【仙台市宮城野区】新店レポ! だしソムリエと管理栄養士が手がける美味しいラーメンでみんな「わになる」
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00421970/top_1679114898572.jpeg?exp=10800)
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
街ネタを求めブラブラ彷徨っていると、お散歩中の皆さんも同じかもしれませんが「こんなスポットがここにあるんだ」だったり「ここは新しいお店が建設中だ」といった新たな発見が日々ありますよね。
変わらずに残るステキなもの達と、日々刻々と変わりゆくもの達が共存する「街」という不思議な場所。尊敬してやまないタモリさんこと森田一義さんが某番組で街ブラするのも頷けます。あ、すみません。TV番組「タモリ倶楽部」がとうとう放送終了になると知り、ショックでついついタモさんネタを書いてしまいました…。閑話休題。
今回ご紹介する新店さんについても、実はオープンに向けて工事中の段階から気になっていました。どうやらラーメン屋さんっぽいぞ! ということに気がついたが最後、ラーメン大好き長谷川さん。何だかソワソワしながら開店の情報をアレコレ調べてみておりました。
すると自宅のポストに
![今回ご紹介する新店「麺屋わになる」さんのチラシ。右下のワニさんが可愛い。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00421970/internal_1679116237212.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
気になっていた今回ご紹介する新店「麺屋わになる」さんのチラシが投函されていました。オープン当日2023年3月13日に、何とラーメン一杯500円で提供してくるとのこと!
すごい! と盛り上がるラーメン大好き長谷川さん。これは食べに行かねば! 行くでしょ! 行くよね? え? 行かないの? ん…行けるかな? アレ? 13日って何か用事入ってなかったっけ…。あ、ダメだ行けない…。と一人自宅でひとしきりバタバタと騒ぎ、結局こちらのオープン当日の500円ラーメンを食べることは叶わなかったわけなんです。残念無念。
ということで、その悔しさを胸にオープンから数日後にお邪魔してきました!
![「麺屋わになる」付近の様子(国道45号線沿い)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00421970/internal_1679116906407.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
45号線沿い、JR仙石線中野栄駅のほど近く。2023年3月13日にオープンした
![「麺屋わになる」入口](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00421970/internal_1679116990077.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「麺屋わになる」さんです!
敢えて大きく店名を書かないという、シンプルで可愛らしいロゴのデザインが印象的な看板。交通量の多い道路沿いだけに目を引きそうです。ちなみにこちらのロゴは…
![店内にあった「お品書き」裏面、お店からのメッセージ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00421970/internal_1679117124552.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「梅の花」のような形のロゴマークは丸を5つ重ねて作りました。様々な丸が重なって一つの形を作り出す。らーめんは沢山の方々の協力があってはじめて完成します。(中略)みんなで「わになる」お店を作っていけたら幸いです。(店内にある「お品書き」裏面、お店からのメッセージより)
ラーメンに関わる沢山の方々が、まさに「輪」になっていることを表しているそうです。そして、その「輪」の中には、未来ある地域の子供達に向けた「子ども食堂」も含まれているとのこと。だからお店の名前は「わになる」。素敵です。
![お店入口付近の様子](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00421970/internal_1679117429152.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
早速入店してみました! 注文は食券機制です。
![食券機](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00421970/internal_1679117536990.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
オープンから間もないこともあり(訪問日は2023年3月15日)、食券機には2人体制であることを知らせてくれる張り紙がありました。
他にも食券機には、この日は注文できない状態でしたが「日替り子どもげんてい※中学生以下0円」という子ども食堂メニューから、「スタッフとのおしゃべり券500円」や「ラーメンのレシピ200,000円」といったユニークなものまでありました。お店の方の優しさとユーモアが食券機にも溢れています。
![店内の様子](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00421970/internal_1679117826267.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
こちらは店内の様子。厨房をL字型に囲むカウンター、白を基調とした和モダンな雰囲気です。
![席に置いてある「お品書き」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00421970/internal_1679118079901.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
席にも「お品書き」が置かれていました。
ちなみに日替りの限定麺(時価)の内容は、日々公式インスタグラムで呟いてくれるとのこと。楽しみです。
![「鶏そば」の麺大盛り](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00421970/internal_1679118299713.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
そして着丼しました! 私が注文したのは「鶏そば」の麺大盛り。貝と煮干しも美味しそうで迷ったんですが、この日はちょっとお肉な気分だったため「鶏そば」を選択。
![「鶏そば」アップ画像](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00421970/internal_1679118449045.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
麺を大盛りでお願いしたところ、この麺のボリューム。どうですか、このスープからはみ出る艶々な麺。
![スープのアップ画像](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00421970/internal_1679118560792.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
まずはスープから一口…。鶏の甘味・まろやかな醤油の塩味・だしのコクが手を繋いで「輪」になっています。ホッとするような滋味深い美味しさ。角のない、優しい味わいです。
![麺のアップ画像](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00421970/internal_1679118705555.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
そして麺はもっちりストレート。しっかりと優しいスープを身にまとって口に飛び込んできてくれます。程よい噛み応え。噛むほどに小麦の味わいが口の中に広がります。
なるほど、滋味深いスープに小麦感ある麺。何となく「ラーメン」という表記ではなく、敢えて「そば」という表記になっている理由がわかったような気がします。まさに美味しい鶏「そば」です。
![チャーシューのアップ画像](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00421970/internal_1679120759122.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
そんな鶏そばに華を添えてくれているのはチャーシュー。豪華に豚と鶏のダブル! 鶏チャーシューはしっとり、豚チャーシューは肉々しい味わい、どちらも甲乙つけがたい美味しさでした。
![ごちそうさまでした!](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00421970/internal_1679120890758.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
大盛り麺をペロリとたいらげ、スープも完飲してのごちそうさまでした!
![お店入口食券機脇のロゴ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00421970/internal_1679120919794.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
最後に撮影と掲載を許可してくださった、代表でだしソムリエの矢口和典さん、店長で管理栄養士の矢口彩佳さん、オープン間もないお忙しいタイミングにありがとうございました!
だしソムリエ・管理栄養士、お二人の技術が詰まった、心と体が暖かくなる「鶏そば」でした。みんなが「わになる」素敵なお店を宮城野区にオープンしていただき、ローカル街歩きライターとしては嬉しい限りです。
皆さんも是非「麺屋わになる」さんの「輪」に入ってみてはいかがでしょうか。以上、現場から長谷川誠がお伝えいたしました。
●麺屋わになる●
〒983-0013 宮城県仙台市宮城野区中野出花西15−1 ネオハイツ中野栄 106