開幕投手30人の年齢は、20代前半が4人、30代後半は3人。36歳にして初の開幕投手も
今シーズンの開幕投手が出揃った。30人の最年少は22歳のマイク・ソロカ(アトランタ・ブレーブス)、最年長は37歳のジャスティン・バーランダー(ヒューストン・アストロズ)だ。2005年にバーランダーがメジャーデビューした時、ソロカは7歳だった。
ソロカに次いで若いのは、24歳の3人、クリス・パダック(サンディエゴ・パドレス)、ジャック・フラハティ(セントルイス・カーディナルス)、サンディ・アルカンタラ(マイアミ・マーリンズ)だ。ソロカを含む4人とも、初めて開幕戦の先発マウンドに立つ。
一方、35歳以上の3人のうち、バーランダーは12度目、35歳のマックス・シャーザー(ワシントン・ナショナルズ)は5度目。だが、36歳のチャーリー・モートン(タンパベイ・レイズ)は、メジャーリーグ13年目にして初の開幕投手だ。
昨シーズン、レイズで開幕投手を務めたブレイク・スネルは、モートンとライアン・ヤーブローに続き、3試合目の登板が予定されている。これは、7月に肘の手術を受けたことも理由の一つだが、昨シーズンの防御率は、モートンが3.05、スネルは4.29だった。モートンの開幕投手は、本命の投手が投げられないことによる「繰り上がり」ではない。
モートンのカーブは、横に大きく曲がる。スタットキャストによると、昨シーズンの水平方向の動きは、平均18.6インチ。リッチ・ヒル(現ミネソタ・ツインズ)の18.5インチとアダム・ウェインライト(カーディナルス)の18.4インチを上回り、カーブを250球以上投げた115投手のトップに位置した。
なお、上のリストは対戦カードごとに並べてある。例えば、シャーザーは昨年のワールドシリーズ第1戦と同じく、ゲリット・コール(ニューヨーク・ヤンキース)と投げ合う。左がアウェー、右がホームだ。上の2カードは7月23日、他は7月24日に行われる。