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肌年齢−14歳。47歳美容のプロが、美肌のためにやめた生活習慣とは?

遠藤幸子美容研究家/美容ライター
生活習慣を一度見直してみることが美肌への近道

お付き合いいただき、ありがとうございます。エイジング美容研究家・美容ライター遠藤幸子です。

遠藤幸子の活動実績は、こちら

普段何気なく続けている生活習慣が、実は肌悩みの原因だったということがよくあります。肌悩みがあるときこそ、日頃の生活習慣を見直すことで、新しい何かを始めるよりも効果がある場合も。

今回は、肌年齢−14歳と診断された47歳の筆者が美肌のためにやめた生活習慣を紹介します。

一時的な肝斑治療以外の美容医療は一切なし。ほぼセルフケア
一時的な肝斑治療以外の美容医療は一切なし。ほぼセルフケア

美肌のためにやめた生活習慣

(1)毎日の飲酒

ノンアルコールビールは、人工甘味料が使われていないものを
ノンアルコールビールは、人工甘味料が使われていないものを

お酒が大好きで、数年前まで週に1、2度の休肝日を除いて毎日のように飲酒していました。

飲んでいたのは、糖質の高いビール1本とサワー系1本、あるいは、スパークリングワインを専用グラスで3杯程度。

20時前までには飲み終えるようにしていましたが、夜中に中途覚醒してしまう原因になっていたため、ほぼスパッとやめました。

美肌と睡眠には密接な関わりがあるので、睡眠は長さだけでなく、質にもこだわることが大切です。

今ではノンアルコールビールを1日1本飲み、週に1、2度微アルコールビールを飲む程度。

飲みに行く機会もあまりなくなり、年間を通して通常のアルコール摂取日は数えられる程度になりました。

(2)白米

白米は、外食などで避けられないときには少量を
白米は、外食などで避けられないときには少量を

糖質の高い白米との付き合い方には長年悩んできました。

玄米は良いものを買えば美味しいのですが、どうにも飽きてしまうし、家族と暮らしていると別々にご飯を炊くのも面倒でした。

それをタニタ食堂の金芽米にシフト。通常の白米に比べて栄養価が高いにもかかわらず、糖質約14%、カロリー約17%OFF。

現在お米が高騰していることもあり、価格変動の恐れがあることから価格は非表示とします。

(3)14時以降のカフェイン摂取

カフェインはコーヒーや紅茶、緑茶などのほか、チョコレートにも
カフェインはコーヒーや紅茶、緑茶などのほか、チョコレートにも

遺伝子検査の結果からもカフェインへの感受性が高い体質であることを知っていたので、コーヒーも紅茶も大好きですが、14時以降は摂取しないようにしました。

量もどんなに多くても3杯までにしています。

これはスムーズな睡眠と、質の高い睡眠を目指してのこと。

(4)毎度の昼食・夕食後のスイーツ

スイーツはたまに食べることでご褒美に
スイーツはたまに食べることでご褒美に

三度の飯より甘いものが好きで、昼食と夕食の後のスイーツ(特にチョコレート)は欠かせませんでした。

間食ではないという言い訳でやめられない習慣となっていましたが、体重の増加や水毒症のような状態になったのをきっかけにやめることにしました。

今では甘いものを口にするのは、基本的に週に2、3回と決めています。(ときには挫折しますが。)

