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「民主主義のバグ」を使ったトランプの躍進──“感情”に働きかけるポピュリズムのリスク

松谷創一郎ジャーナリスト
発言だけでなく、さまざまな表情やポーズが特徴のドナルド・トランプ(写真:ロイター/アフロ)

トランプ支持者の“感情”

 アメリカが、ドナルド・トランプに困り果てている。

 共和党の大統領候補者争いにおいて、トランプの指名が確定した。2月のスーパー・チューズデー以降も勢いは止まらず、5月2日のインディアナ州予備選でも勝利。獲得代議員数で2位と3位につけていたテッド・クルーズとジョン・ケーシックは、それぞれ撤退を発表した。

 ローマ法王をはじめ世界中の要人もトランプに憂慮を示しているが、もっとも困っているのは当の共和党やアメリカの保守系メディアだろう。共和党は必死にトランプ降ろしを画策したが空振りに終わり、保守系のFOXニュースはトランプが勝つたびにお通夜状態だ。

 そんなトランプを支持するのは、アメリカの白人貧困層だと言われる。彼らは、トランプの過激な発言に熱狂する。

「メキシコは、麻薬や犯罪を送り込んでくる。彼らはレイプ魔だ!」(2015年6月16日)

「全面的で完全なイスラム教徒のアメリカ入国禁止を求める」(2015年12月7日)

 トランプの特徴は、こうした乱暴かつ排外的な言動だ。見通しの悪い社会のなかで、そうした言葉は支持者のハートに突き刺さる。深い思慮のない彼らには、ダイレクトに感情へ響く。トランプの話はとてもわかりやすいからだ。

 そう、このトランプ現象の端的な特徴は、本人にも支持者にもこぼれ落ちそうなほどに“感情”が満ち満ちていることだ。トランプの政策の多くは、多くのひとが指摘するように現実的ではない。だけど、本人も支持者もそんなことはわかっている。いや、むしろそんなことはどうでもいい。

 そこでやり取りされているのは、建前とはほど遠い“感情”だからだ。そこでは、メキシコ人やイスラム教徒の存在は、彼らの“感情”のための燃料にほかならない。

 となると、いったい彼らを駆動させる“感情”とはなにか?

J・ハイトの「道徳基盤理論」

 トランプ現象を読みほどくために、非常に示唆的な専門書がある。それが社会心理学者であるジョナサン・ハイトの『社会はなぜ左と右にわかれるのか――対立を超えるための道徳心理学』(2012=2014年/紀伊國屋書店)だ。

 600ページを超える専門書だが、内容はきわめてシンプルだ。邦題にもあるように、左派と右派のひとびとがどう違うのか、定量調査を使って解き明かしている。ハイトは社会心理学者なので、そこで探られるのは集団の心理だ。

ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか』(2014年/紀伊國屋書店)。
ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか』(2014年/紀伊國屋書店)。

 ハイトは、人間の心理を〈象〉と〈乗り手〉に見立てる。〈象〉が感情(情動)で、〈乗り手〉が理性(思考)だ。インテリは、しばしば理性で感情をコントロールするのが善きことだと説くが、ハイトは先行研究を用いてその姿勢を却下する。そして、調査と検証を踏まえてその第一の原理を説明する。

「まず直観、それから戦略的な思考」――。

 理性である〈乗り手〉が感情である〈象〉を操るのではなく、〈象〉が進みたい方向を〈乗り手〉が支援するという。

 ハイトが研究するのは、この〈象〉を構成する「道徳」だ。それは、どんな人間にも備わっていると言う。味覚は、甘味・酸味・塩味・苦味・うま味で構成されるが、ハイトは定量的な調査を重ねて、感情は6つの道徳基盤に基づいていると論じる。それが以下だ。

  • [ケア/危害]基盤:弱者や困窮者へ共感。
  • [公正/欺瞞]基盤:相応の対価(比例配分)を得られているかどうか。
  • [自由/抑圧]基盤:支配に対して結束して抵抗すること。
  • [忠誠/背信]基盤:誰が“われわれ”なのか、あるいはそうではないか。
  • [権威/転覆]基盤:序列や地位に対して分相応に振る舞っているかどうか。
  • [神聖/堕落]基盤:日々の生活が汚染から守られるべきだという感覚。

 この6つの道徳基盤は、ほとんど誰にでも備わっているとハイトは論じる(※1)。ただし、味覚でも甘いものを好むひとと、苦いものが苦手なひとがいるように、個々人でこの6つに強弱がある。つまり、それぞれで“感情的な志向性”があり、それによって性格(人格)と呼ばれるものは構成される。

