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【仙台市若林区】愛が溢れる店内装飾、ボリュームたっぷりメニュー。2024年7月オープンの町中華店実食

長谷川誠地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。

店主さんの「こだわり」が溢れるお店が好きです。料理についてはどちらの店主さんもこだわっていることと思いますが、その他にも店内の設計や装飾、店名やお店のロゴなどなど。店主さんの熱い「想い」が滲み出てしまったような部分に心がときめいてしまうことがあります。

嗚呼、きっと店主さんは「〇〇」や「〇〇系」が好きなんだろうなぁ。ひょっとしたらワタクシに近い趣味嗜好かもしれないなぁ。ひとたびそんな共感を抱いてしまうと、ただでさえ美味しい料理が、なんだかさらに美味しく思えてくるものです。

ということで今回ご紹介するのは、料理に大満足しただけでなく、そんな店主さんの「こだわり」にときめいてしまったお店。2024年7月にオープン以降、大人気となっている新店ですよ。

「らーめん中華わかいち」さん外観
「らーめん中華わかいち」さん外観

そのお店とは地下鉄東西線卸町駅から徒歩8分(お店の公式Xより表現を引用)、大和町にあるこちらの「らーめん中華わかいち」さんです。

実はオープン以降、いつかお邪魔したいと思っていたんですが、なかなか営業時間にタイミングが合わず今回やっと初訪問となりました。

メニュー表
メニュー表

お店の外にはメニュー表が置かれていました。恒例のメニュー表チェック!

麺は醤油、味噌、中華麺、焼きそば。他にもランチ・セットメニューや餃子。定食、チャーハンといったご飯物系もあるという盤石な布陣。醤油と味噌に「特盛2玉」というジャンボなメニューがあったり、餃子は餃子でも「背脂にんにく」餃子があったりと、ガッツリ系がチラホラ見えるのが個人的に好印象です。

期間限定麺もあります
期間限定麺もあります

そしてガラスには公式Xでも紹介されている「期間限定麺」が貼ってあります。背脂、辛い、生姜。どれもこれからの寒くなってくる時期にピッタリのメニューではないですか。ではでは早速入店してみましょう。

店内撮影はNG、料理の撮影はOK
店内撮影はNG、料理の撮影はOK

ちなみに「わかいち」さん。店内の撮影は個人利用のみ、基本的にこのような記事でご紹介するのはNGとなっています。

それはなぜか。SNS等でも話題になっていたのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、「わかいち」さんの店内は沢山の某作品のキャラクター達で装飾されています。某作品とは、ワタクシも大好き、芸能人にもファンが多く、芸人のミルクボーイ内海さんが大ファンであることが有名な作品。

作中で某袋ラーメンや二郎系ラーメンが登場したり、原作者さんのSNSでラーメンネタが度々登場したりと、ラーメンに縁がある作品でもあります。店名の「わかいち」を、アナグラム的に紐解くと分かってしまうかもしれません。

推測の域を出ませんが、いわゆるキャラクターの権利的な「大人の事情」を考慮してのことでしょう。ひょっとしたらオープン以降、そんな権利的なアレで画像の商用利用的な何かがあったのかもしれません。そのため店内撮影は個人利用以外はNG。静かに店主さんの指示に従い、店内の撮影はストップさせていただきました。

「赤辛ニラ肉あんかけそば」と「半チャーハン」着丼
「赤辛ニラ肉あんかけそば」と「半チャーハン」着丼

ということで、入口の食券機をポチリとし、カウンター席に着席。店内の装飾をニコニコしながら眺めていると、ほどなくしてワタクシが注文いたしました限定麺の「赤辛ニラ肉あんかけそば」と「半チャーハン」の着丼です! ヒャッハー!(店内装飾に引きずられて)

「赤辛ニラ肉あんかけそば」アップ画像
「赤辛ニラ肉あんかけそば」アップ画像

見てくださいよ、このボリューム。ニラ肉あんかけそばが人気メニューだと事前に知っており、そこに「辛味」が加わった期間限定麺とあっては注文しないわけにはいきません。丼も大迫力のデカさです。さっそくいただきましょう!

