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【犬のしつけ】おやつってしつけに必要?

最初に結論

「おやつを使わずにトレーニングします」

「おやつはたくさん使います」

いろんなトレーニング方法がありますがその子に合っていればなんでも正解!

だと思います。

私はおやつを積極的に使いますが今回は使うメリットや注意点をお話しします。

メリット①成功確率が大幅アップ

「デキたら後でほめてあげるよ!」

と言っても伝わりません。

でもおやつがあり、うまく誘導できれば目的が目の前にあるので成功率がアップします。

成功したらほめることができます!

ほめるには成功が必要。

成功にはおやつが有効。

ほめる機会を増やす為におやつを使います。

メリット②食べる楽しさアップ

「タダ飯美味しくない!」

たまに私が発する名言(?)です笑。

わんこはタダでごはんがもらえるより

〈労働のあとの食事を好む〉

と言われています。

トレーニングをしながらあげることで食べることがより楽しくなります。

Q:「おやつで太りそうなのが心配」

必ず「おやつ」を使わないといけないわけではありません。

おやつの代わりに いつもの食事から前借りすれば摂取量は増えませんよね。

また、一回にあげるおやつの量が大きすぎるケースがとても多いです。

米粒大くらいの量でも良いんです◎

Q : 「おやつがあるからやっただけ」

「デキたのはおやつがあったから」

「だから実力じゃない」

こんな風に否定的に考える方がいます。

感じ方は人それぞれですのでどう思ってもそれを否定しませんが、私なら

「おやつのおかげでデキた」

と考えます。

特に苦手なことなどがおやつがあることで克服できたのならこんなにありがたいことはないです。

Q:「おやつがないとやらない」

一番気をつけないといけないのはコレだと思います。

おやつがないとやらない、もしくは おやつがないとできなくなる、のはおやつに頼りすぎ、ほめが伝わってないからこその結果です。

最初の目的はおやつで良いと思います。

でも結果的にたくさんほめてもらえた!

と感じない限り、目的はおやつのまま。

おやつはあくまできっかけで使います。

おやつ使う?使わない?

食事って必ずあげるものです。

それをトレーニングでのコミュニケーションとしてあげることは「はい、3時のおやつ」 とあげるよりとても価値のあることだと思います。

でもおやつだけが目的にならないようにその子が正しく受け止めてくれるほめ方を探していく必要があります。

おやつを使うのは基本賛成!でも、あくまできっかけ。

使った先も見据えましょう!

《叱らずほめる!愛犬の育て方》教えます! 愛玩動物看護師の国家資格を持つ、犬猫育てのトレーナーです。 動物病院での経験10年以上、犬猫育てスクールを立ち上げて5年目のプロが〈しつけ〉〈食事〉〈お手入れ〉などわんにゃんとのさらに楽しく、仲良しな生活をサポート! フォロワー1万人以上のInstagramでも情報配信中。

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