旅行歴500泊、関東圏の穴場ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな！です。

年末年始の９連休も終わり、月曜から仕事始めで憂鬱という方も多いと思います。

旅行の穴場＝特異日

でも、土曜休みの方なら、週末には11～13日の３連休が控えています（13日は成人の日）。

それなら11～13日に、温泉旅行、あるいは近場へのお出かけの予定を組んでみようか、という方もいらっしゃるかも知れません。

しかし、もし可能なら14～17日をからめて、旅の計画を練るのがおすすめです（13日宿泊も含む）。

旅や移動の熱が高まった連休のあとは、旅行客が極端に少ない「特異日」となりやすいと筆者は考えているからです。

多くの人が年末年始に帰省や旅行、初詣を済ませ、さらに11～13日にも連休がある。すると人の心理として、14～17日は、旅行のプランが組まれにくい日と言えます。

大混雑するはずの「さわやか　御殿場インター店」

筆者は、ＧＷ明けの週に、静岡県の超人気ハンバーグチェーン・さわやかを訪ねたことがあります。

特に人気の高い「御殿場インター店」でしたが、駐車場は余裕あり。

１時間は並ぶつもりでしたが、待ち時間はまさかの５分。

あまりにすいており、店長さんと雑談ができたほどです。

旅館の空室数を見てみると

データも見てみます。上のカレンダーで、13日泊、20日泊を比べると、１日だけとはいえ祝日が絡み、日が近い13日泊の方が、旅館やホテルの空室は少ないはずです。

まず熱海温泉を調査。なんと、祝日が絡み混むはずの13日泊の方が、空室ありの旅館・ホテル数は多く出ています。

※５日夕方現在、２名１室のプランに空きがある施設数となります。

同様に箱根温泉を調べても、混むはずの13日泊は159の空室あり施設、20日泊は141の空室ありの施設でした。これは、連休後に旅のプランが組まれにくいことを表していそうです。

有馬温泉でも、混むはずの日が、特異日となり空室ありの施設数が多い結果でした。

これをくり返し、全国の旅館やホテルについて、ビジネス需要が多い都府県（※）を除いて調べると、

・13日泊　空室あり施設9800
・20日泊　空室あり施設9402

となり、祝日が１日含まれ休みが取りやすい13日泊の方が、旅館やホテルに余裕があることが分かります。14～16日泊なら、なおさら余裕があると想像できます。

※茨城、東京、埼玉、（観光地を除く）神奈川、愛知、岐阜、三重、大阪、福岡は、ビジネス需要が高く、もともと祝日の空室が多いため除外した。

観光地に余裕があると、ランチの待ち時間が少なかったり、良い席が取れたり、旅館では、温泉大浴場を独占できたりと、満足度がアップします。直前割のプランが登場することもあります。

14～17日に休みが取れる方が対象となってはしまいますが、もしこれから旅行を計画されるようなら、連休後の特異日（おおむね連休明けから金曜日まで）を活用してみてください。

もちろん、今後の旅行（今年の特異日は２月25日～、５月７日～、７月22日～など）にも生かせます。

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