トロトロの餡とスープのアップ画像
トロトロの餡とスープのアップ画像

まずはトロトロの餡とスープを一口ゴクリ。熱っ! そして旨っ! あ、そして辛っ! コクのあるスープにたっぷりの熱々餡。上にのっている唐辛子系の薬味が「赤辛」かと思ったら、ベースの味がしっかりとピリ辛。辛味好きオジサン歓喜の美味しさです。食べやすく刻まれたニラ、野菜、肉が餡に合いますねぇ。

麺のアップ画像
麺のアップ画像

どれどれ麺を食べましょう、とすくい上げてみると餡で閉じ込められていた湯気がモワモワと。画像からも熱さが伝わりますでしょうか。町中華店王道の中細ちぢれ麺にピリ辛の餡がたっぷりとからんでくれます。ハフハフ、ズルズル。間違いない美味しさに夢中で麺をすすります。

「半チャーハン」のアップ画像
「半チャーハン」のアップ画像

ではでは、麺を味わったところで「半チャーハン」もいただきましょう!

半チャーハンの断面
半チャーハンの断面

パラパラ:シットリ、2:8でシットリ寄りのチャーハン。焦げの香りと脂の旨味が口いっぱいに広がります。パラパラでアッサリというよりも、シットリでコッテリ系の美味しいチャーハンです。旨い。

しかし、食べてみて気がつきました…。これ「半」チャーハンですよね? 丼が深いので、意外とボリュームたっぷり。別のお店で「全」チャーハンですと言われて出されても疑わずに食べてしまう程の「普通盛り」レベルのボリュームです。ラーメンの丼サイズもそうですが、「わかいち」さん。盛りの良さが素敵です。半チャーハンも夢中でモグモグ。

唐辛子系の辛味がスープに溶けてきた様子
唐辛子系の辛味がスープに溶けてきた様子

さらに麺も食べすすめると、上にのっていた唐辛子系の辛味が段々とスープに溶けてきました。おぉ、より刺激的な味わいになってきたではないですか。止まらない箸、ジンワリと滲んでくる汗。美味しいなぁ。半チャーハンも美味しいですが、ライスを頼んで、この辛味餡をのせて食べるのも良かったかもしれないな、と思いながらズルズル。

味変タイム
味変タイム

そして後半、個人的に恒例となっている味変タイムです。餡系のメニューって「お酢」が合いますから、お酢をクルリとひと回しほど投入。これがズバピタで合いました。辛味とコクのあるスープに酸味が加わり、まるで酸辣湯のような美味しさに。嗚呼、やっぱりライスも頼めばよかった…。お米に合うよなぁ、この味は。

チャーハンもラストスパート
チャーハンもラストスパート

でも、チャーハンも美味しいですから、と麺と共にモグモグ食べながらラストスパート。次に来た時にはライスとの組み合わせを楽しもうと決意しながら、ズルズルモグモグ。

ごちそうさまでした!
ごちそうさまでした!

ふぅ…、辛さで流れる汗を拭きながら完食です。お腹パンパン、まさに大満腹&大満足のごちそうさまでした!

いかがだったでしょうか。ボリュームたっぷりの美味しいメニューがある、店主さんの愛溢れる店内装飾の町中華店「らーめん中華わかいち」さんのご紹介でした。気になった方は是非足を運んでみて下さいね。

●らーめん中華わかいち●
〒984-0042 宮城県仙台市若林区大和町5丁目5−25

地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

地域ニュースサイト『号外NET(仙台市宮城野区・若林区)』ライター/仙台市在住、オタクで女の子二児のパパ。文章を書くこと、街歩き、食べ歩き、オタ活が大好き。HPが少ないピンチの時には温泉や寺社仏閣に出没する傾向あり。芋煮は醤油派こと、お隣の山形県出身ということもあり、新鮮な目線で仙台の”今”を見つめる。記事を読んでいただいた方に、ちょっとでも「行動するキッカケ」が芽生えるような仙台の情報・ネタを発信していきます。皆様からのご意見、ご要望、ご質問から叱咤激励までお気軽にご連絡下さい!

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