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「本物?食べられるの?」京都祇園「桜桃(チェリー)ふうせん」はSNSで話題だけでないこだわりスイーツ

磯貝由起スイーツコンシェルジュ・ライター・PRコーディネーター

昨年SNSでバズリにバズったふうせんスイーツが今年も登場!
京都祇園「洋菓子ぎをんさかい」で2024年5月 1日(水)より、ダークチェリーを使用した「桜桃(チェリー)ふうせん」を発売。一足お先に取材させていただきました。熟練したシェフの技で作り上げたボリュームたっぷり、そしてリアルなふうせんスイーツをご紹介します。

「洋菓子ぎをんさかい」

京都銘菓「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」の姉妹ブランド

祇園花見小路にある「洋菓子ぎをんさかい」は、京都銘菓「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」の姉妹ブランド。「洋菓子ぎをんさかい」は祇園 花見小路より、「粋」をテーマに新しくも本物の洋菓子を届けるパティスリーです。

京都祇園の町になじむ、上質な洋菓子店の一階には話題のふうせんシリーズや、季節の移ろいを芸術的に表現したスイーツが並びます。

2階は花街祇園のお茶屋さんらしい落ちついたカフェ。ケーキは、テイクアウトもイートインも可能です。

SNSで話題!「ふうせん」シリーズ

Instagramを中心としたSNSで大バスリ

「ふうせん」シリーズは、2022年夏より販売を開始した、洋菓子ぎをんさかいの夏を代表するスイーツです。昨年2023年は、Instagramを中心としたSNSで大バスリしていたので気になっている方も多いはず。縁日でみかけるふうせんのようなスイーツってどんな味でどんな中身なの?と気になりますよね。

ふうせんシリーズ初となる「ダークチェリー」を使用した「桜桃(チェリー)ふうせん」

毎年新作を加え、3年目を迎える今年第1弾として登場するのはふうせんシリーズ初となる「ダークチェリー」を使用した「桜桃(チェリー)ふうせん」。

ピンクがとっても可愛いです。6月下旬頃に第2弾「桃ふうせん」7月上旬頃に第3弾「マンゴーふうせん」の発売を予定しています。(発売開始時期および終了時期は、フルーツの収穫により変更となる場合あり)

コンポートしたフルーツを本物のように見間違える風船に閉じ込めたこちらのシリーズは、暑い京都の夏でも食べやすい美味しさを追求。涼やかな見た目とともに楽しめるお菓子は、いずれも期間限定の発売です。

ふうせんの絞り口もリアルです。作り方をお聞きしたのですが気が遠くなるほど手間がかかっています。なんと輪ゴムのようにみえるのはパスタ。ふうせんの模様も手仕事で描き細部までこだわり抜いた、見た目も味も楽しめるスイーツです。

桜桃(チェリー)ふうせん 

持ち帰り価格:1,620円 イートイン価格:1,650円 ※税込

ダークチェリーを使用した、2024年のふうせんシリーズ第1弾。
SNSでは切るときにぱりぱりっと崩れていくのがバズっていましたが、今回はありがたいことにシェフが綺麗に切ってくださいました。

ホワイトチョコレートとラズベリーチョコレートのブレンドチョコレートでコーティングしたバタークリーム。土台はサバラン、その上にダークチェリーのコンポート。すべてがたっぷりなんです。

エグゼクティブシェフ新崎覚史氏の開発秘話をききながらカウンター席でいただきます。ジェントルマンで素敵なシェフのこだわりは半端ない!

桜桃ふうせんは暑い夏でもすっきり食べられるようサバラン生地に含ませるシロップがポイント。通常サバランはたっぷりのアルコールを含むお菓子ですが、こちらはノンアルコールの白ワインをベースに、ジュニパーベリーを入れて煮だしたシロップをたっぷりとサバラン生地に含ませています。私はアルコール好きなのですが、こちらのサバランはノンアルコールとわからないほどに芳醇。かつアルコールが苦手な人も、子供も食べやすいんです。その上にはたっぷりのダークチェリーのコンポート。そしてバタークリームがなんだかトロピカルな味わいと思ったらココナッツオイルを使用してるんです。なるほど夏らしい。

自分で切るとこんな感じ。
美味しい!私はバタークリームが大好きなのですがこんなにたっぷり堪能できるスイーツはなかなかないです。そしてサバランはここ数年、ブームが来てほしいと熱望しているケーキ。ノンアルコールで様々な世代が楽しめるサバランの登場でサバランブームがくるか?

紙風船 1080円(テイクアウト価格)

帰りにはお土産を。紙風船もまた可愛いんです。練り切餡でカッサータを包んじゃうなんて!

洒口 しゃかく(Shakaku)シングルモルトウイスキー/4個入り 2,484円

日本が誇るシングルモルトウイスキーとショコラとの甘美な出逢いのお菓子。香り立つ芳香が濃厚なガナッシュを、上品なショコラサブレでサンドした大人のお菓子です。

取材協力:洋菓子ぎをんさかい

洋菓子ぎをんさかい
〈所在地〉 京都市東山区祇園町南側570番地122
〈営業時間〉 Shop:12:00~18:00 
カフェ:12:00~17:00(L.O16:30)
〈定休日〉  不定休
公式サイト

スイーツコンシェルジュ・ライター・PRコーディネーター

英語教室オーナーであり、好きな英語と、甘いものを楽しむ毎日。3万以上のスイーツ情報紹介。特にプリンは1万個のプリンを知るプリンの女王と呼ばれています。

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