算数でつまずかない!数のセンスの育て方
0~6歳までの子どもの【豊かな心】と【かしこい頭】を育てる方法について発信している元小学校教師のかなこです。
今回は、算数学習に入る前に育てておきたい≪数のセンス≫の育て方についてです♪
【数は教えるもの?】
大前提として、小学生になる前に計算を教えたり、ワークなどの学習に取り組む必要は全くないと思っています!
ただし、算数学習につながる基礎となる部分、つまり数のセンスは育てておくのがいいと考えています。
それを踏まえた上で、数のセンスを育てるおもちゃや遊びについて紹介ます♪
【数のセンスを育てるためにできること】
私が普段から意識して取り組んでいるのは次の2つ。
- 数に触れる遊びをする
- 数の概念を体感できるおもちゃで遊ぶ
この2つに取り組むことで、いざ学校で計算を教わったときにスムーズに、そして正しく理解することに繋がっていきます♪
それでは、具体的に見ていきましょう。
①ごっこ遊びで数を意識したコミュニケーション
食べ物の数を数えて取り分けたり、お買い物ごっこで「いくつ」を指定したり、簡単に取り入れられます♪
②数にまつわる絵本を読む
数を数える絵本
数が増えていく絵本
数が減っていく絵本
数を分ける絵本…
色々あります。
数を教えようとして読むのではなく、シンプルに楽しんで読むのがコツ♪子どもの中で突然理解につながるときがやってきます!
③リングテン/ウッディプッディ
同じ色のリングが10個ずつ棒に刺せるようになっているおもちゃ。
大人はついついお勉強的に使いたくなるけど、我慢!
子どもに任せてただただ楽しく遊ぶのみ◎「10」という数を、手で触りながら感覚的に身に着けられると思います!
④100玉そろばん
100までの数を、目と指で感覚的に理解できます。
こちらもお勉強としてではなく、何かを数えてみたりレジのかわりにしてごっこ遊びで使ったり、もちろんただ触ってるだけでも◎
小学生になってからは、学習のサポートツールとしても使えます!
⑤カウンティングブロック/グリムス社
1センチ~10センチまで、長さと色が違う積み木が10個ずつセットになっています。
積み木を触って遊んでいるだけで、10という数字への感覚が育ちます!
個人的には、色など含め大好きな積み木…♪
⑥数字表
トイレに貼っています。毎日これを眺めていたであろう息子は、つい最近「100」の意味を理解したようです!
このポスターは、こちらで無料DLさせていただいたものです→ぷりんときっず
【こんな風に遊ぶとどうなる?】
例えば3という数字がどんなものか、ということを体験として理解していることはとても大事!
- 3より1つ大きい数は?
- 3より1つ小さい数は?
- 3と合わせて5になる数は?
- 3と合わせて10になる数は?
- 3個ずつに分けると?
- 3のまとまりが2個だといくつ?
…と、四則計算や10進法、分数など抽象的な概念を理解するためには、具体的な経験を伴った理解がものを言います!
現在6歳の息子には、足し算や引き算を教えたりワークをさせたりということはしてきませんでした。
だけど日常会話の中で、
「あ〜!あと4点で10点やったのに〜!」とか
「210と180やから210の方が強いな!」(ポケモンの話)とか
「ゼリー8個あるから、4人で分けたら2個ずつやな!」とか
ちゃんと数字のこと理解できてきてるなぁ、ということがとても多くなってきました。
遊びとおもちゃ、そして日常生活の環境をちょっと意識してきただけです。
頑張って教え込んだりワークをさせるよりよっぽど簡単で、意味があることだと思いませんか♪
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おもちゃと遊びの先生 かなこ