【神戸市】世界パラ会場で体験 レバー操作だけで運転できる快適さでわかったこと
世界パラ陸上会場に展示中のNEO Steer(ネオステア)
世界パラ陸上の会場である神戸総合運動公園ユニバー記念競技場では協賛スポンサーのブースが出展。そのひとつであるトヨタは、ハンドルのレバー操作だけで運転ができるNEO Steer(ネオステア)システムを搭載した自動車を展示。
ブースの中には、NEO Steer(ネオステア)での運転を体験できるシュミレーターが準備されています。ドライブゲームのように画面に表示されたロードに沿って運転感覚を試すことができます。
NEO Steerの運転操作は、ハンドル右側に付けられたレバーで行います。アクセルは親指でレバーを押せば車がスタート。アクセルと同じで深く押し込むことで加速します。
ブレーキをかけるにはレバーを握ります。この二つのレバー操作だけでシュミレーターを動かせます。
操作の説明を簡単に受けて、ゲームシュミレーターで実際に試してみました。最初はアクセルレバーでスピードを上げる感覚などは戸惑いもありましたが、すぐに慣れてきて画面に表示されるロードに沿って走らせることができました。NEO Steerは、アクセルを踏めない車いすユーザーにはもちろん画期的なシステムでしょうが一般ユーザーにとっても車の運転で足元がフリーになるのは快適度合いが高くなるということを実感しました。状況によっては足元の自由度が高い運転席が必要なドライバーも少なくないことに気がつきます。
NEO Steerを搭載した車が展示されていて、シュミレーター体験した後に実物を見学してみました。ステアリング部分だけですべてを操作するのでボタン類が多くなりますが、足元はまったくのフリースペースとなっています。
これからの車の運転は、アクセルペダルとNEO Steerのようなハンドルだけでの操作の二択になってもいいかもしれないと感じました。
世界パラ陸上が開催されているユニバー記念競技場の正面にトヨタのブースが出展中。
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