やめて正解!「食費の少ない人」があえてやめた”3つの節約術”
「食費がいつも少ない人」は、自分なりの食費の節約術がある人が多いもの。なかには、かつてはやっていたけど、今はやめたという節約術もありますよ。
今回は、家計管理アドバイザーから見た「食費の少ない人」がやめて正解だった節約術を紹介します。「食費の少ない人」が”あえて”やめている節約術を知りたい人は、参考にしてみてくださいね。
1:激安スーパーに行く
食費を抑えるコツのひとつに「激安スーパーに行く」というものがあります。特別に安値のスーパーを選んで通えば、確かに食費は安くなりそうですよね。
しかし、「食費がいつも少ない人」の中には、ごく近所に激安スーパーがある場合を除き、あえて激安スーパーに行くことをやめる人も多く見られます。
なぜなら、激安スーパーにいくと、つい「あれも安いこれも安い」とかえって買いすぎてしまうから。いくら安いとはいえ、買いすぎてしまえば、ムダな食材も増え、結果として節約にはならないですよね。
かわりに、激安とまでは言えないまでも、近所のスーパーの中で比較的安値のお店を選んで通うなど、安定的な食費を維持できるお店を選んでいる人が多く見られますよ。
2:食材を冷凍しない
安い時に食材をまとめ買いしておき、冷凍しておくという節約術が流行したこともありますが、最近はあえてやめる人も多く見られます。
なぜなら、上手においしく食材を冷凍したり解凍したりするにはある程度のテクニックがいるため、節約できる金額に対し、かえって時間や手間がかかると考える人が増えているからです。いくら多少の節約になっても、その分時間や手間がかかるなら、忙しい人にとっては負担にしかならないですよね。
かわりに、こまめに買い物をし、食材がいたまないうちに使い切る人が増えています。いつまでも冷凍しっぱなしの食材が多い人は、使い切れない食材が多くなりがちですから、節約しているつもりで節約にならないこともありますよ。
3:週末の作り置き
週末におかずを作り置きしておき、平日は作り置きしたおかずで済ませるという節約術も、最近は減少傾向にあります。
なぜなら、週末の作り置きを維持するためには、意外に時間と手間がかかるからです。時間と手間をかけて週末の作り置きをすれば、多少の調理時間の節約による光熱費の削減や、買い物の回数の減少による無駄づかいの削減につながる可能性があります。しかし、作り置きをするために、週末はどこにも出かけられなくなるなど、かえって別のストレスを引き起こすこともあります。
忙しい人の多い最近では、週末はゆっくりしたい人も多く、あえて週末にキッチンに立つことが難しい人も増えています。かわりに、作り置きをするなら、平日の調理のついでに多めに作って翌日のおかずにも回すなど、ついでの作り置きをする人が増えていますよ。
まとめ
かつて流行した食費の節約術でも、最近はあえてやめている人が多い節約術もありますよ。
多少の食費の節約になっても、時間や手間が増える食費の節約術にはストレスを感じる人も増えていますので、あわないと思う節約術は「あえてやめる」のも選択肢のひとつです。