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地獄のメタル・アンチ・ヒーロー、クロスボーン・スカリーが地上に降臨。ベテランの新たなる旅立ち

山崎智之音楽ライター
Crossbone Skully / photo by Kim Moran

邪悪な世界のマシンが突っ走る。トミー・ヘンリクセン率いるクロスボーン・スカリーが始動した。

現在アリス・クーパー・バンドのギタリスト兼ミュージカル・ディレクターであり、ハリウッド・ヴァンパイアーズの一員でもあるトミーが生み出したこのバンド。宇宙からやって来たアンチ・ヒーローが時空を超えて繰り広げるロックンロール・アドベンチャーをコンセプトとしたファースト・アルバムが『Evil World Machine』だ。

1980年代からさまざまなバンドやセッション・ワークで活動、豊富な人脈のあるトミーゆえ、参加ミュージシャンも豪華だ。ニッキー・シックス(モトリー・クルー)やフィル・コリン(デフ・レパード)がフィーチュアリングされているのに加え、ビデオのスポークン・ワードでジョニー・デップ、アリス・クーパー、ジョー・ペリーらが参加するなど、バンドに厚みをもたらしている。

AC/DCやデフ・レパードをも想起させるサウンドの本作だが、エグゼクティヴ・プロデューサーは彼らの『バック・イン・ブラック』『ヒステリア』を手がけてきたロバート・ジョン・“マット”・ラング。超大物のバックアップを得て、クロスボーン・スカリーが動き出す。

アルバムの発表とライヴの船出に向けてトミー、そしてギタリストのアンナ・カーラが語った。

Crossbone Skully『Evil World Machine』/ Better Noise Music 現在発売中
Crossbone Skully『Evil World Machine』/ Better Noise Music 現在発売中

<絶対の自信がなければ公開しないつもりだった>

●クロスボーン・スカリーはどのように始まったのですか?

トミー:2018年、俺はアリス・クーパーとツアーしていたんだ。サウンドチェックでいろんなリフを弾いていて、その中に「The Boom Went The Boom」のフレーズがあった。それを聴いた照明クルーのジョエル・リーフとコズモ・ウィルスンが「良いね。もっとシリアスにやってみなよ」と勧めてくれたんだ。深く考えることなく、次々と曲が書き上がっていった。ヒッピーみたいな言い方になるけど、音楽に導かれたんだ。

●あなたは長いキャリアでさまざまなスタイルの音楽をプレイしてきましたが、クロスボーン・スカリーでハードなロックンロールに専念したのは、バンドのイメージを意識したのですか?

トミー:これが俺なんだよ。作為的な部分はない。最近カントリーの曲を書いたけど、クロスボーン・スカリーの次のアルバムでレコーディングするつもりだ。ラヴ・ソングだって、良いアイディアが浮かべば積極的にやっていくよ。

●『Evil World Machine』にはAC/DCやデフ・レパードを思わせるナンバーがいくつもありますが、エグゼクティヴ・プロデューサーにロバート・ジョン・“マット”・ラング迎えたのは、彼が両バンドを手がけてきたからですか?それとも彼が関わることで、クロスボーン・スカリーの音楽性が両バンドに接近していったのですか?

トミー:“マット”・ラングは俺にとって理想のプロデューサーなんだ。バンドがなかなか軌道に乗らなかったとき、彼が俺の住むスイスの自宅に電話をかけてきて、「手伝えることがあったら声をかけてくれ」と言ってくれて、感動したよ。今回アルバムをプロデュースしたのは俺とトミー・デナンダーで、彼はアドバイザー的なポジションだった。曲を聴いて、構成を形作るさまざまなアイディアを出してくれたよ。もちろんAC/DCやデフ・レパードだけではなく、俺のDNAにはアレックス・ハーヴェイやセックス・ピストルズ、クラフトワーク、カーズなどが受け継がれている。それらすべてが合体したのがクロスボーン・スカリーなんだ。

●クラフトワークからの影響は、どの曲で聴くことが出来るでしょうか?

