【神戸市】この橋の下をヨーロッパにつながる夢の列車が走っていた「灘のタカバシ」
2024年5月11日に神戸~大阪鉄道開業150周年を迎えましたが、かつてヨーロッパに向かう人たちを乗せた列車が通った橋がいまでも神戸にあります。
欧州航路の乗客を乗せたポートトレインが通った橋
明治40年にこの場所に敷かれた臨港線には、神戸港から欧州航路の乗客を乗せた列車も運行されました。その列車が通った線路跡に残る橋が「灘のタカバシ」と呼ばれる橋です。この看板の裏には公園があり展示用の線路も敷かれていますが、この写真にはちょうど葉が覆っていて写っていません。
橋とは言っても数メートルほどの短い陸橋で、この橋の下に線路があったと言われないとわからないような状態です。
その橋の下は整備されていて立ち入りは出来ない状態。反対側は公園になっています。
公園の反対側は駐車場になっていますが、その伸びた通路に線路があった雰囲気を感じ取ることができます。この直線に線路があり、神戸港に向けてポートトレインが走りました。そして港から船に乗り換えて欧州に向けて旅立ちました。
灘のタカバシ
神戸市灘区岩屋北町3丁目4
灘駅 徒歩4分
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