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「この画像のようなスイカは選ばないで!」八百屋からのお知らせ!そのワケとは

青髪のテツ八百屋歴14年|野菜のプロ

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

夏になり厳しい暑さが続いていますね。この時期は、夏の果物が旬を迎えて美味しくなってくる時期です。メロン、スイカ、さくらんぼなどみなさんはこの時期どの果物をよく食べますか?

この時期、大人気の果物といえば「スイカ」です。スイカは暑くなってくると食べたくなってくる果物の代表と言っても良いですよね。

ただ、スイカって甘さが足りなかったり、シャリシャリ感がなかったり、意外と当たり外れが多い果物なんです。

そこで今回は「甘くておいしいスイカの選び方」を紹介します。

甘くておいしいスイカの選び方

甘くておいしいスイカの選び方を紹介します。

白い種が少ないもの

甘いスイカが食べたい方は、上画像のような白い種ばかりのスイカは避けましょう。白い種が少なく、黒い種が多いものを選んだ方が甘いスイカに当たりやすいです。

白い種が多いスイカは、未熟な状態で収穫されてしまった可能性が高いんです。スイカは収穫後に追熟しない果物なので、しっかりと熟した状態で収穫されたものを選ぶのが甘いものを引き当てるポイントです。

「そんなところを見なくても、糖度が書いてあるじゃない」という方も多いと思います。確かに最近は糖度が表示されているスイカが多いですよね。糖度で甘さがイメージできない方向けに目安のイメージを共有します。

9度以下...糖度不足。お店によっては廃棄される
10度...合格点だが人によっては物足りないかも
11度...甘い
12度...強い甘味
13度...最高級に甘い

ただし、糖度計も測る場所によって表示される糖度が変わります。会社によって計測する場所が違ったり、糖度計のメーカーが違ったりして差があるのも事実です。なので、糖度表示は一つの指標にはなるものの、完全にアテにすることはできません。別の選び方を知っておくことで、おいしいスイカを選ぶことができる確率が上がるというわけです。

果肉にヒビが入っているもの

次に、果肉の状態をチェックしましょう。

スイカは熟度が進むと、果肉にヒビが入りやすくなります。

なので、果肉にヒビが入っているスイカほど甘味が強い傾向があるんです。ただ、スイカはシャクシャクとした食感も魅力的な果物ですよね。

ヒビが入っているスイカは熟度が進んでいる分、果肉が柔らかくシャクシャクとした食感は弱い傾向があります。熟しすぎたスイカはベチャベチャしていて、いくら甘くてもおいしいとはいえません。

多少柔らかい食感でも良いから甘いスイカが食べたいという方は、果肉にヒビが入ったものを、シャクシャクとした食感を楽しみたい方はヒビの入っていない綺麗な切り口のスイカを選ぶと良いでしょう。

甘くておいしいスイカの選び方まとめ

今回は「甘くておいしいスイカの選び方」を紹介しました。

ぜひ今回紹介した選び方を使って、今が旬のスイカをたくさん食べていただけると嬉しいです。

他にも「真夏でもバナナが1ヶ月長持ちする保存の裏技」や「桃を無駄なく簡単にカットする方法」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。

八百屋歴14年|野菜のプロ

八百屋歴14年|野菜や果物の選び方、保存方法、食べ方、豆知識など発信|Xのフォロワー数は70万人超|野菜の本を5冊出版|ブログ『やさいのトリセツ』を運営

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