トミー:具体的にどの曲というのではなく、俺たちのサウンドには随所でキーボードがフィーチュアされている。それをよく聴くと、ドイツのエレクトロニック・ミュージックから触発されたことが判るよ。それが俺たちの音楽性に新たなレイヤーとヒネリをもたらしているんだ。アルバムを聴いて「AC/DCに似ている」という人はいるけれど、AC/DCはこんなことはしていないよ(笑)。ダークなサウンドがピンク・フロイドっぽいと言われたこともあるけど、決して意識したものではない。

●“マット”・ラングといえばデフ・レパードの『ヒステリア』のこともあって、アルバム作りに時間がかかるイメージがありますが、そのことは気になりませんでしたか?

トミー:気にならなかったよ。『ヒステリア』の制作に時間がかかったのは彼のせいではなかったからね。レコード会社の都合やドラマーの交通事故などのトラブルがあって、それでも4年でアルバムが完成したんだから、彼の手腕は評価されるべきだと思う。『Evil World Machine』も作り始めてから発表するまで6年かかったけど、それも彼のせいではなかった(苦笑)。結局、それは運命なんだ。アルバム発売が遅れたことで発売記念ライヴを2024年11月20・21日、ロサンゼルスの“ヴァイパー・ルーム”で行うことになって、アンナ・カーラという素晴らしいギタリストをバンドに迎えることが出来た。もし4年前にアルバムを出していたら、彼女はまだ15歳ぐらいだったし、加入していなかっただろう。すべてには理由があるんだ。こうなるべくしてなったんだよ。

●『Evil World Machine』には約2年前からウェブで公開されてきた曲も収録されていますが、それらは当時と同じテイクですか?それとも新たにレコーディングしたのですか?

トミー:どれも同じテイクだよ。絶対の自信がなければ公開しないつもりだった。だからアルバムに入れるときも、再録音する必要がなかったんだ。ファースト・アルバムは4年前ぐらい前にほぼ仕上がっていたけど、ビジネスやコロナ禍のことがあって遅れてしまった。『Evil World Machine』という起承転結のあるアルバムとして、本来の形で発表することが出来て嬉しいよ。クロスボーン・スカリーは決してTikTokバンドではないし、リスナーはもっと年上の、レコードを買ってくれる人々なんだ。ぜひアルバムを手に持って、感触や匂いを味わって欲しいね。

●アンナはどんな活動をしてきて、どのようにしてクロスボーン・スカリーに加入することになったのですか?

アンナ:2020年頃からInstagramやYouTubeでプレイの動画を公開していたのよ。ブラック・サバスやAC/DC、ゲイリー・ムーアなどのギター・ソロを弾いていた。

https://www.youtube.com/@AnnaCara1

それを見たトミーが2022年10月ぐらいに連絡してきたのよ。2週間ぐらいでクロスボーン・スカリーの曲を練習して、それを収めた映像を送って、合格した。こういうバンドでやりたいとずっと思ってきたし、夢が叶った気分ね。トミーから「合格だ」というメッセージをもらったのが2022年11月20日だから、ファースト・ライヴはちょうど2周年なのよ!ライヴではソロ・スポットもあって、ゲイリー・ムーアの「エンド・オブ・ザ・ワールド」のイントロもプレイするつもりだから、楽しみにしているわ。

●トミーは1980年代中盤、ウォーロック時代にゲイリー・ムーアとフェスティバルで一緒になったりしませんでしたか?

