肌年齢−14歳。47歳美容のプロが本当に続けてよかったスキンケア習慣とは?
お付き合いいただき、ありがとうございます。エイジング美容研究家・美容ライターの遠藤幸子です。
遠藤幸子の活動実績は、こちら。
筆者はSK-2の肌解析マシン「スキンセレモニー」で、肌年齢が−14歳と測定されました。
今回は、そんな筆者が美肌のために続けてよかったスキンケア習慣を紹介します。
続けてよかったスキンケア習慣
(1)毎朝の肌チェックと肌状態に応じたスキンケア
起床して顔を洗う前に必ずしているのが、肌チェック。清潔な手で肌に触れ、つまみ、明るい場所で鏡を見ます。
これを習慣にしていると、吹き出物ができそう、この部分の毛穴が汚い、ハリが低下している、乾燥しているかもというように、肌の状態が把握できます。
肌の状態を把握したら、それに応じたをスキンケアを行っています。
(2)朝の洗顔
10年ほど前は乾燥肌だからと、毎日ぬるま湯洗顔を続けていました。その結果肌がくすみ、ゴワついてしまいました。
現在では、朝洗顔料を使って顔を洗うことはマストに。肌状態に応じて使う洗顔料や洗顔の方法を変えています。
すすぎ残しがないよう丁寧に洗い流すことも大事。お湯の温度も体温より低い35度程度にしています。
私の洗顔方法はこちらで紹介しています。肌状態応じた洗顔料の使い分けは、後日記事化します。
(3)生理周期を意識したスキンケア
女性の肌は、ホルモンバランスの影響を強く受けています。妊娠中や更年期になって肌の状態が変化したという経験を持つ方も多いのではないでしょうか。
毎月のことでいうと、生理の間、その1週間前、肌はデリケートな状態になっていて、いつもより脂っぽくなります。
そのため、基本的にスキンケアは2週間サイクルで入れ替えをしていています。生理の間、その1週間前は敏感肌用のスキンケアラインを取り入れ、肌への刺激もできるだけ避けます。
顔剃りやスクラブでの角質ケアなども行いませんし、新しいコスメを試すのは避けるようにしています。(職業柄難しいこともありますが。)
また、肌を清潔に保ちつつ、皮脂分泌を抑える効果があるアゼライン酸配合のコスメの出番が増えます。
生理が終わった後は、キラキラ期。肌の状態が最も良い時期です。新しいコスメや美容法を積極的に試し、顔剃りするのもこのタイミングにしています。
ちなみに顔剃りは、電動の肌に負担をかけにくいもので多くて月に2回まで。それも全顔ではなく、気になる部分だけにしています。
(4)朝と夜とで目的の違うスキンケア
朝と夜とではスキンケアの目的が異なることをご存知でしょうか。
朝は、これから浴びる紫外線など外的刺激から肌を守るケアを行う必要があります。朝はビタミンCなどの抗酸化作用の高い成分が配合されたコスメを取り入れることが多いです。
夜は紫外線や花粉など外部刺激を受けた肌をケアするために、しっかりとメイクや汚れを落としてから、十分な保湿を行います。
生理直後からの2週間は、ビタミンA(レチノール)配合のコスメなので攻めのケアも積極的に行なっています。
また、紫外線の影響を受けたときには、美白ケアを集中的に。肌がほてっているときにはそれを冷たい濡れタオルや冷蔵庫に保管しておいた保冷剤などで鎮めることからスタート。
その後たっぷり化粧水を与えてから、美白有効成分が含まれたシートマスクで集中ケアし、しっかりとクリームなどで保湿します。
美白ケアは年間を通してほぼ毎日行うようにしているので、朝か晩タイミングをみて行なっています。
(5)アイケア
目が大きく、瞬きが多いので、アイケアの重要性は比較的若い頃から感じていました。アイケアアイテムはジプシー状態ですが、それでも毎日朝晩欠かさずに続けています。
(6)角質ケア
どんなに丁寧に洗顔していても、古い角質が肌に留まることはあります。そのため、週に1、2回はこんにゃく由来のゴマージュを使用。マイルドなピーリング効果で、つるんとゆで卵のような肌に。
このほか、塗るだけで肌に負担をかけにくい角質ケアアイテムやクレイマスク、酵素洗顔なども使用しています。
(7)紫外線対策
若い頃からやっておけばよかったと後悔していることのひとつに紫外線対策をあげました。
後悔したからこそ、今はとても丁寧に行なっていて、対策をしっかり始めたのは20歳くらいから。30代以降は塗る日焼け止めだけでなく、サングラス、日傘、サプリメントなどを併用しています。
(8)肌状態やメイク状態に応じたクレンジング
肌が敏感な状態なときには敏感肌用のクレンジングを、しっかりメイクのときだけオイルを、普段はクリームといったように肌状態やメイクに応じていくつかのクレンジングをストック。使い分けています。
(9)薬指をメインに中指を添えた指使い
顔の皮膚は、ティッシュ1枚ほどの薄さ。とてもデリケートです。しかも筆者の皮膚は元々薄いので、慎重に接しています。これは摩擦を避け、シワやたるみの原因をできるだけつくらないようにするため。
手で顔に触れるとき、つまり、スキンケアやメイクのときですが、薬指をメイン使いし、中指をソッと添えた指使いをしています。そうすることで、指先の不要な力がふわっと抜け、肌への負担を減らすことができます。
(10)使い捨て洗顔タオルで顔を拭く
エコという観点からは褒められたことではありませんが、顔を洗って拭くのはタオルではなく、使い捨ての洗顔タオルに切り替えてかなり経ちます。
これは室内干しなどの影響で、タオルに雑菌が付着している可能性があることを考えてのこと。
洗顔タオル2枚ほど使い、水気を抑えるようにして顔にあて、その2枚で洗面台をキレイに掃除しています。
まとめ
10個もの習慣となると、少し面倒に感じられるかもしれません。一気にすべて取り組む必要はありません。できることから少しずつ行い、肌と丁寧な対話を続けることで美肌を目指しましょう。
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