 次にハイトは、自己申告による5段階の政治的イデオロギー(「非常にリベラル」から「非常に保守的」)と、この6つの道徳基盤との相関を探っていく。具体的には、保守的な共和党とリベラルな民主党の支持者では、道徳基盤はどのように異なるのかを大量のサンプルを使って統計処理をする。

 そこで明確に浮かび上がってきたのは、リベラルは[ケア]を重視するのに対し、保守派は[忠誠・権威・神聖]の3つの基盤をより重んじることだ。これは、われわれ実感とも近いだろう。リベラルは弱者や困窮者のケアを重視するが、保守派は国や共同体への権威や忠誠を求めようとする。たとえば、生活保護受給者をめぐる議論や、日の丸・君が代の教育現場での義務化について、リベラルと保守は明確に立場が分かれるように。

クルーズとサンダース支持者

 ジョナサン・ハイトと研究仲間のエミリー・エキンズは、この道徳基盤理論を用いて大統領予備選について2015年11月に大規模な調査を行い、そのレポートを今年2月に発表した。「ドナルド・トランプの支持者は、他の有権者とは異なる道徳観を持っている。これがその違いだ」(英文)と題されたその記事は、トランプ支持者の独特な道徳観について報告している。

極右層に支持されたテッド・クルーズ(写真:Frank Fey)
極右層に支持されたテッド・クルーズ(写真:Frank Fey)

 たとえば、排外主義的な発言を繰り返すトランプは、極右傾向のひとびとに支持されていると思わることがある。だが、この調査はそれを明確に否定する。もちろん中道よりも右には位置するが、「非常にリベラル(1)」から「非常に保守的(5)」の5段階での自己申告イデオロギーの平均ポイントは、3.5にとどまる。一方で、すでに撤退したがトランプのライバルであったマルコ・ルビオは3.7、テッド・クルーズは4.1にもなる。

 トランプの影に隠れているために日本ではあまり知られていないが、ルビオとクルーズの主義主張は「極右」と言っていいほどのものだ。平均と比べてどの道徳基盤がより強いかを見ても、ルビオとクルーズの支持者は[(比例配分としての)公正]基盤がとても強い。小さな政府を望み福祉国家を嫌悪する結果が、[公正]基盤に現れるからだ。過激な保守主義者は、彼らに流れていたのだ。

 では、ぶっちゃけたとも言える過激な発言を繰り返すトランプを支持するのは、極限化した個人の自由を望み弱者への慈悲が弱いリバタリアンたちなのか?――この調査は、それも否定する。

若いリバタリアンに人気のバーニー・サンダース(写真:Miller Center)。
若いリバタリアンに人気のバーニー・サンダース(写真:Miller Center)。

 リバタリアンは、すべての感情が乏しい一方で知性はとても高い結果だったとハイトは説明する。そんな彼らがもっとも支持するのはランド・ポールであり、その次は、驚くべきことにバーニー・サンダースだ。リバタリアンがポールとサンダースに分かれる基準は、経済政策であるとハイトは指摘する。

 リバタリアンは、とにかく規制に反対する。マリファナの合法化に賛成し、銃規制に反対するように。民主社会主義者を名乗り、民主党予備選でヒラリー・クリントンを追走するサンダースは、マリファナ合法化に賛成していることで知られる。そしてとくに彼を支持するのは若者だ。つまり、若いリバタリアンがサンダースに流れている。

権威主義者が支持するトランプ

 では、トランプはどうか。

 前述したように、トランプ支持者は思った以上に中道に近く、どの道徳基盤でも際立った高さを示していないとハイトは指摘する。グラフを見れば、それはテッド・クルーズ支持者の道徳基盤をそれぞれ弱めたような感じだが、クルーズは[(比例配分)公正]により重点を置く。

ジョナサン・ハイト「ドナルド・トランプの支持者は、他の有権者とは異なる道徳観を持っている。これがその違いだ」より。
ジョナサン・ハイト「ドナルド・トランプの支持者は、他の有権者とは異なる道徳観を持っている。これがその違いだ」より。

 対してトランプを支持するのは、思いやりが低く、従順であることに価値を置く権威主義者だ。ハイトは、トランプ支持者を「真の権威主義者」と断じるほどだ。

 ここで思い出すのは、トランプが支持者に求めたあるポーズだ。3月5日、フロリダにおける集会で、トランプは「もし私に投票するなら、右手を挙げろ」と支持者に言った。それは、ナチスの敬礼ポーズに酷似している。トランプ本人はその意図を否定するが、支持者が右手を上げる確度はどこからどう見てもあのポーズだ(※2)。

 これは、トランプ支持者の[権威]基盤の強さがわかりやすく現れた例だろう。権威主義者は、自らが信ずる正当な権威(トランプ)に惹かれ、混乱を撒き散らすと考えるひとびと(メキシコ人)を毛嫌いするからだ。トランプの排外主義的な言動と、支持者の権威主義的な“感情”は、ここで一致する。

