味噌樽がインパクトのあるお店

お店の上には、大きな味噌の樽。お店は道沿いにあるのですが、樽で更に存在感があります。
“味噌は日本人の宝物”の玄関前の看板もあり、味噌に期待のお店。
普段は豚骨の福岡県民もワクワクする店構えで、お店のラーメンが気になります。
入ると左手に和座敷テーブル席。

そして前にカウンターとテーブルのボックス席が並びます。

カウンターで食べるのも、雰囲気が出ていいですよ!

味噌についての紹介も、壁に貼られています。

各地の味噌の違いなども知れて、勉強になります。

やっぱり甘口、麦味噌の九州のラーメン

味噌ラーメン専門店では、選べるメニューがあります。
そしてトッピングも合わせて選ぶことができるのです。

メニューは3種類

大きく分けてメニューは3種類。

• 濃口の北海道味噌
• やや濃口の信州味噌
• 甘口の九州麦味噌

次に、トッピングの種類を選びます。

セットやご飯もののメニューもありました。

九州麦味噌ラーメン(850円)は、さつま揚げのトッピング付き

九州麦味噌ラーメンを注文、待つこと5分ほどで運ばれてきました。

ひき肉たっぷりに、さつま揚げがトッピングされた一杯。
トッピングも豪華です。
まずはスープ。

味噌の麦の味と甘さが、九州の落ち着く味で癒されます。味噌スープなのに、口にしやすい優しさが感じられます。この薄いやや白みのあるスープが、麦味噌らしさがあります。
次にさつま揚げ。

柔らかく、ふっくらしていて油っぽくないのがいつものさつま揚げと違う食感でした。
さつま揚げの入ったラーメンは、珍しいですが意外といい感じです。

そして、麺。

麺は、中太のちじれ麺です。もちもちしていて、味噌に合う食べ応えのある存在感。味噌がよく絡みます。普段は豚骨派の、福岡県民には細麺バリカタではない“この感じ”も新鮮ですが違和感がない。
最後まで食べていて、飽きずに箸が進みます。
福岡ラーメンもいいけれど、これはこれでいい!という一度食べたらやみつきのリピーターもいます。

北海道味噌ラーメンも、パンチがありながらも食べやすい味噌ラーメン

北海道味噌ラーメンも少し頂きました。
スープが、九州の麦味噌とは違うしっかりした味。色もやや九州麦味噌に比べると濃いめで、オレンジがかった色。
それでも食べやすい味噌ラーメンでした。濃口は濃い口で、またいい!そう思えるスープに北海道のラーメンらしいわかめがたっぷりトッピングされています。
濃口の辛めのほうが好きな人は、北海道味噌もおすすめです。

前回と今回と続けて味噌ラーメンを紹介しました。
味噌は、ほっとする日本人の味。豚骨もいいけれど、福岡県民も時には気分を変えて“味噌ラーメン”を楽しみに出かけてみましょう。