お付き合いいただき、ありがとうございます。エイジング美容研究家・美容ライターの遠藤幸子です。

年齢が出やすいパーツといえば、目元。笑ったとき幸せそうに浮かぶシワならそう目くじらを立てることもないように思えるものの、クマやたるみは老け見えの元。何とかしたいですよね。

今回は、40代のアイケアにスポットを当て、アイテムの選び方やおすすめのアイテムを紹介します。

■目元の印象で見た目年齢は最大8.4歳も変わる？

資生堂のエイジングケア（※1）ブランド「リバイタル」の調査結果によると、人の視線の8割は目元に集中し、エイジングサインが出やすい目元が生き生きすると、最大で8.4歳も若々しい印象に見えることが明らかになったのだそう。（※2）

それにも関わらず、45歳以上の女性のうち62％の方が、何らかの“まぶたの肌の変化”を感じているものの、まぶたのケアをしている方は、たった１割程度（15％）に留まっているという実態がありました。（「まぶたエイジング悩みに関する実態調査」※3による）

目元のエイジングサインに自覚があるのに、ケアができていない理由については下記のような調査結果が得られたのだそう。

上記はまぶたに対する調査結果ですが、何を使ってどのようにアイケアをすればよいのかわからない、そもそもケアの必要性について知らなかったという方が多い印象を受けます。

※1 年齢に応じたケアのこと

※2　「目元の印象調査」調査時期：2024年1月、対象人数：200名 、対象条件：化粧水現使用の40～50代女性

※3　「まぶたエイジング悩みに関する実態調査」調査時期：2024年10月、調査方法：WEB調査、対象人数：400名 、対象条件：①30-69歳 女性、②週5日以上スキンケアを行っている

■アイケアアイテムの選び方

ケアのやり方がわからない、ケアが面倒と感じる方のために、アイケアアイテムを選ぶ上でのポイントを解説します。

（1）配合成分に注目して選ぶ

目元の悩みにアプローチできつつ、肌状態に合ったものを選ぶことが大切です。

例えば、目元のくすみが気になるなら美白成分が配合されたものを、黒クマが気になるなら肌のハリ・弾力を高める効果が期待できる成分が配合されたものを選ぶ、シワが気になるならシワ改善効果が期待できるものを選びましょう。

目元の皮膚は、体の中でも最も薄くデリケート。敏感肌の方は特にやさしさにこだわり、低刺激、敏感肌用のものを選ぶのがおすすめです。

（2）使用感で選ぶ

毎日使うものだからこそ、テクスチャー、香り、塗った後の肌状態など使用感が好みのものを選びましょう。

一般的にジェルはさっぱりとした使用感。クリームはコクがあり、あと肌がしっとりとしています。

朝使用する場合にはメイクの邪魔をしないものを選ぶことも大切で、朝と夜とで使い分けるのもひとつの手です。

また、容器の形状も必ずチェックしましょう。

忙しい朝はジャータイプが面倒に感じられることも。手軽に使いたいならチューブタイプやアプリケーター付きのものがおすすめです。

逆に夜はじっくりケアすることも視野に入れて、ツールを組み合わせて使うものを選ぶのも◎。

（3）リピートのしやすさで選ぶ

自分に合い、気に入ってもリピートできないものならあまり意味がなくなってしまいます。手を伸ばすときにはリピートしやすい価格か、購入ルートかもぜひチェックを。

また、使い方が面倒でないこともリピートのしやすさにつながります。

■40代におすすめのアイケアアイテム

（1）なめらか本舗「サナ　なめらか本舗　薬用リンクルアイクリーム　ホワイト」（※医薬部外品　20g／税込価格1,100円）

シワ改善と美白の有効成分「ナイアシンアミド」と「ピュアレチノール」、ブランドおなじみの「豆乳発酵液」を配合したアイクリーム。

メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぎながら、透明感とハリ、うるおいのある目元へと導きます。

スキンケアの最後に使用。今回紹介するアイテムの中で最も濃厚なテクスチャー。濃密なうるおいを与えながら肌に密着するような使用感です。

（2）ドクターシーラボ「スーパーホワイト377VCアイ」（15g／税込価格3,960円）

ドラッグストアやデパートでも買えるドクターズコスメ「ドクターシーラボ」の目元用美容液。

スキンケアの最後に使用。軽やかなテクスチャーでなじみがよく、つるんとした手触りの肌に整います。アプリケーターで指を使わずにマッサージしながらなじませることもできます。

