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「お米はなくなりません!」米農家などTwitter発信 新型コロナ騒動でパニック買い? 店頭で品薄

岡田有花フリーランス記者
(写真:アフロ)

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、2月末ごろから、スーパーなどの店頭では、お米やカップ麺、冷凍食品など、長期保存できる食品が品薄になるケースが目立っている。

外出を控えて家にこもるための需要が拡大しているとみられる他、店頭で品薄になっているの目の当たりにして「今買っておかないと買えなくなるのでは」などとパニックになったり、「念のため」と買いだめする人も多そうだ。

こういった事態を受け、農林水産省は3月2日「食料品は不足していません!」と

で通知した。「国産米の在庫、供給力は十分にあり、お米を買えなくなることはない」と断定している。また、米だけでなくカップ麺や冷凍食品なども「通常通りの生産・供給を行っており、製品在庫も十分にある」とし、消費者に対して、落ち着いた行動を呼び掛けている。

農水省の告知より。牛乳や国産牛、花の消費も呼び掛けている
農水省の告知より。牛乳や国産牛、花の消費も呼び掛けている

米農家への注文も増えているようだ。Twitterでは、米農家やその関係者が「在庫はたっぷりあります!」「米が店頭で品薄になっているようですが、米はなくなりません」などとつぶやくケースが増えている。

また、米は生鮮食品のため、精米した後常温で長期保存すると味が落ちてしまう。「必要な分だけこまめに購入した方がいい」という呼び掛けや、「この騒動の反動が今後あるのでは」――と心配する声も出ている。

フリーランス記者

1978年生まれ。京都大学卒。IT系ニュースサイト記者、Webベンチャーを経て、IT・Web分野を軸に幅広く取材、執筆するフリーランス記者。著書に「ネットで人生、変わりましたか」(ソフトバンククリエイティブ)。

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