J・ラーム、リブゴルフ移籍の経緯と背景 #専門家のまとめ
2023年のマスターズ覇者、世界ランキング3位のジョン・ラームがリブゴルフへ移籍したことは、PGAツアーにとっては「多大な痛手」だと言われている。これまでは「リブゴルフのフォーマットは嫌いだ」と言って、移籍を否定してきたラームが、ここへ来て、前言を翻し、移籍した背後には、それなりに経緯や理由があった。
▼ラームのリブゴルフへの移籍の第一報は12月7日。彼を決意させたのは、PGAツアーの姿勢だと見るのが妥当
▼米ゴルフダイジェストがいち早く掲載したリブゴルフとの契約直後のラーム@NY。「僕は正式にリブゴルフにジョインした」
▼米FOX NEWSに登場したラーム。「移籍料6億ドルは本当か?」「答えられない。プライベートな問題だ」と回答を拒否
▼リブ移籍の「伏線」は、PGAツアーに対する不満が嵩んでいたこと。今年の夏には、こんな要望を会見で口にしていた
12月7日に移籍したというタイミングも米ゴルフ界では大いに取り沙汰されている。PGAツアーとPIF(パブリック・インベストメント・ファンド)が統合の最終的な結論と詳細を決定するデッドラインは12月31日ゆえ、その直前のラームの移籍には、リブゴルフ側の何かしらの意図があるのではとも見られており、米ゴルフ界の揺れは収まるところを知らない様子だ。