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「プチトマト?その呼び方間違っています!」八百屋からの警告!そのワケとは

青髪のテツ八百屋歴14年|野菜のプロ

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

気温が高くなってきて、青果コーナーも春野菜中心の売り場から夏野菜を目立たせる売り場に変わってきています。

そんなこれから旬を迎えて美味しくなってくる夏野菜。ピーマン、ナス、トマト、きゅうりなどありますが、皆さんはどの夏野菜がお好きですか?

私が個人的に今お勧めしたい夏野菜は「トマト」です。トマトはリコピンやカロテンが豊富に含まれているので、シミやシワの改善、免疫機能の向上などの効果が期待できます。ちなみにリコピンやカロテンは油で加熱して食べた方が吸収率が高まるので、知っておくと良いですよ。

そんなトマトには様々な種類があり、大きく分類すると、大玉トマト、ミディトマト、ミニトマトに分かれますよね。「ん?プチトマトじゃないの?」と思ったそこのあなた!その呼び方間違っています!

そこで今回は「ミニトマトをプチトマトと呼んではいけない理由」と「新鮮で美味しいミニトマトの選び方」を紹介して行きますね。

ミニトマトをプチトマトと呼んではいけない理由

ミニトマトをプチトマトと呼んではいけません。

その理由は、ミニトマトは10〜20グラムの小さなトマトの総称のことを指すのに対して、プチトマトはミニトマトの中の品種名であり、しかも17年前の2007年に生産終了している昔の品種なんです。

つまり、すでにプチトマトは手に入らない品種ということになります。

実際に、お店でミニトマトのことをプチトマトと呼ぶお客さんはご高齢の方が多く、新しい情報に更新できていなかったり、昔の名残や癖でそう呼んでしまっているのだと思います。

とはいえ、プチトマトでも伝わるので、どっちでも良いといえば良いのですが、正確な呼び方は「ミニトマト」です。情報が更新できていない方はこの機会に知っておきましょう。

合わせてこれからの時期美味しいミニトマトの鮮度の見分け方を紹介しますね。

新鮮で美味しいミニトマトの選び方

ミニトマトを選ぶときは、以下のポイントを押さえてカゴに入れましょう。

・重量感がある
・皮にシワがない
・ヘタがピンとしている

それぞれ簡単に説明しますね。

重量感と皮のシワでわかることは、ミニトマトの水分量(果汁の量)です。どの野菜も収穫後時間が経過すると、徐々に水分が揮発して軽くなります。

水分が抜けると、皮にシワができるので、軽くてシワのある野菜は陳列後時間が経ち、鮮度が落ちているというわけです。

ミニトマトは重量感があり、皮にハリや艶があるものを選びましょう。特に透明なパックに入っているミニトマトは意外と皮の状態がわかりにくいので、しっかり見て選ぶと良いですよ。

また、ミニトマトのヘタの状態にも注目しましょう。

新鮮なミニトマトのヘタは鮮やかな緑色をしていて、ピンとしています。枯れていたり、溶けていたり、シワシワしているものは論外なので、覚えておきましょう。

ミニトマトまとめ

今回は「ミニトマトをプチトマトと呼んではいけない理由」と「新鮮で美味しいミニトマトの選び方」を紹介しました。

今回の記事を通して、これからの季節美味しいミニトマトをたくさん食べていただけると嬉しいです。

他にも「八百屋直伝!トマトが長持ちする保存方法」や「絶品!トマトと卵の中華炒めのレシピ」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。

八百屋歴14年|野菜のプロ

八百屋歴14年|野菜や果物の選び方、保存方法、食べ方、豆知識など発信|Xのフォロワー数は70万人超|野菜の本を5冊出版|ブログ『やさいのトリセツ』を運営

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