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【町田市】和のエッセンスを取り入れたカジュアルフレンチを、大正浪漫な雰囲気の一軒家レストランで楽しむ

tamamim旅するフォトライター(町田市)

お出かけをするのが楽しみな季節になりました。時折カワセミも見られる鶴見川沿いを、鶴川駅から歩いて約32分。

川沿いに、そこだけ別世界に入ったかのような場所があります。

木々に囲まれ隠れるように建つ洋館。看板がなければ、レストランとは気が付かないかもしれません。

高原の避暑地に来たような、推理小説の世界に入り込んだような洋館は「霜月亭」。隠れ家的な一軒家レストランです。

メニューはコースのみで完全予約制。フレンチに和のエッセンスやエスニックなアレンジを加えて、“箸でいただくフレンチ”を提供しています。

私たちは予約をして祝日ランチに行ってきました。※ランチ・ディナー共に予約制です。

入り口で靴を脱いでスリッパに履き替え中に入ると、一気に大正ロマンな雰囲気に引き込まれます。

吹き抜けになっていて天井が高いので、開放感いっぱい。

窓には格子、家具はアンティークが使われていて、タイムスリップをしたかのような錯覚に陥ります。トイレは2階にあり、階段手前の奥にもテーブル席があります。

私たちは11:30に予約をして行きました。あらかじめ用意されていた席へ。

ランチはAコースかBコースの2択です。

  • Aコース:前菜、スープ、魚料理または肉料理、季節のご飯・味噌汁・香の物、デザート・コーヒー(3,850円/税込)
  • Bコース:前菜、スープ、魚料理、肉料理、季節のご飯・味噌汁・香の物、デザート・コーヒー(5,000円/税込)

Aコースはメインが1つ、Bコースはメインが2つです。私たちはAコースを選んで、メインは魚とお肉それぞれを選択しました。

お通しのカルパッチョには黒いシックな器が使われていました。食器は主に有田焼で、なかには特注品もあるんだそうです。

前菜は、豚肉のごまだれ風味サラダ。

シャキシャキした野菜と豚肉の組み合わせがさっぱりと味付けされていて、次への期待が高まります。

メインを待っている間にパンとバター。

ポタージュスープ。野菜の素材が活かされた優しい味です。器が可愛く、手にとってスープを口に入れる瞬間までも楽しく感じました。

メインの魚料理です。鯛にお野菜のソースが添えられていて、ソースが絶妙!カラフルな色合いのお皿との組み合わせも素敵でした。

メインの肉料理は野菜が添えられたフィレステーキ。お魚と同じマスタードソースです。

全体的に味付けは控えめの優しい味。好みが分かれるかもしれませんが、個人的にはこの味付けがとても好きです。

お肉料理のお皿は白を基調にブルーの絵柄が入っていました。どんな器で出てくるのだろうと、お皿を見るのも楽しい時間。

メイン料理のあとは、「季節のご飯・味噌汁・香の物」です。

鮭の混ぜ込みご飯に白だしベースの味噌汁は、日本人だからかほっと落ち着きます。量もほどよい。添えられた香の物も最後の一かけらまで美味しくいただきました。

最後はデザートとコーヒー。

フルーツのジュレにヨーグルト、その上に季節のフルーツがたっぷり載ったデザート。一緒に飲んだコーヒーの器も素敵で、何度も見入ってしまいました。

高い天井や緑に囲まれた窓から差し込む光も心地いい、ランチタイムでした。

霜月亭は「箸でいただくフレンチ」を提供しているカジュアルフレンチなので、気負わずに行けるのもいいです。

記念日や喧騒から離れて非日常を味わいたいときなど、訪れてみてはいかがでしょうか。

公式ホームページやSNSはなく、電話のみでの予約となります。

【霜月亭】
〒195-0063 東京都町田市野津田町1042
TEL:042-734-2208
営業時間:11:30〜15:00(LO13:30)/ 18:00〜21:00(LO19:30)※完全予約制
定休日:水曜日
アクセス:小田急線鶴川駅よりバスで約5分「大蔵 [鶴川郵便局前] 」下車徒歩約9分 或いは鶴川駅から徒歩32分
駐車場:4-5台停められる駐車場あり

旅するフォトライター(町田市)

旅ブログ「旅とカメラと日々の雑記帳。」にて旅のお役立ち情報を発信中。渡仏歴17回フランスの田舎を巡り暮らすように旅することも。Nikonのミラーレスカメラを愛用。行ってみたいと思えるような町田市の魅力をお届けいたします。第57/59富士フィルムフォトコンフォトブック部門優秀賞受賞。2024年2月/3月度MVA受賞。

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