オタクな人が集う街といえば、東京の秋葉原、大阪の日本橋オタロードが有名ですが、神戸にもそんなオタクの聖地が存在します。場所は、神戸の人にはおなじみのさんプラザ、センタープラザ、センタープラザ西館の3階あたり。アニメ・コミック・ゲーム・フィギュア・トレーディングカード・模型など、サブカルチャー系の店が密集しています。その近くで見つけた映えスポットも併せてご紹介！

まず、さんプラザ3階で見つけたのが「駿河屋」。中古ゲーム屋アニメ関係の品揃えが豊富。

そして、「コナミカードゲームステーション サテライトショップ」。

トレーディングカード専門店の「ドラゴンスター」も賑わってました。

こちらはセンタープラザのほうに行く吹き抜けのところですね。地下には飲食店がたくさん集まっているので、神戸市民にはおなじみのところですが、3階まで上ってくる方はあまりいないかと。この3階はサブカル系の店ばかり、まさに“神戸のアキバ”　“神戸の日本橋”の様相です。

「駿河屋」は、1号店、2号店、1号店サテライトショップ、神戸三宮2F買取センターと複数店舗があって大阪の日本橋並みですね。フィギュアも多数扱ってます。

もちろん「アニメイト」もありますよ！こちらは他のお店とは違い、オタク女子ばかり！ 皆さん熱心にグッズを物色してました。

センタープラザ、センタープラザ西館のほうに歩いていくと、小さなお店が所狭しと軒を並べていて一層ディープな感じに。ガンプラ、プラモデルを扱うお店も数店。

PC系のお店は少ないですね。唯一見つけたのがこの「ドスパラ」。

センタープラザとセンタープラザ西館をつなぐところにはこんな休憩スポットも。

鉄道模型のお店もありますね。鉄ちゃん、鉄子さんにもおすすめです。

楽器店も。

キャラクターグッズのお店でしょうか。

神戸市民には懐かしいところも。昔は神戸で電気屋さんといえば星電社、せいでん（Seiden）でしたよね。センター街に面した三宮本店は一時は全国一の売上を誇り、大型家電量販店の先駆けとなった店舗ですが、その後ヤマダグループ入り「LABI三宮」となりました。センタープラザにもお店があったのかな。こんなところで星電社の名残りが見られるとは！

センタープラザ西館は、トレーディングカードのお店が多い印象。トレカ好きにはたまらないところではないでしょうか。

「タイトーFステーション」やガチャガチャのお店もありました。

「ゲーマーズ神戸三宮店」に「ホビーステーション」。

ソフマップが閉店したのは残念ですが、とにかく有名どころのサブカル系、オタクなお店が揃っていて、そういうのが好きな方にはここだけで一日いても飽きないのではないでしょうか。今まで日本橋までわざわざ出向いていたって方は、一度こちらにも足を運んでみてください。想像以上に充実していますよ。日本橋オタロードとは違い、屋内にあるので雨でも大丈夫だし、歩いていても暑くないので快適ですよ。

取材というかオタク街探訪はここで終わるはずだったのですが、センタープラザの地下から元町のほうに歩いていこうとしたらこんなところを発見！

これは何かというと、三宮中央通り地下通路の「サンポチカ」。神戸市営地下鉄海岸線 三宮・花時計前駅と旧居留地・大丸前駅までの間を結ぶ地下道です。今まではちょっと殺風景だったのですが、リニューアル工事が進められていて、まずは、センタープラザの地下と旧居留地・大丸前駅までの区間だけ先行オープンしています。全部完成するのは10月ですね。

地上だと三宮センター街といくたロードの交わるあたり、センタープラザとセンタープラザ西館の間の地下1階に入り口があります。

それにしても地下道にしてはなかなか斬新なデザインで、映えるスポットになっていますね。立つ位置によって違う見え方が楽しめるトリックアートや図形を探して楽しめるような工夫も。

旧居留地・大丸前駅のほうに進んで行くと、「SANPO CHIKA」と描かれたカラフルな文字が。

旧居留地・大丸前駅の手前あたりまで来ると、神戸っぽくレンガをイメージしたデザインに変わります。

こんなアート作品の展示も。

神戸タータンのパンダ、可愛い〜♪

三宮から元町までは雨でもアーケードがあるので、地下道を歩くということはあまりないかもしれませんが、こんなにカラフルで楽しい空間なら、あえて「サンポチカ」を歩いてみよう！という気になるかも。今なら歩いてる人も少ないので映え写真撮り放題ですよ！