毎月第2・第4 日曜日に開催されている「渋谷蚤の市」。売られている品物はアンティークやビンテージで、海外買い付けも多く、掘り出し物を求めて朝早くから訪れる人々で賑わいを見せています。今まで長く眠っていただろう品物が、目の前にある楽しさを味わえるマーケットです。

毎回出店しているお店も多く、次回開催は10月27日（日）です。

会場のお店の様子

太陽の陽射しを浴びてキラキラと輝く美しい色のガラス雑貨が並ぶ店では、数多くの女性が一品一品を吟味している様子が目に入りました。

（出店名） STRANGEPOPS（ストレンジポップス）さんです。

https://www.instagram.com/strangepops_/

まるで宝物探しのような興奮に満ちた空間で、商品を手にした人々も笑顔です。店主さんがこだわりを持って選んだものが並んでいます。

どの品物も不思議と懐かしさも感じる形や色使いです。

店主自ら直接フランスの蚤の市に買い付けに行っている生活雑貨が並ぶ店は、

（出店名） CHICCA FRANCE さんです。

https://www.instagram.com/chicca_france

100年もの長期に渡り大切に受け継がれた、フランスの田舎の蚤の市で見つけたお皿など、お皿に並ぶ ひし形ラヴィエも珍しいものだそうです。

お宝探しは店主さんからの情報をたくさんもらうことが大切です。

海外に買い付けのused & vintageの洋服を扱っているお店も複数あります。外国人のお客さんが満面の笑みでトートバッグを手に取って購入して行ったお店は、

（出店名） grin.days.memory さんです。

https://www.instagram.com/grin.days.memory

https://shop.grin-days-memory.com/

ヴィンテージでは、商品発売の背景や品物によっては襟裏と裾にスタンプ印字が残っているかなども目利きポイントです。

渋谷蚤の市では、手作りクラフトも多く販売されています。その中でも、海外の方に人気のお店がありました。

（出店名）Masami's Accessory Box さんです。

https://www.instagram.com/masamiofficial_/

「全部手作りで、ワイヤーを使ったヴィンテージやファンタジーイメージのアクセサリーを作ってます」精工なアクセサリーにお客さんも釘付けでした。

店主さんは優しくて気さくなお兄さん、まさみさんです。

パンの出店もあります。とても珍しいトルコの国のパンメニューです。

（出店名）Simitci Japan さんです。

https://www.instagram.com/simitci_japan/

パンのメニュー

シミットとアチマのセット（トルコベーグル、いちじくのかぼちゃセット）

モヒトさんの思い出のパン（タタールスタン風バターシュガー）

トルコ風お焼き（牛ひき肉のギョズレメ）

デザートのメニュー

フルーツバクラバ、ピスタチオバクラバ、ピスタタチオとミックスベリーケーキ

たくさんのパンが用意されていますが、次々と売れていくので早い時間に行くことをおすすめします。

アクセサリーのお店は、どのお店も本当に美しいです。天然石と海で見つけたシーグラスや陶器のカケラでアクセサリーを製作しているお店、

（出店名） full moon(フルムーン) さんです。

https://www.instagram.com/fullmoon.since2016/

ひとつひとつ繊細な商品で蚤の市でもアクセサリーは人気でした。

海外からのお客さんが商品の前にいっぱいで、さらにそれを見た海外からのお客さんが集まっていたお店がありました。

主に渋谷と町田の骨董市に出店している（出店名）「物屋」さんです。

https://wtnbhijt.theletter.jp/

仏師ではなく、農民などが作った「民間仏（民衆仏）」の品揃えが豊富。一般的な仏像とは異なるそれらの木彫は、特に外国からのお客様の関心を引いており、「これは何だ？」と語り合っていました。

古道具、猪口、古伊万里など、色も柄も美しいです。商品の説明を受けたくなるものが、ズラリと並んでいます。

自分の好きなものを探しに訪れる場所

海外の蚤の市で買った古い油絵が実は巨匠の作品で、数十億の価値があるという逸話があります。そんな夢のような話を頭に描きつつ、多数の商品に囲まれて自分の好みのものを探す楽しみを満喫するのが蚤の市の醍醐味です。次回の蚤の市は今週末、10月27日（日）に開催です。