日本のポピュリスト3人

 さて、日本でこのトランプ現象を眺めていると、多くのひとが既知感を抱くはずだ。

 それはこの15年ほどの間に、日本の政治で起きた現象を連想させるからだ。具体的に言えば、石原慎太郎、小泉純一郎、橋下徹だ。中央や地方自治体などケースは異なるが、彼らを表すのは「ポピュリズム」という言葉だった。

 「人気主義」あるいは「大衆迎合主義」とも訳されるポピュリズムは、世界的にもよく見られる現象だ。3人の人気も、政策内容よりも彼らのハッキリとした言動が要因だった。そのなかには、「失言」とも見なされるものや、かなりの暴論があるにもかかわらずだ。たとえば、2000年の石原慎太郎都知事の「三国人発言」は大きな物議を醸した。

「不法入国した三国人、外国人が凶悪な犯罪を繰り返しており、大きな災害では騒擾(そうじょう)事件すら想定される」

出典:2000年4月9日/陸上自衛隊の式典において、石原慎太郎都知事(当時)の発言

 1923年の関東大震災の際、こうしたデマが広がり多くの朝鮮人が虐殺されたのはよく知られているが、まさにそのような発言を都知事がしたのだ。これは大きな問題となったが、石原は明確な謝罪も発言の撤回もしなかった(トランプは、まるでこの石原発言を真似たかのようだ)。

 こうした問題発言を繰り返しても、東京で石原人気は絶大だった。99年以降、4度の選挙で圧倒的な勝利をおさめた。いまとなっては石原支持者がどういう道徳基盤を持ったひとかはわからないが、その言動が有権者の多くの“感情”に突き刺さったのはおそらく間違いない。

 小泉純一郎元首相も、ポピュリスティックな傾向が強い政治家だった。小泉はしばしば「ワンフレーズ・ポリティクス」と呼ばれる、歯切れの良い言葉で国民の支持を受けたと分析される。トランプや石原のような暴言はなかったが、“感情”に刺さる言葉を駆使していた。

有限会社スリード「郵政民営化・合意形成コミュニケーション戦略(案)」(2004年)。
有限会社スリード「郵政民営化・合意形成コミュニケーション戦略(案)」(2004年)。

 郵政民営化を推進する際、小泉内閣はその広報戦略としてリサーチ会社に支持基盤を分析させた。そのときにターゲットとされたのが、「B層」と呼んだレイヤーだ。この層は、IQが低く変化を望む層としてマッピングされ(図参照)、「具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する層」と説明されている。理性や知性で判断される政策は、そこでは不要だった。歯切れのいい発言を“なんとなく”好ましく思う者の“感情”を拾い上げようとした。

 その戦略は、トランプや石原の人気とも通じるものがある。アメリカと日本では文化的な変数がかなり異なるが、ハイトの道徳基盤理論を使って推測するに、このB層とは[公正]や[忠誠]、[権威]基盤が強い層だと考えられる(※3)。

 山本七平などは、日本人は「空気」に流される傾向があると分析してきた。それは集団主義的とも解釈されたが、見方を変えれば個々人が“感情”を理性で制御できないことを意味する。たとえば内閣支持率における世論調査でも、「総理の人柄が信頼できる/できない」の項目は常に高い数値となる。もし「友達でもないのに、なんで政治家に人柄を求めるの?」といった疑問を発すれば、そうしたひとたちから「君には感情がないのか?」と逆に糾弾されるかもしれない。“感情”の発露が悪いことではないと捉えるひとは、日本でも思った以上に多いからだ。

「民主主義のバグ」

 つい半年前まで、トランプが共和党の候補者になることをほとんどの専門家は予想していなかった。しかし、フタを開けてみるとこうなってしまった。

 アメリカの良識派やインテリは、いまトランプに頭を抱えている。それは単にトランプが、「レーガン連合」(※4)を壊して共和党に亀裂を生じせているからではない。もし大統領になれば、彼の孤立的な外交政策が従来の国際秩序に大きな混乱をもたらす可能性があるからだ。

 そんなトランプがやったことは、「民主主義のバグ」を使った裏ワザと言えるかもしれない。民主主義では、ひとり一票の原則は変わらない。しかし、過激な言葉になんとなく惹きつけられる圧倒的多数は、政策を丁寧に検証する少数を簡単に凌駕する。議論を前提にひとびとの理性と知性を信頼してきた民主主義は、そのルールを破られないままゲームを支配された。