トミー:うーん、記憶にないなあ。野外フェスティバルのバックステージではいろんな人と顔を合わせるけど、ゲイリーと会ったことはないと思う。俺も彼のハード・ロック時代から『スティル・ゴット・ザ・ブルース』まで大好きだったし、アンナが弾いているのを聴くと胸が熱くなるよ。

Tommy Henriksen with Alice Cooper
Tommy Henriksen with Alice Cooper写真:REX/アフロ

<アリス・クーパーはいつだって頼りになる存在>

●トミーはクロスボーン・スカリーでリード・ヴォーカリストを務めていますが、これまでベーシストとしてアリス・クーパー、オジー・オズボーン、ロニー・ジェイムズ・ディオらと共演してきました。シンガーとして彼らからどのようなことを学んできましたか?

トミー:どのように声を出すか、感情を込めるか、ステージでどう動くか...あらゆることを学んできたよ。ステージ上のアリス・クーパーを間近で毎晩見ることは、ロックンロールの高等教育だね。彼もそうだけど、ジョニー・デップ、ジョー・ペリー、ニッキー・シックスなど、みんな最高の教師だ。それからもちろんボン・スコット、アレックス・ハーヴェイ、ロジャー・ダルトリー、ジョニー・ロットンなど、自分にとってのヒーロー達から学んできた。クロスボーン・スカリーの仲間たちからも毎日いろんなことを教わっているよ。俺は他のバンドでギターやベースもやっているし、プレイの面でいつもインスピレーションを受けているんだ。

●アルバムで多くの曲を共作しているトミー・デナンダーとはどのように知り合ったのですか?彼との作業はどのようなものでしたか?

トミー:トミーとはアリス・クーパーの『悪夢へようこそ 第2章 Welcome 2 My Nightmare』(2012)のレコーディングで知り合ったんだ。彼は素晴らしいギタリストで良い奴だったから連絡先を交換して「いつか一緒にやろう」と話した。それが実現したんだ。

●レコード会社のプレス・リリースによるとスポークン・ワードでジョニー・デップが“呪術師”、アリス・クーパーが“光をもたらす者”、ジョー・ペリーが“悪のボーン・クラッシャー”、ニッキー・シックスが“歪んだカラス”、ケイン・ロバーツが“アルファ・ウォッチマン”、マーク・ウィルキンスンが“ブラッドウィング”として参加しているそうですが、アルバムで彼らの声を聞くことが出来ません...。

トミー:うん、スポークン・ワードはミュージック・ビデオでフィーチュアされているんだよ。「Evil World Machine」のショート・フィルムで聴くことが出来る。アルバムでスポークン・ワードをやっているのはナレーターのスカリーだけで、大きな役割を果たしているよ。

●ケイン・ロバーツは1980年代にアリス・クーパー・バンドにいましたが、あなたとはどのように知り合ったのですか?

トミー:アメリカ西海岸にいるとバックステージで顔を合わせるし、話すうちに友達になったんだ。彼は面白い人で、相変わらずすごい筋肉だ。今、新しいアルバムを作っていると言っていたよ。

●『Evil World Machine』のジャケット・アートを手がけたマーク・ウィルキンスンはアイアン・メイデンのエディ、マリリオンのジェスター、ジューダス・プリーストのペインキラーなど数多くのバンドのマスコット・キャラクターを描いてきましたが、彼を起用したのはそれが理由だったのですか?

トミー:その通りだよ。元々アルバムの1曲目「Evil World Machine」のイントロのナレーションはジョニー・デップに頼むつもりだったんだ。でもスケジュールが合わなくて、文字入力すると音声にしてくれる“スティーヴン・ホーキング・アプリ”を使うことにした。それを聞いてみて「オー・マイ・ゴッド!」と思った。正義の味方だけど悪に対しては情け容赦ないエイリアン・ヒーロー、スカリーのイメージがパッと浮かんだんだ。同時に頭に浮かんだのはアイアン・メイデンのエディだった。それでマークにアルバムの音を聞かせたら「ぜひやりたい」と言ってくれた。彼とは話し合って、スカリーのキャラを細部まで詰めた。宇宙から来たロビン・フッドのような存在で、人殺しもするけどクールなアンチ・ヒーローで、パーティーと女が好きで...スカリーは自分に対して正直なんだ。

●クロスボーン・スカリーが作品を発表し続けると、何枚目かのアルバムでエディのようなサムライ・スカリーがジャケットに登場するでしょうか?