2つのブライトニング成分「ONE BRIGHT」「W377」と「高浸透ビタミンC(APPS

）」を配合し、明るく透明感のある目元に導きます。

無香料、無着色、無鉱物油、パラベンフリー、アルコール無添加。

（3）リバイタル「アイゾーンブースター」（15mL／税込価格11,000円）

資生堂独自の浸透テクノロジー“ヒアロ プロデリバリー技術”を搭載し、コンパクト化する技術を施した「コンパクトヒアルロン酸」（※4）を角層細胞の深層まで届ける目元用美容液。

目元への優しさに配慮し、低刺激、無香料、無着色、オイルフリー、パラベンフリー、シリコンフリー、アレルギーテスト済み（すべての方にアレルギーが起こらないというわけではありません）。

また、乾燥による小じわを目立たなくする効果が期待できます。（効能評価試験済み）

化粧水の前に使用。みずみずしく心地よく伸び広がるテクスチャー。後から使う化粧水のなじみも高め、うるおいに満ちたふっくらとしたハリのある目元に導きます。

※4　ヒアルロン酸ナトリウム、塩化マグネシウム（保湿）

（4）ドランク エレファント「ドランク エレファント シータンゴ マルチVアイクリーム」（15mL／税込価格9,460円）

8種のペプチド、キューカンバエキスGL（※5）、セラミドコンプレックスHY（※6）、植物オイルを配合。うるおい不足によるくすみにアプローチし、明るくうるおいとハリのある目元に導きます。

エッセンシャルオイルフリー、シリコンフリー、無香料。

なめらかなテクスチャーで、べたつかず、ピタッとまぶたにフィットする使用感。

※5　キュウリ果実エキス、グリセリン
※6　セラミドNP、セラミドAP、セラミドEOP、フィトスフィンゴシン、コレステロール、キサンタンガム、カルボマー、グリセリン

（5）JC PROGRAM「JC ボトモイストプラス」（30g／税込価格8,800円）

美容クリニックのボトックス治療からヒントを得て開発された部分用クリーム。

コラーゲンとエラスチンの生成を促進する効果が期待できる「パルチミン酸レチノール（ビタミンA誘導体）」をはじめ、塗るボトックスともいわれる「アルジルリン」、複数の「ペプチド」や「ユビキノン（コエンザイムQ10）」などを配合し、ハリのある目元へと導きます。

化粧水と美容液で整えた肌に使用。少し固めのテクスチャーながら伸びがよく、肌に密着するような使用感でべたつきません。目元だけでなく、口元などエイジングサインが気になる部分に使えます。

（6）MTメタトロン「MT ステムアイクリーム」（20g／税込価格22,000円）

上まぶた・下まぶた・目尻と目元の悩みを集中ケアするアイクリーム。3種の植物幹細胞エキスのほか、上向きのまぶたに導く効果が期待できる「DMAE」などを配合し、うるおいを湛えたピンとしたハリのある目元に導きます。

スキンケアの最後に使用します。コクのあるテクスチャー。肌の上でほどけるように伸び広がり、べたつきません。

（7）エフェクティム「エフェクティム 3D ビューティーリフティング アクティベーター」（税込価格70,400円）

エフェクティム 3D ビューティーリフティング アイクリーム」（15g／税込価格12,100円）

資生堂とヤーマンの合弁会社エフェクティム発のエイジングケア（※1）ブランド「エフェクティム」の美顔器とアイクリーム。

美顔器は、三日月型の電極から同時に５つのエネルギー(EFM-RF, EMS、電気パルス、イオン、赤色LED)を発する新たなテクノロジー（STEM※7 Multi Force-i）でデリケートで年齢が出やすい目元に、1回4分で最適なアプローチを行います。

アイクリームは、少しコクのあるテクスチャーながらべたつきません。スッキリとしてハリとうるおいのある目元へと導きます。

※7 STEM：special treatment as essential method　　

目元は皮膚が薄く乾燥しやすいことに加えて、よく動かす部分。人の視線もよく集めることから丁寧なケアをコツコツ続けていくことが大切です。ぜひご自分に合ったアイケアアイテムでケアし、若々しい印象の目元を目指しましょう。

【取材協力】資生堂 リバイタル

※リバイタルとなめらか本舗の製品はブランドからの提供、そのほかの製品はブランドからお借りしていますが、使用した上で、一切の忖度なく、サイトのレギュレーションに従い記事化しています。

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