Yahoo!ニュース

「食費の少ない人」はあえて買わない!実は節約にならない”3つの食品”

あき/家計管理アドバイザー家計管理アドバイザー

日頃から「食費の少ない人」はどのような買い物を心がけているのでしょう。

今回は、家計管理アドバイザーから見た「食費が少ない人があえて買わない食品」を紹介します。「食費の少ない人の節約術」が気になる人は、参考にしてみてくださいね。

1:値引きシールのついた「野菜」

「食費の少ない人」は、普段から”値引きシール”のついた野菜を購入しているに違いない、と考える人は意外と多いものです。

しかし、実際には「食費の少ない人」が”値引きシール”のついた野菜を購入することは少ないものです。

なぜなら、「野菜はできるだけ鮮度の良いものを購入し、使いまわしたい」と考える人が多いからです。大袋入りの新鮮な野菜を購入し、いたまないうちに様々な献立に利用して使い切ることで食費の節約につなげます。

反対に、1度の消費で使い切れる肉などは、値引きシールが貼ってあると積極的に購入する人が多いですよ。

2:特売になっている「菓子類」

特売になっている菓子類は、いつもよりお得な価格になっていることから、一度に複数を買い置きする人もいますよね。

しかし、「食費の少ない人」は、いくら特売になっていても、菓子類を予定外に買い込むことはしない人の方が多いのです。

なぜなら、菓子類は、肉や魚などと違い、食卓に必ずなくては困るものとはいえないからです。いくら特売でも、食べ過ぎてしまえば無駄づかいにつながります。無駄づかいになりそうな食材は、安値でも買いすぎないように心がけているのですね。

3:使い慣れない「食材」

「たまには、普段と違う食材を取り入れたい」と、普段はあまり使わない食材の購入に挑戦したくなる気持ちもわかります。そのような食材が特売になっていると、つい購入したくなってしまいますよね。

しかし、そのような使いなれない食材は、せっかく購入しても、最後まで使い切れず、結局無駄になってしまうことも多いのではないでしょうか。

「食費の少ない人」は、このような使い切れない食材の無駄づかいを嫌う傾向があります。できるだけ、普段からよく使う食材を購入し、どのように調理するか迷う食材を避けることで食材の無駄を省こうとする人が多いですよ。

目新しい食材に挑戦するとしても、まずは少量から。使い切れる自信がついてから特売の大袋入りを購入するなど、小さな冒険から始める傾向があります。

まとめ

「食費の少ない人」は、使い切れない食品や、食べすぎにつながる食品は、いくら安値でも”あえて買わない”という選択をする人が多く見られます。

「必要最小限の食品」を余すことなく活用することで、”いつも食費が安い”をキープすることにつながるのですね。

家計管理アドバイザー

家計簿・家計管理アドバイザー。東京都在住。子供3人の5人家族の主婦。家計簿歴20年以上。主婦業、家計簿、家計管理、ポイ活などが専門。テレビ出演や雑誌などへの掲載多数。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」「ズボラ家計簿」練習帖(講談社)など。

あき/家計管理アドバイザーの最近の記事