせてもらいます。
花御堂(はなみどう)の中央には、明るい華やかな花に囲まれた小さな小さな釈迦誕生物が「天上天下唯我独尊」のポーズで立っています。かわいい!
お賽銭を入れて一礼、合掌してちょこっとお願い事をしてゆっくりと甘茶をかけました。なんだか心が安らかになります。
ここでちょっとした疑問。
はたして「甘茶」は甘いのか?
「花まつり」にあわせ、高幡不動尊では甘茶接待をおこなっていました。甘茶かけも初体験ながら、甘茶をいただくのも初めてです。
見た目は普通のお茶ですが、一口飲んでみると確かに甘い!
お砂糖かなり多めの紅茶のような甘い味ですが、砂糖は入っておらず、ヤマアジサイの変種なんだとか。
甘茶は砂糖の約100倍~1000倍ほど甘いらしく、生薬としても知られ、無病息災の効験があると言われているそうです。
あまり口にする機会はないと思うので、ぜひ甘茶もお楽しみください。小さなお子さんも「甘いね! 美味しいね!」と飲んでいましたよ♪
春を迎えた境内でお釈迦様のお誕生日を祝う「花まつり」。ぜひ身近に親しんでほしいイベントです。
高幡不動尊
所在地:東京都日野市高幡699
最寄駅:京王線・多摩都市モノレール高幡不動駅下車 徒歩5分