(5)1日2リットルの水分補給

水分補給は体調や体質に応じて日々見直してみるのもひとつ
水分補給は体調や体質に応じて日々見直してみるのもひとつ

水分をたくさん補給するのが健康や美肌の秘訣という発信をよく見かけますが、その必要量には個人差があると感じています。

運動をよくする方は多く摂る必要がありますが、それ以外の方は慎重にご自分にとっての必要量を見極める必要があるのではないでしょうか。

下半身がひどくむくむなど水毒症のような状態になったのをきっかけに、そのとき身体が必要としている程度の水分をゆっくりと摂取する方法に切り替えました。

筆者自身は、以前の6、7割程度まで控えるようにし、運動をするときにはもう少し多めに摂取しています。

(6)冷蔵庫から取り出したものをすぐに口にする

内臓はできるだけ冷やさないようにするのがモットー
内臓はできるだけ冷やさないようにするのがモットー

猛暑の影響で冷たい飲み物や食べ物に手が出る機会が多くなっていました。

けれど、水毒症のような状態に陥ったのがきっかけに、冷蔵庫から取り出したものをすぐに口にするのはやめました。

口にする場合は口の中に含んでからゆっくりと飲み込むようにしています。

アイスクリームをどうしても食べたい場合には、内臓をできるだけ冷やさないようにとの配慮から、白湯や温かいお茶と一緒に食べるようにしています。

(7)片側で噛むクセ

以前は右側で噛むクセがあり、それを変えるのに苦労しました。

歯の不具合などは歯科医院で治療し、少しずつ時間をかけて左右できるだけ対称になるように噛むようになりました。

これは表情筋をバランスよく鍛えることにつながります。

(8)片側を下にして眠るクセ

寝返りは打つものの、長時間横向き寝を避けている
寝返りは打つものの、長時間横向き寝を避けている

以前は身体がとても歪んでいたこともあり、右側を下にしてでなければ眠れませんでした。その結果、反対側のほうれい線が深く長くなっていました。

それを思い切って整体に通い、身体の歪みを整えることで少しずつ仰向けで眠るように意識しました。

数ヶ月かけて最近ようやく仰向け寝で熟睡できるようになりました。

(9)運動不足

普段は執筆業中心という仕事柄、熱中すると座りっぱなしの時間が続いていました。

今ではタイマーをかけ、1時間に1度は必ず席を立ち、ストレッチや階段の昇降などしていますが、それに加えてウォーキングを始めました。

手を振りながら早歩きし、1週間に1度は1時間程度、天気と体調の良い日で時間が許すときには最低30分を週に数回歩くようにしています。

ストイックにやりすぎると続かなくなる性分なので、プレッシャーはかけずに、天気の悪い日は自宅の階段の昇降を5〜10分、食後1時間経過したタイミングで行っています。(ただし、気分が乗らない日は無理せず。)

(10)ガチガチ肩コリ、首コリ、頭のコリの放置

執筆業中心という仕事柄、肩コリと首のコリ、頭のコリに悩んできましたが、これは巡りが悪くなっているのを放置しているということ。肌にも当然のことながら悪影響を及ぼします。

また、頭皮のコリをそのままにしておくと、側頭筋が固くなり、ほうれい線などのお悩みにつながることも。

健康であってこそ好きな仕事に邁進できるのだと発想を変え、整体に通うこと、ストレッチや運動を習慣にすることでコリにアプローチするようになりました。

(11)自己流マッサージ

顔に触れる回数はできるだけ減らしている
顔に触れる回数はできるだけ減らしている

顔も身体もそうですが、自己流のマッサージを行うのをやめました。特に顔は危険。皮膚を引っ張ったり、力を入れる箇所が誤っていたりすると、かえって肌悩みを深くしてしまうことも。注意しましょう。

今回の記事に関連する過去記事は、下記の通り。ご興味のある方は、ご覧いただけますと幸いです。

まとめ

何事も取り組んでみてどうなのかといった結果は、人それぞれ。効果を保証できるものではありませんが、一プロの体験談として参考にしていただけますと幸いです。

Instagramでは、45歳からの若返りを意識した美容情報を発信しています。愛用品も紹介していますので、ご興味のある方はぜひご覧いただけますと幸いです。

筆者のInstagramのアカウント
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ほぼセルフケアで肌年齢−14歳を叶えた方法やコスメ選び・若返りメイクのポイントを紹介
ほぼセルフケアで肌年齢−14歳を叶えた方法やコスメ選び・若返りメイクのポイントを紹介

美容研究家/美容ライター

アットコスメ編集部の公認のビューティストに認定されたのを足掛かりに、2014年よりエイジング美容研究家・美容ライターとして活動を開始。スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持し、All About化粧品・コスメ ガイドも務める。雑誌や企業のウェブサイト、ウェブメディアなどにて美容記事の執筆・監修を行うほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、コスメブランドのインフォマーシャル、広告などにも出演。日本抗加齢医学会正会員。ゆらぎ世代とも言える40代が、楽しみながら年齢を重ねるための美のヒントを発信中。

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