トミー:ハハハ、それはクールなアイディアだ。ぜひ実現させたいね。他にもカントリー・スカリーやフランケンスカリーとか...クロスボーン・スカリーは長期的な活動をしていくつもりだし、きっとチャンスが訪れると信じているよ。マークがイギリス訛りで言っていた。「メイデンは音楽よりもメイデン印ビールの方が収入が多いんだぜ」ってね。これから俺たちもスカリーというキャラの認知度を上げていくつもりだよ。フィギュアも考えているし、スカリー印のエナジー・ドリンクなんてどうかな(笑)?

●クロスボーン・スカリーのコミックについて教えて下さい。

トミー:コミックはSFとホラーを兼ね備えた、クールなものだよ。スカリーが悪い奴らを殺しまくるんだ。俺がストーリーを書いているけど、アリス・クーパーに相談してみて、キャラ設定やストーリーなどで、いろんなヒントをもらったよ。ツアー中の朝ご飯のときに「スカリーのラヴ・ストーリーなんてどう?」とかね。スカリーが女の子を妊娠させて、それを知らずにタイム・トラベルに旅立って、14年後に戻ってきたらどうだろう?とか...コミックはウェブサイトで販売しているしライヴ会場、コミック・コンベンションなどでも物販テーブルを出しているんだ。

●アリス・クーパーとの作業はどのようなものですか?

トミー:クープは必要なときにいてくれる、いつだって頼りになる存在だ。彼は携帯を持っていないから、まず奥さんに電話して、取り次いでもらっているけどね。だから彼の周囲にはいつでも人が集まってくる。仕事と関係なく、一緒にいて心地よい人なんだ。

●2023年に亡くなったジェフ・ベックの最後のアルバム『18』はジョニー・デップとの共作でしたが、もし彼が存命だったら『Evil World Machine』にゲスト参加もあり得たでしょうか?

トミー:うん、実はジェフに「Evil World Machine」でギターを弾いて欲しいと頼んでいたんだ。彼は快諾してくれて、我々は彼がソロを弾く部分をあけて待っていた。でも彼はその前に亡くなってしまったんだ。彼を紹介してくれたのは写真家のロス・ハルフィンだった。ジョニーと俺は「ミス・ヘディ・ラマーに捧げる歌」という曲を共作して、ジェフがギターを弾いてくれることになった。結局その曲は『18』に収録されているよ。それからいろんなパーティーやバックステージで会って話して、親しくなったんだ。いつだって笑って、生気溢れる人だったよ。彼がいなくなって本当に寂しいね。

Tommy Henriksen at Psycho Las Vegas 2016 / photo by yamazaki666
Tommy Henriksen at Psycho Las Vegas 2016 / photo by yamazaki666

<レディー・ガガは成功に向けての熱意があった>

●あなたは基本的にアメリカのハード・ロック・シーンで活動してきましたがドイツのヘヴィ・メタル・バンド、ウォーロックの『トライアンフ・アンド・アゴニー』(1987)でベースを弾いているのはどんな事情があったのですか?

