深夜から早朝にかけて賑わいをみせる博多の豚骨ラーメン店〈福岡の地元民を魅了するディープな魅力とは？〉

ラーメンアンテナ｜福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

8/29(木) 22:34

福岡県福岡市中央区清川。2015年、福岡市の中心街「天神」からもさほど遠くない場所に創業し、まもなく10周年を迎える〈ラーメンしんたろう〉。営業開始時間は以前の18時30分から20時と後倒しの時間に変更されたものの早朝の6時まで開いているという営業スタイルは今も変わらずのまま。特に真夜中から朝にかけてのディープな時間帯に地元民の多くが集う深夜型のお店は6時まで開いているという安心感とアットホーム的な雰囲気で好評。さらにまろやかでコクのある豚骨100%の美味しいラーメンをいただけるという“知る人ぞ知る”人気の豚骨ラーメン店は、今も変わらず「朝6時までとんこつ営業中」だ。

夜早い時間帯は居酒屋感覚で楽しめる

現在の営業開始の時間は、朝まで営業しているお店としては比較的早めの20時。ゆっくりと寛ぎながら早めの時間を楽しむのもおすすめ。

仕事終わりにカウンター席で一人、軽く1杯お酒を飲みながら「焼ぎょうざ」や「おでん」をつまむのよし、グループで訪れ、2つあるテーブル席の一角に仲間とともに座り、ボリュームのある「チャーハン」や「おつまみチャーシュー」をみんなで突くのもよし。

そしてシメに「豚骨ラーメン」を啜るという至福のひと時を堪能する。そんな感じで気持ちに余裕を持って食事を楽しめるのでぜひお試しを。

真夜中からディープ時間の福岡を楽しむ

お客さんが集中するのは遅い時間だからという〈ラーメンしんたろう〉。閉店時間が早朝の6時のため時間を気にせず朝まで安心して過ごせるというのが大きな理由だ。また深夜遅くまでお仕事をされている多くの方にとっては貴重な「深夜のオアシス」。朝に近づけば近づくほど賑わいをみせ朝方にもかかわらず店外に待ちの列ができることもめずらしくないお店。ちなみにオーダーストップは朝5時30分。稀にラーメンのスープや食材切れで早仕舞いすることもあるのでご注意を。

純豚骨のラーメンを朝ラーとして楽しむ

以前は真夜中に飲んだ後のシメに酔っ払った状態で訪れることが多かった。それから数年後、開店直後の早い時間にラーメン居酒屋のように1軒目から利用するようになる。さらに最近は早朝の朝ラーメンのお店として利用することが多くなった。この日は休日の朝4時頃。食材切れもあり得るのでオーダーストップの1時間半ほど前に到着。あいにくの雨だったため近隣の有料駐車場に車を停めて訪問した。

店内は天候の悪さも影響してなのか先客はテーブル席とカウンターが半分ほど埋まる状況。カウンター席の一番奥に空席を見つけ、そちらにそっと着席。顔見知りのお店の方と挨拶を交わし注文は（いつもは生ビールかハイボールだけど）ソフトドリンクのコーラと「ラーメン」に「煮たまご」をトッピングする選択し、麺の硬さは「カタ」にした。

待つこと少々、配膳された一杯は100%の純粋豚骨の美味しいスープで、時間が経つにつれ、表面に脂の層が膜のように張る濃厚な一杯と思いきや、コクや旨みは最大限感じられるのにすっきりとした口当たりでゴクゴクと飲めてしまう不思議なスープ。麺は、やや平らな細ストレート麺で、スープとの相性も抜群にいい。

深夜から早朝のリアルな魅力があふれる

深夜から朝までのお仕事だったり、残業で遅くなったり、連日の猛暑などで体を酷使していたり。そんな中でホッとひと息つきたい気分の時に一杯引っ掛けながらラーメンで軽く腹ごしらえする。深夜から早朝にかけてのいろんなシーンに対応できる心のオアシス〈ラーメンしんたろう〉。さまざまな人間模様が交差する福岡のリアルとディープ実体験できる博多の豚骨ラーメン店をぜひご体感ください。