【自作工具】タイヤ交換が確実にラクになる! 「エアバルブプーラー」は自作で充分すぎたというオハナシ。
タイヤ交換が確実にラクになる! 「エアバルブプーラー」は自作で充分すぎたというオハナシです。
※チューブタイプのタイヤ交換限定の話です。チューブレスの方はスルーしてください。
とある日曜日の午後、タイヤ交換してます。
古いタイヤを外して、そして新しいタイヤを組んで ・・・ この時点で、すでに汗だく、やや腰もいたいのですが、そんな中年の体にさらに鞭打つような試練の時がやってまいりました。
はい、エアバルブの穴通しの儀式のお時間です。
エアバルブ。まっすぐだけど曲者です。
半分だけリムにはいったタイヤの隙間から中にネジ込んで、リムの穴に、チューブのエアバルブを通すのですが ・・・ なんでしょうね、コレ。スーパーカブのタイヤとかだったら、比較的簡単に入れることができるのですよ。
アレはナニかな? タイヤの太さとか扁平率の関係の違いかもしれませんが、少なくとも、今回のタイヤは厳しいっぽい。スポと入らない。
位置的には間違ってないはずなのに、なかなかホールインワンしてくれない。タイヤの隙間から指突っ込んでるものだから、地味に指が痛くなってきたし、口を半開きでタイヤの中の見えない空間で悪戦苦闘してる自分がなんとも情けなく思えてきてしまう瞬間でもありますよね。
ここで苦戦するのって、きっと俺だけじゃないはず ・・・(いや、そう願いたい)
つっても、世の中には「エアバルブプーラー」なる工具もあるわけで、それを買えば解決するのだろうけども、なんか負けた感がしてこれまで買うことはなかったのです。てか、いい加減学習しろよってきもしますが、今手元にないって現実だけがずしりとのしかかってくるわけで。
そこにきて、やっと当たり前すぎることに気づきました。「あれ? 作っちゃえばいいんじゃね??」
エアバルブの中に入るネジ慶は・・・ と探っていると、M5と判明。そうか、君はM5だったのか!!!
そこで、リムの穴に通るサイズのネジを、ネジ箱の中から探してみる。一本だけありました。ちょいと長いけど・・・ ま、いっか。
で、そのネジに細いワイヤーを巻き付けます。とりあえず20センチくらいの長さが残ればいいかな? 先端は丸くしておきましょう。
さぁ、使い物になるのかな???
使い方としては、チューブを入れるより先に、「自作エアバルブプーラー」をリムの穴に通して、邪魔にならないようにくるっと丸めておきます。そして、チューブを入れた後に、チューブのバルブにネジ込んで・・・
引っ張ればすぽん!と出る ・・・ ってほど世の中は甘くないようで。
タイヤの反対側の隙間から覗いて、バルブを細いドライバなどでつついて誘導してあげると簡単に動きました。先端の曲がったフック状のものがあればベター。
そして ・・・
バルブが頭を見せて ・・・
チューブのバルブが通った~!!!!!!!!!!!!
いやいやいや、先ほども書いた通り、正規品の「エアバルブプーラー」を買っておくのが間違いなく手っ取り早いです。でも、そこを「自作エアバルブプーラー」で切り抜けるのが自分的にはちょっと「勝った感」があって一人ガッツポーズしてしまった一幕だったわけです。
実際に使ってみた感想としては、「エアバルブプーラー」だけで引っ張るだけでなく、裏から誘導してあげるフックやピックのほうも大切だな~と思った次第です。
なんにしても、こんな工具だけでタイヤ交換(チューブ)が確実に楽になるので ・・・ よかったら皆さんもやってみてください~!!! 疲労度が全然違いますよ(笑)
正規品を買うか、もしくは奇特な方は自作品を作ってひとりで小さなガッツポーズやってください。
それでは、今回もご視聴ありがとうございました!!
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