自信が持てない人へ。デール・カーネギーの名言「最悪のシナリオを…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はデール・カーネギーの名言をご紹介します。デール・カーネギー(1888~1955年)は『人を動かす』などの作品で知られるアメリカの作家です。
今回は自信が持てない人に届けたいデール・カーネギーの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
自信が持てない人へ。デール・カーネギーの名言「最悪のシナリオを…」英語&和訳(偉人の言葉)
「1. 起こりうる最悪のシナリオを考える。2. その最悪のシナリオを受け入れる覚悟を固める。3. 落ち着いて、その最悪のシナリオの改善に取り組む」
デール・カーネギー(アメリカの作家)
ピンチはチャンス。ピンチでは最悪のシナリオを受け入れることが大切。
例えば検査で病気が見つかったと。医者は「このままだとあと1年の命です」と。その状況での最悪のシナリオというのは1年後に死ぬことですよね。それを受け入れる。
「自分は1年後に死ぬのだ」と、その覚悟を固める。そうすると失うものがなくなりますよね。たとえ本当に1年後に死んだとしてもそれを受け入れてしまっていればそこで失うものは何もない。怖いものがなくなる。
私は中学1年から不登校・引きこもりになったのですね。それから10年家に引きこもっていたのですがその時は学校に行きたいのに行けない、外に出たいのに出られない、仕事がしたいのにできない。つらい時期だったのですね。
ただ、その経験も無駄にはなっていないなと。多少苦しいことがあっても「あのときよりはマシだよな」と、そう思える。あの経験を乗り越えることができたのだから、これから先災難に見舞われることがあったとしても何とかなるだろうと。
どん底を経験すると失うものがなくなるのですよね。怖いものがなくなる。
最悪のシナリオを受け入れるということは、どん底を経験するということなのではないかなと。そこでは怖いものがなくなる。冷静になれる。
自信が持てない人へ。「人生」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はデール・カーネギーの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『デール・カーネギーの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、デール・カーネギーの名言を10句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「人生・生きがい」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「人生」や「生きがい」に関する世界の偉人たちの名言を60句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「人生」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない」
セーレン・キルケゴール(デンマークの哲学者)
「生きる意味とは、自分に与えられた才能を見つけること。生きる目的とは、その才能を他人に分け与えること」
パブロ・ピカソ(スペインの芸術家)
「人生はすべて実験である。実験の数は多ければ多いほど良い」
ラルフ・ワルド・エマーソン(アメリカの思想家)
お読みいただき、ありがとうございました!