史上有数のユニークな髭が登場。これは「シナモン・ロール髭」!?
昨年の日米野球で、ジョン・ブレビア(セントルイス・カーディナルス)は、髭をお下げ髪のようにしていた。
9月14日にマイク・ファイヤーズ(オークランド・アスレティックス)が披露した髭は、それに勝るとも劣らない(個人的には、こちらが上だと思う)。アスレティックスのツイートに従えば、「シナモン・ロール髭」といったところだ。
前回の登板で、ファイヤーズは1回裏に3本のホームランを打たれ、2回表にも2本を追加され、この回は無死のままマウンドを降りた。このKOが、シナモン・ロール髭のきっかけとなったのかもしれない。かつて、アスレティックスに「マスターシュ・ギャング」がいたこととは、関係なさそうだ。
シナモン・ロール髭のファイヤーズは、初回を3人で終えた。先頭打者にヒットを打たれたものの、次の打者を併殺打に仕留めた。2回裏も、最初の2人を続けて討ち取った。髭の効果かどうかはさておき、ここまでは上々だった。
けれども、ヒット、ボーク、暴投、ホームランで2点を取られ、次の打者を四球で歩かせたところで、ファイヤーズは降板した。被本塁打の前(打席の途中)に続いて、監督とトレーナーがマウンドへ。腕に異変が起きていた。
前の登板と違い、チームは逆転勝利を収めたが、MLB.comのアリソン・フーターによると、ファイヤーズは試合後に髭を剃ってしまったという。
今のところ、故障者リストには入っておらず、予定どおりであれば、次はどんな髭なのかわからないが、9月21日に登板する。