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【小学生】すぐ泣く子には親の寄り添いが大切だった!教師が教える「強い子に育てる」効果的な3つの対処法

ナナホシ教育/子育て/学校

子どもがちょっとしたことで泣き出すと、ついつい声を荒げてしまいがちですが、それでは余計に子どもを不安な気持ちにさせてしまいます。そんな時こそ、子どもの気持ちに寄り添うことが大切なのです。今回は、すぐ泣く子どもの共通点と、強い子に育てる親の接し方を3つ紹介します。

すぐ泣く子の傾向

すぐ泣く子どもは、ささいなことでも過剰に反応してしまいます。物事を冷静に受け止められない一方で、自分の気持ちをうまく伝えられないでいるのが特徴です。そのため、我慢の限界を超えると大きな感情の噴出となって表れるのです。

それでは、こういった子供へはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。

1.子どもの気持ちを受け止める

泣き出した時、怒鳴ったり非難したりするのではなく、まずは子どもの気持ちを受け止めましょう。「どうしたの?」と優しく聞きかけ、しっかりと子どもの話を聞いてあげることが大切です。

効果的な声かけ例

「○○ちゃん、泣いちゃったんだね。どうしたの?お母さんに話してごらん」

NGな声かけ例

「いつまでも赤ちゃんみたいに泣いているんじゃない!もう大きいんだからしっかりしなさい」

2.一緒に落ち着く時間を作る

感情の高ぶりを落ち着かせるため、子どもと一緒に落ち着ける場所や時間を作ってあげましょう。そこで子どもの気持ちを受け止め、共感することが重要です。

効果的な声かけ例

「落ち着くまで、ここであなたのぬいぐるみを抱いていられるよ。お母さんもそばにいるからね」

NGな声かけ例

「もうここではダメだ。その部屋で一人になって静かに泣いていなさい」

3.感情コントロールの仕方を一緒に学ぶ

子どもが泣き止んだら、今度は感情をコントロールする方法を一緒に学びましょう。深呼吸をしたり、楽しいことを考えたりするのも一つの方法です。

効果的な声かけ例

「○○ちゃん、イライラしたときはこうやって深呼吸をするといいよ!一緒にやってみようか」

NGな声かけ例

「そんなにすぐ泣いたら、誰からも情けなくバカにされるよ」

まとめ

すぐ泣いてしまう子どもに対しては、まず子どもの気持ちに寄り添い、一緒に落ち着ける環境を作ることが何より大切です。その上で、感情をコントロールする方法を教え、子ども自身で感情を上手に処理できるよう導いていきましょう。そうした寄り添いが、子どもを心が強い人間に育てる秘訣なのです。

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