 こうしたポピュリズムを引き起こす主要因は、やはり “感情”だ。ポピュリストは、有権者の理性や思考に働きかけるのではなく、あくまでも“感情”に働きかける。ナチスの敬礼ポーズをする権威主義者は、無邪気だからこそトランプに引き寄せられる。

支持者に囲まれるトランプ('Trump campaigning in Las Vegas, February 2016'/写真:https://www.flickr.com/photos/gageskidmore)。
支持者に囲まれるトランプ('Trump campaigning in Las Vegas, February 2016'/写真:https://www.flickr.com/photos/gageskidmore)。

 さてここで問いたいのは、このむき出しの“感情”によって構築されるポピュリズムに対し、われわれはどう向き合えばいいのか、ということだ。

 おそらくそこにはふたつのソリューションがある。

 ひとつが、どんな政治家も、有権者の“感情”に駆動されるポピュリズムを前提とすることだ。たとえば、日本のリベラルは、常にそこで下手を踏んできた歴史を持つ。たとえば社民党(社会党)や共産党は長らく改革を求め続けてきたが、それは[ケア]基盤の強い“感情”には届いても、[自由]や[権威]、[忠誠]基盤の強い有権者には届かなかった。保守主義者にとって、日本のリベラルは常に[背信]や[転覆]を企図する存在に感じられていたはずだ。

 また日本のリベラルには、ポピュリズム前提の政治を認識しつつも、それを狡く感じている層も少なくないはずだ。それは彼らが、民主主義は理性と知性を持つエリートに支えられるべきだという理想を抱いているからだろう。だからこそ、敗北の歴史であり続けたとも言えるが、そうした敗北そのものに美学を感じている層も少なくない。

 もうひとつの可能性は、ポピュリズムを不可能にする選挙制度に変えてしまうことだ。間接民主制の日本と異なり、直接投票だからこそトランプ大統領の可能性は高まっている。石原慎太郎や橋下徹のような日本のポピュリストが絶大な人気だったのも、それが地方自治体の直接選挙制だったことと無関係ではない。

 もちろん小泉純一郎のように、間接民主制でもポピュリストは生まれる。ただ、これも選挙制度と無関係ではない。周知の通り、現行の小選挙区制は死に票を増やしてしまうからだ。そのなかでは人気者をリーダーに据えれば、それだけで有利になる。

 選挙改革のなかには、もっと過激なものもあるだろう。たとえば、投票権を免許制にするアイディアがそうだ。それは、簡単な学力テストを受けなければ投票権を得られない制限選挙制だ。つまり積極的に投票したいひとだけが投票をする。ポピュリズムを否定するエリート主義者がしがちな極端な発想だ。

 日本もトランプを他人事だと捉えることなく、他山の石としなければならないことには間違いない。保守やリベラルが続けてきた既存の政治は、ひとりのポピュリストによって簡単に土台から破壊される恐れがある。しかも合法的に。われわれは、そのリスクについていまのうちに考えておく必要があるだろう。

※1……ここで例外となるのは、サイコパスであるとハイトは加えてもいる。サイコパスは感情的な働きが弱く、理性(思考)のみで行動する存在だと捉えられている。

※2……トランプ自身は、ABCニュースのインタビューでヒットラーの影響を明確に否定している(” Donald Trump Calls Comparisons to Adolf Hitler'Terrible'”2016年3月8日)。

※3……ハイトの6つの道徳基盤モデルで、もっとも文化的な差異が大きいのは、おそらく[神聖]基盤だろう。アメリカにおいての[神聖]基盤は、キリスト教をはじめとする宗教に強く基因するが、日本ではおそらくそうではないからだ。

※4……レーガン連合(Reagan coalition)とは、80、84年の大統領選を勝ち抜いたロナルド・レーガンを中心に、共和党が民主党の保守層を取り込んで結集した政治動勢を指す。レーガンは、保守的かつタカ派の若者や白人貧困層を取り込んだ結果、前大統領のジミー・カーターに勝利し、2期8年の任期を務めた。

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ジャーナリスト

まつたにそういちろう/1974年生まれ、広島市出身。専門は文化社会学、社会情報学。映画、音楽、テレビ、ファッション、スポーツ、社会現象、ネットなど、文化やメディアについて執筆。著書に『ギャルと不思議ちゃん論:女の子たちの三十年戦争』(2012年)、『SMAPはなぜ解散したのか』(2017年)、共著に『ポスト〈カワイイ〉の文化社会学』(2017年)、『文化社会学の視座』(2008年)、『どこか〈問題化〉される若者たち』(2008年)など。現在、NHKラジオ第1『Nらじ』にレギュラー出演中。中央大学大学院文学研究科社会情報学専攻博士後期課程単位取得退学。 trickflesh@gmail.com

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