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朝7時から開いてる!入園無料の日本庭園「甘泉園公園」はつつじ咲き艶やか

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こんにちは、「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、早稲田にある「甘泉園公園(かんせんえんこうえん)」へ行ってきました。

甘泉園公園があるのは、東京メトロ東西線「早稲田駅」より徒歩7分、都電荒川線「面影橋駅」より徒歩1分の場所です。

甘泉園公園は入園無料!朝7時からオープン

正門
正門

甘泉園公園は、新宿区で唯一の回遊式庭園です。回遊式庭園とは、園内に園路がもうけられ、ぐるっと回遊しながら鑑賞できる庭園のこと。庭園の湧き水が、お茶に適していたことから「甘泉園」と名付けられたそうです。

江戸時代には徳川御三家のひとつである尾張徳川家の領地で、その後、初代清水家の江戸下屋敷に。明治以降は、中村藩主の相馬家の庭園として整備されたのち、昭和にはいり早稲田大学が譲り受け、東京都への売却をへて、1969年(昭和44年)に新宿区の区立公園となりました。

すぐ隣には「水稲荷神社」がありますが、もともとは神社の境内も「甘泉園」だったそう。

甘泉園公園は入園無料で利用でき、なんと朝7時から開園。東京観光で朝の時間を持てあましている時や、朝の時間を緑のなかで気持ちよく過ごしたい時にも利用できます。

甘泉園公園の見どころ

甘泉園公園の園内図
甘泉園公園の園内図

甘泉園公園の面積14,235平方メートル。近くには、同じ池泉回遊式庭園であり、無料で入園できる「肥後細川庭園」もありますが、肥後細川庭園は18,500平方メートルです。

赤もみじ
赤もみじ

正門を入ってすぐ、春ですが赤もみじが出迎えてくれます。手前には「エドヒガン」があるので、桜の咲く季節は、ここで桜が見られるでしょう。

下池に沿って木道があります
下池に沿って木道があります

甘泉園公園には「下池」と「上池」がありますが、正門から入ってすぐの場所にある池は「下池」。池に沿うように木道が整備されています。

園内ではいろいろな場所でツツジを見ることができますが、下池でもツツジを見ることができました。

飛び石
飛び石

「下池」と「上池」のあいだには飛び石があり、向こう側へ渡ることができます。

黒い鯉が泳いでいます
黒い鯉が泳いでいます

写真ではわかりづらいですが、鯉も泳いでいます。また、撮影はしませんでしたが、亀の姿も見ることができました。

石橋
石橋

「上池」には風情のある石橋が架けられています。ここで記念撮影をするのもよさそうです。

高台から撮影
高台から撮影

園内には高台もあり、「上池」周辺を見晴らすことができます。

つつじのトンネル
つつじのトンネル

高台の下には、うっかりすると見落としてしまう「つつじのトンネル」がありました。ここは足元が少々危険なので、必ず歩きやすい靴で歩きましょう。

四阿(あずまや)
四阿(あずまや)

比較的大きめの「四阿(あずまや)」もあります。

左側に小さな灯籠があります
左側に小さな灯籠があります

見えづらいですが、上池に小さな灯籠があるのがわかります。つつじの名所としては名前があがることはありませんが、名所と言ってもいいのではないか、というぐらい、園内ではつつじが楽しめます。

環状4号線の方にある出入り口へ向かう階段が、つつじで彩られています。

甘泉園公園をのんびり散歩しよう

甘泉園公園をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。近くに早稲田大学があり賑やかな中、「甘泉園公園」は緑が多く静かで、とても癒されます。

四阿や、数ヵ所ベンチもあり、ゆっくりと過ごすのもいいでしょう。

5月初旬の「甘泉園公園」は赤や濃いピンクをしたツツジで彩られ艶やかですが、夏にはあじさい、秋には紅葉、そして冬には雪吊りと、四季折々の風景で楽しませてくれるようですので、また違った季節に足を運んでみたいと思います。

甘泉園公園
住所:東京都新宿区西早稲田3-5
電話番号:03-5273-3914
開園時間:3~10月:午前7時~午後7時/11~2月:午前7時~午後5時
アクセス:東京メトロ東西線「早稲田駅」より徒歩7分/都電荒川線「面影橋」より徒歩1分
公式サイト(外部リンク)

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