【仙台市】いざ!《聖地を巡る》日本フィギュアスケート発祥の地「五色沼」と国際センター駅モニュメント
みなさん、こんにちは。仙台市地域情報発信ライター ずんだです。
冬もますます寒さが厳しくなってきました。日本フィギュアスケート発祥の地「五色沼」も凍ってきましたね。
今回は、この「五色沼」と隣接する「国際センター」駅を散策してきました。この辺は「青葉山公園」となっていて、すぐ近くには仙台城址、東北大学の青葉山キャンパスなどもあり、学生や観光客も多くいるエリア。散策にもぴったりのところです。
五色沼は日本フィギュアスケート発祥の地。
元は仙台城のお堀でしたが、冬に凍った沼で、いつしか外国人がスケートを始めたそうです。
ガイドより
「日本フィギュアスケート発祥の地 五色沼
明治中期、外国人たちがこの場所でスケートを始め、明治42年(1909)頃に第二高等学校生がドイツ語教師ウィルヘルからフィギュアスケートの指導を受けたという。後に彼等や後輩たちが全国各地で普及に努めたことから、五色沼(堀跡)は日本フィギュアスケート発祥の地と言われている。」
一見、普通の沼のようにも見えますが、ここから日本のフィギュアスケートが始まり、仙台はフィギュアスケートの中心地へ、そして仙台では全日本選手権が開催されたりもしました。人工のスケートリンクも増えていき、仙台市泉区にある「アイスリンク仙台」は、羽生結弦選手、荒川静香さん、解説でもご活躍の本田武史さんなど、世界で活躍している選手を輩出していることで有名ですよね。羽生結弦さんは17歳まで通っていたそうですよ。
五色沼を散策した後は、横断歩道を渡って徒歩5分のところにある国際センター駅へ。
「国際センター」駅の正面には、羽生結弦選手と荒川静香さんのモニュメントがあります。
仙台市ゆかりのフィギュアスケーターである荒川静香さん、羽生結弦さんの偉業をたたえるため2017年4月16日に設置されたフィギュアスケートモニュメント。その後、羽生結弦さんの連覇の功績を称え、新しい記念モニュメントが設置されました。
荒川静香さんと羽生結弦選手の実物大の手形とお二人の経歴などが記されたモニュメントもあります。意外と逞しい荒川静香さんの手と、羽生結弦選手の長い指。この長い指の先端まで、演技ではしなやかさや繊細さがにじみ出ますね。
訪れた日は、モニュメントの前で記念撮影されていらっしゃる観光客の方も見受けられました。ファンにとってはまさに「聖地」ですね。
五色沼は一見何の変哲もない沼ですが、ここで外国人がスケートを伝授し、日本のフィギュアスケートが発展していったと思うと楽しくなります。そして、3連覇をかけて戦いに臨む羽生結弦選手、荒川静香さん、世界で活躍するスケーターが仙台出身であることが嬉しく、誇りに思います。
「またひとつ、モニュメントが増えますように。」
声援を送りながら、お祈りしながら、散策してきました。
仙台が誇るフィギュアスケーターのモニュメントがある青葉山公園、皆さんも散策してみてはいかがでしょうか?
五色沼
仙台市青葉区川内 青葉山公園内
地下鉄 国際センター駅
仙台市青葉区青葉山