トミー:当時俺はニューヨークでラフカット(Roffkut)というバンドをやっていて、東海岸ではそこそこ人気があったんだ。どこかのクラブでショーをやった後にジョーイ・バリンというプロデューサーが「ドイツのヘヴィ・メタル・バンドのアルバムを作っているんだけど、手伝ってくれない?」と頼まれた。“パワー・ステーション”スタジオに呼ばれて行ったら、ドラマーのコージー・パウエルとギタリストのトミー・ボランがいた。この時期、ウォーロックのレコード会社はバンドをワールドワイド規模で売り出そうとしていて、シンガーのドロ・ペッシュのみがドイツ人で、さまざまな国のミュージシャンを起用することにした。当時ホワイトスネイクがやったのと似たことをしようとしたんだ。ドロを“クイーン・オブ・ヘヴィ・メタル”として売り出そうとしたんだよ。ミュージック・ビデオをロサンゼルスで撮って、ドイツ行きの飛行機に乗って、ツアーに出たんだ。あれよあれよという間にすべてが決まったよ。残念ながらコージーはゲスト扱いで、一緒にライヴをやることは出来なかったけどね。

●ドロはどんなシンガーで、どんな人物でしたか?

トミー:当時ドロはまだ若かったけど、まさに“メタル・クイーン”の風格があった。でも地に足が着いて、とても魅力的な女性だったね。楽曲の版権に関するアドバイスもしてくれて、親身になってくれる人だった。つい先日、アリス・クーパーのショーで彼女がオープニング・アクトだったんだ。37年ぶりぐらいにステージ共演して、すごく楽しかったよ。

●あなたはこれまで何度ぐらい日本でプレイしたことがありますか?

トミー:ライヴでは2018年にハリウッド・ヴァンパイアーズでやったけど、一時期日本に何度も来ていたんだ。倖田來未の「Freaky」「But」(2007)ではすべてのパートを俺がプレイしているし東方神起にも曲を提供したよ。日本ではあまりに忙しくて、少林寺の僧侶のようにスタジオに籠もっていた。2000年代の初めには日本以外にもドイツのエレクトロニック・ミュージックやヒップホップのレコーディングに関わっている。プロデューサーのジミー・アイオヴィンとよく仕事していたんだ。レディー・ガガも彼から紹介されたんだ。“インタースコープ”からデビューするヴァレリアというシンガーのために曲を提供することになって、共作したんだよ。当時の彼女はまだ知られていなかったけど、その頃からソングライティングの才能に溢れていたし、ド派手なファッションをしていた。歌もピアノも素晴らしくて、成功に向けての熱意があったね。その後ビッグになって、俺が電話しても出てくれないけど、まあ仕方ないさ(苦笑)。

●2024年11月20・21日にロサンゼルスの“ヴァイパー・ルーム”でクロスボーン・スカリーとしてのデビュー・ライヴを行いますが、どんなショーを期待できるでしょうか?

アンナ:ワイルドなロックンロールのグッド・タイムなショーよ。アルバムからの曲もやるし、まだレコーディングしていない新曲「Truck Night」もプレイする。クリス・ワイズのベース・ソロやグレン・ソーベルのドラム・ソロ、サム・バム・コルトンと私もギター・ソロを弾くし、とてもエキサイトしているわ。

トミー:その後はぜひツアーをやりたいんだ。このバンドにはすごい可能性があると信じている。アリス・クーパーのツアーとスケジュールを調整しながらだけど、北米や南米、ヨーロッパ、日本を含むアジアなど、いろんな地域でショーをやるつもりだ。顔面に叩きつける、とにかく楽しいロックロール・ショーだよ。俺たち自身がライヴ会場の誰よりもスリルを感じているかもしれない。




【最新アルバム】

Crossbone Skully

『Evil World Machine』

Better Noise Music 現在発売中

https://crossboneskully.com/


音楽ライター

1970年、東京生まれの音楽ライター。ベルギー、オランダ、チェコスロバキア(当時)、イギリスで育つ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、一般企業勤務を経て、1994年に音楽ライターに。ミュージシャンを中心に1,300以上のインタビューを行い、雑誌や書籍、CDライナーノーツなどで執筆活動を行う。『ロックで学ぶ世界史』『ダークサイド・オブ・ロック』『激重轟音メタル・ディスク・ガイド』『ロック・ムービー・クロニクル』などを総監修・執筆。実用英検1級、TOEIC945点取得。

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