【仙台市宮城野区】涼を感じる美味しい二・八そば。粋な店名のお蕎麦屋さんでたっぷりそばを食べました。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/top_1690439253907.jpeg?exp=10800)
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
暑い。本当に暑い。
エアコンのきいた室内から外へ一歩踏み出せば、まるでぬるま湯にでも入ったかのようなムワっとした熱気。街歩きなんてしようものなら、あっという間に流れ出てくる汗。夏ですねえ。
以前の記事で「この季節の食べ歩きは汗をかくので困る」的なことを書きましたが、まさにその通り。まだまだ沢山ある宮城野区・若林区の美味しい物をご紹介したいのに、熱々の食べ物はちょっと敬遠してしまいがちな昨今です。
はい。ということで、今回ご紹介するのは「冷たい」おそば。熱々を敬遠した結果辿り着いた、涼を感じさせてくれた美味しいおそばです。
![「つきみや」さん外観](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/internal_1690439869965.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
そのおそばがあるお店とはこちらの「つきみや」さん。
楽天球場前、西友宮城野原店さんの裏手にある老舗のお蕎麦屋さん。そば好きの楽天イーグルスファンがホーム試合の開始前に足繁く通っているお店としても知られています。
![店内の様子1](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/internal_1690439983040.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
笑顔が素敵な店主さんに、こころよく撮影と掲載の許可をいただきパシャリ。
落ち着いた家庭的な雰囲気の店内は、カウンター席とテーブル席に
![店内の様子2](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/internal_1690440045239.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
小上がり席があります。
![店内の掲示1](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/internal_1690440218941.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
さすが人気老舗店。メディアで紹介された証のサインが数々飾ってあります。
![店内の掲示2](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/internal_1690440305252.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
すぐ近くには楽天球場。楽天の選手やコーチのサインも飾ってありました。このサインを眺めながら、ホーム戦前におそばやお酒を楽しみつつ、ファンが野球談議を交わしているらしいですよ。
![おしながき](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/internal_1690440565711.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
そして恒例のおしながきチェック!
豊富な種類のそばとうどんに加えて、真ん中には大きく人気メニューの手打ち二・八そばが紹介されています。
![おしながき拡大画像](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/internal_1690440646218.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
二・八そばは、蕎麦の実の製粉方法が異なる「やぶ」「さらしな」に加えて「変わりそば」も不定期であるとのこと。製麺された並そばも美味しそうですが、こちらの二・八そばも気になりますねぇ。
![手打ちそばに関する解説アップ画像](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/internal_1690440862254.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ふむふむ。しかも、つきみやさんの手打ち二・八そばは細めでカタくないとのこと。
きっと一人でも多くの方に美味しい手打ちそばを楽しんでほしいということなのでしょう。山形県出身のワタクシ、個人的に手打ちそばは、太くてゴリゴリに硬い「田舎そば」が好きですが、そういうタイプの方って少ないですしねぇ…。
おしながきを見ながら、外の熱気で茹でられてしまったようなワタクシ、迷います。さっぱりと冷たいおそばを思いっきり食べたい。並そばもいいし、二・八そばもいいし、ううむ…。
ええいっ! こうなったら! ということで
![並そばの「ざる」中盛り](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/internal_1690441098054.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
まずは並そばからいただきます!
はい。「まずは」という言葉で察しのよい方ならお気づきのことと思いますが、今回並そばも二・八そばも両方いただいてしまいました。それだけそばが食べたかったんです。
![並そばアップ画像](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/internal_1690441514392.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
そばつゆにちょいとつけ、一口すするとヒンヤリとした口当たり。噛みしめると適度な歯ごたえ、おそばの香りが口に広がります。ゴクリと飲み込むと、先ほどまで外で感じていた暑さがウソのよう。嗚呼、暑い夏の日に食べるざるそばって…美味しいですねぇ。箸が止まらない。
![そば湯も楽しみつつ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/internal_1690441822377.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
涼を感じながらツルツル、ズルズルと食べすすめると、あっという間に中盛りの並そばを食べてしまいました。そば湯でインターバルを挟みつつ…
![二・八そばの「ざる」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/internal_1690441951120.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
おかわりは二・八そばの「ざる」です。
![二・八そばアップ画像1](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/internal_1690442023172.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
手打ち感溢れる二・八そば、輝いています。竹に盛り付けてくれているのも、また「粋」ですねぇ。ということで、こちらもいただきます!
![二・八そばアップ画像2](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/internal_1690442172429.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
そばつゆ少な目でまずは一口。
噛みしめてまず感じたのは、そばの香りの強さ。直前に並そばを食べているので、グルメでない私でも明確に違いが分かります。鼻を抜けていく蕎麦の実の香りが強いんです。
そして細切りにしてくれていますが、しっかりと感じられる歯ごたえ。安心してください、お蕎麦食べてますよ! と感じられるいい塩梅の硬さです。嗚呼、手打ちそばも美味しい…。
![ごちそうさまでした!](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/internal_1690442872825.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
あっという間に二・八そばも完食。
美味しいおそばをこれでもかと味わい、大満足&大満腹のごちそうさまでした!
![この日の二・八そば仕様の蕎麦粉は「でわかおり」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00536144/internal_1690443081191.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
いかがだったでしょうか。ちなみにこの日ごちそうになった二・八そばは、山形県を代表する蕎麦粉「でわかおり」を手打ちしたもの。ちょっぴり里帰り気分の実食でした。皆さんは、並そば、二・八そばどちらを食べたいですか? 是非一度「つきみや」さんでお蕎麦を味わってみて下さいね。
●つきみや●
〒983-0045 宮城県仙台市宮城野区宮城野1丁目23−23